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【山本雄史の野党ウオッチ】年4回の「懲罰動議」新記録 維新・足立康史議員の言動は何が問題になったのか
産經新聞:2016.12.12 01:00更新
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(全文は掲載元でどうぞ)
今年だけで計4回も懲罰動議を出されるという憲政史上類例のない「新記録」を樹立した議員がいる。
その過激な発言から「維新のトランプ」の異名を持つ日本維新の会の足立康史衆院議員(51)だ。
懲罰動議はいずれも民進党などが提出しており、野党議員が野党から懲罰を求められるという異例のケースでもある。
足立氏の言動は一体何が問題となったのか。
「民進党はあほでバカでどうしようもない政党」「民進党はウソつき」「最大の違憲集団こそ民進党」…。
足立氏はツイッターや国会質問などで民進党を鋭く批判していることで知られる。
特に国会審議をめぐる民進党の「抵抗」には我慢ならない様子で、委員会室でプラカードを掲げたパフォーマンスを行ったり、強行的な採決を「身体」で阻止しようとしたりすることに関しては「55年体制の亡霊」などと繰り返し切り捨てている。
最近では12月6日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法案の衆院本会議採決で、民進党が党方針を決めきれないまま退席したことについて、
「民進党に国会の議席は不要」とブログに書き込んだ。
当然、言われた側の民進党は頭にくる。
足立氏のこれまでの言動について、党幹部は「絶対に許さない」と断言し、足立氏が審議に立った総務委員会のメンバーは「誹謗中傷の極致だ。嫌がらせを超えている」と指摘する。
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足立氏に今年最初の懲罰動議が出されたのは2月。
当時の民主、維新両党が、2月24日の衆院予算委員会公聴会での足立氏(当時はおおさか維新の会所属)の「暴言」を理由に提出した。
足立氏は公聴会で、公述人として招かれた弁護士の郷原信郎氏に
「郷原さんは専門家ではなく政治家、政治屋だ。予算委の場で売名行為をされたことについて批判する」と発言したのだ。
郷原氏は民主、維新両党の推薦で公聴会に出ていた。
足立氏の発言に委員会室は騒然となり、当時の竹下亘衆院予算委員長(自民)は翌25日の予算委理事会で、自民党の予算委メンバーを通じて足立氏を厳重注意した。
しかし、これで終わる足立氏ではなかった。
2度目の懲罰動議は4月。
足立氏は4月7日の衆院総務委員会で、民進党の安全保障関連法の対応などをめぐり
「安保法廃止法案が対案だと胸を張っているのは、あほじゃないか」
「こんな政党は国会の恥だ。あほ、ばか、どうしようもない」などと批判した。
民進党は翌8日に懲罰動議を提出したが、足立氏はの言動はさらに過激さを増していく。
4月21日の衆院総務委員会では
「民進党は(熊本地震の対応で)足を引っ張っている。ふざけるなよ、お前らホンマに」などと述べ、遠山清彦委員長(公明)から再三注意を受けた。
翌22日、民進党は3度目となる足立氏への懲罰動議を衆院に提出した。
(以下省略)
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あだち・やすし
昭和40年生まれ。京都大学大学院、米コロンビア大学大学院修了後、通商産業省(現・経済産業省)入省。
大臣官房参事官(商務情報政策局担当)、ジェトロ(日本貿易振興機構)ベルギー・ブリュッセル駐在などを経て、平成23年に退官。
24年の衆院選で大阪9区から日本維新の会公認で初当選。現在、2期目。
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