【政治】田中角栄 スピーチ上手の極意 誰1人“のけ者”にしない心配り [10/19]at SEIJINEWSPLUS
【政治】田中角栄 スピーチ上手の極意 誰1人“のけ者”にしない心配り [10/19] - 暇つぶし2ch1:紅あずま ★@\(^o^)/
16/10/20 08:23:56.69 CAP_USER9.net
【田中角栄 不敗の世渡り力】スピーチ上手の極意 誰1人“のけ者”にしない心配り
・小林吉弥(政治記者)
夕刊フジ(ZAKZAK):2016.10.19
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
 スピーチ上手の極意を教える。
話が終わった後、みんなが「ああ今日あの人の話を聞けてよかった」と思わせることだ。
それが真の雄弁。
 「どうですか、みなさん。学校の先生がデモで道をジグザグに歩いておって、子供だけに『真っすぐ歩きなさい』なんて、これ聞くもんじゃないねぇ。
(先生が)校長の言うことは聞かない、校長が首をくくるところまで追い込む。
それで『労働者でござぁーい』とくる。
そんなバカなことが許されますか。教育は民族悠久の生命なのであります!」
 「東京では小中学校を週休2日制にしてはどうかとやっている。
私は反対だ。夏か冬にまとめて休ませた方がいい。
都会の狭い鳥かごみたいな家に、大きなお父さんが土日もゴロゴロしてたら、おっかさんはたまったもんじゃないねぇ(笑)。
子供にまでまとわりつかれたら、おっかさんは生きていられない(爆笑)」
 「子供は毎日教え込まないとダメなんです。
サーカスの動物だって、1日ムチをやらないと、一から出直しどころか、訓練そのものがパーになっちまう。
子供も週に2日もブラブラしてたら、元に戻ってしまう。教育とは、そういうもんじゃないですか、みなさん!
 田中角栄のスピーチ、演説は「角栄節」と言われ、田中人気を支えた魅力の1つであった。
 絶妙の「間」の取り方、比喩、例え話をふんだんに織り交ぜて笑いを誘いつつ、突然、トーンを変えて数字の速射砲を浴びせかけて、聞き手の目を覚まさせる。
数字の裏付けは、何より強力な説得力になるのである。
 時に「情」を盛り込んでシンミリさせ、急にドデカイ「夢」を投げ込んでくる。
そのまま結びはビシッと押さえる。
まさに緩急自在、換骨奪胎能力の高さを示している。
冒頭のスピーチは、そのほんの一例である。
 田中はスピーチ上手への極意を、次のように語ったことがある。
 「私のスピーチ、演説は、会場に田舎のジイサン、バアサン、学生、会社の経営者など、誰が聞いても分かるようにできている。
何人いても、1人ひとりと対話ができる。
聞き手との一体感が成立しているから、みんなが『ああ今日、田中の話を聞けてよかった』となる。
誰1人“のけ者”にはしないということだ。これを真の雄弁と言うんじゃないか」
 「たいそうな話をするが、どうも心を打つものがないヤツがいる。
自分を売り込むことばかりで、聞き手の気持ちが眼中にない。一言でいえば浮ついている。
もっと頭を使ったらどうだ」
 ビジネス社会でも、人前でのスピーチを求められることが少なくない。
会場の誰も“のけ者”にしない、一体感構築への心配り。心したい。 (敬称略)

 ■小林吉弥(こばやし・きちや) 1941年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。
永田町取材46年のベテラン政治評論家。
著書に『田中角栄 心をつかむ3分間スピーチ』(ビジネス社)、『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)など多数。

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