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- 暇つぶし2ch2:lえ方には、どこで生まれたかを基準にする「出生地主義」と、誰の子かを基準にする「血統主義」の2通りがある。 前者の代表は米国やカナダで、後者の代表は日本やドイツだ。  「日本人夫婦に米国内で子供が誕生した場合、その子供には米国籍も与えられる。また、日本人とドイツ人の男女に子供が生まれたら、子供は両国の国籍を持つことになる。さらに、イランやアフガニスタン、サウジアラビアの男性と日本人女性が結婚すると、男性の国籍を自動的に与えられる」  日本の国籍法では、二重国籍になった場合、一定期間内にどちらかの国籍を選ばなければならない。 期限までに国籍を選択しない場合は、法相が書面による催告をしてから1カ月以内に日本国籍を選択しなければ「日本国籍を剥奪できる」と規定している。  ところが、この規定が守られていないという。 つまり、いつまでも国籍を選択しない者が多いにもかかわらず、法相による催告・国籍剥奪は、一度たりとも行使されたことがない。  山脇弁護士は「二重国籍者は推定で40万~50万人いるとみられる。しかも、年々増加傾向にある。当然だが、出生などにより人が二重国籍となったこと自体は何ら責められるべきものではない。しかし、国家の制度として二重国籍を容認することには問題がある」と語る。  では、二重国籍を認めることの何が問題なのか。  まず、複数のパスポートを持てるため、犯罪や脱税などに悪用することも可能だ。 日本と、日本と利害が対立する国で選挙権を持つ二重国籍者の場合、日本の利益ではなく、もう1つの国の利益のために日本で投票をすることが可能になる。 本来、選挙権は、日本と運命をともにする者にのみ与えられるべきものだ。  「二重国籍者が海外でテロに巻き込まれた場合、日本と、もう1つの国のどちらも『自国民』という扱いになるため、どちらが救出するのかという、外交上の問題になりかねない」  意図的に二重国籍を装う、「偽装日本人」の問題も深刻だ。 >>2-3あたりに続く




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