25/01/28 08:36:01.32 O5nKv40Ya.net
>>223
以前お伺いした時はお答えいただけませんでしたが、そのスーパーファミコンにベクトル型プロセッサが組み込まれていたという話のソースについてお示しいただけますか?
ちなみに、あなたの言うインテルのCPUですが SSE/AVX/AMX 等の行列演算向けの拡張を持つことでベクトル型の一種と見做されることもあるのはご存じですか?
(あくまでも拡張で基本は仰る通りスカラ型ですが)
ステップについてですが、最初の画像を用意するところはSFCも同じです(SFCとは格納先が違うだけ)、回転パラメーターの指定についてはSFCは1つ、MCDはライン毎にパラメーターを与える点が違いますが、この計算は誤差程度しか影響はありません
(何故ラインごとに異なるパラメーターを与えることが出来るのかというと2軸回転に対応するためです、マリオカートのような奥行を持った回転を行う場合SFCの場合は割り込みをつかってライン毎にソフトウェアでパラメーターを変化させる必要があります(割り込みは結構重い処理なのでHDMAも使えるのかもしれませんが、いずれにしても後にソフトウェア処理が必要なことは同じ)
MCDの場合は事前にパラメーターをセットしているわけで、行ごとのパラメーターの変化が事前か、事後であるかだけの差です
とは言え、ここは簡略指定モードもあってもよかったという気はしますが、いずれにしてもこのせいで遅くなるというのはよっぽどの場合でなければありません
ボトルネックとなっているのは映像の生成速度ではなく、映像をVDP内蔵のロジックでリアルタイムに生成するのではなく別に生成してVRAMに転送するという構成そのものです
この場合描画速度はVRAMへの転送速度に律速されるのでMD内蔵のVRAMへの書き込み速度がMCDの方式で全画面を1/60で動かせるだけの帯域に不足していたという事が最も影響が大きいのです(これも何度も説明受けていましたよね?)
実際の映像を作成するプロセス自体はスーパーファミコンとそう違うものではありません(が、そちらは全て内部処理ですので、VRAMへの転送というボトルネックはありません)