24/10/02 19:38:37.60 xjssWboX0.net
>>201
1980年代に見られた表記の揺れ
「ウィーザードリィ」: 「ウィー」の部分で母音を長くする表記が一部で使われていた可能性がありますが、現在では違和感のある表記です。
「ウィザードリー」: 英語の "ry" の部分を「リー」と表記することで、語尾を英語のまま伸ばす発音に近づけようとした例。これも見かけられましたが、後に「リィ」が一般的になります。
「ウイザードリィ」「ウイザードリー」: 「ウィ」の表記が一般化する前に「ウイ」を使うケースがありました。特に当時、英語の「w」をカタカナ化するときに「ウィ」と「ウイ」の使い分けが揺れていたことが背景にあります。
当時の状況
1980年代は、ゲームが日本に移植される過程でのローカライズにまだ統一性が欠けていた時期であり、特に発音や表記において異なるバリエーションが生まれることがありました。例えば、当時のビデオや雑誌、攻略本などでは「ウィザードリィ」以外の表記や発音も存在していたのは、単に翻訳やカタカナ英語の標準化が完全ではなかったためです。
結論
1980年代には「ウィザードリィ」という表記が現在のように一般的になる前に、揺らぎがあったことは事実です。そのため、**「ウィザードリィ」**が最終的に標準となったものの、当時は「ウィーザードリィ」「ウィザードリー」「ウイザードリィ」などの表記も一部で使用されていたことが確認できます。