24/04/30 18:55:19.23 .net
これだっけ
「めげそうになるたびにね、主流というものに敵愾心を抱いてね
コンチクショウと思ってやってきたですね。たとえばね、水木さんの
『ゲゲゲの鬼太郎』が受けたとなると、すぐにそれを負かそうと
『どろろ』を描いてみたりね、『ドクタースランプ』が当たれば
ギャグ物をやってみるとか、『ドラえもん』がいいとなれば
じゃあ幼年物を手がけてみようとかね、闘争心をかきたててきたんですよ」
「ただね、いまなにを描くかということが問題でね、
『キン肉マン』みたいなものがウケるからといって、便乗するのは負けですよ
自分の描きたいものとコマーシャリズムとは一致しないですからね」
(一億人の手塚治虫 430)