19/07/30 16:46:14.82 tqHLox/E0.net
>「源氏は今まで召し使っていた男女をはじめ、家のこと全部を西の対(=紫の上)へ任せることにした。
>私領の荘園、牧場、そのほか所有権のあるものの証券も皆夫人の手もとへ置いて行くのであった。
>なおそのほかに物資の蓄蔵されてある幾つの倉庫、納殿おさめどのなどのことも、
>信用する少納言の乳母めのとを上にして何人かの家司をそれにつけて、
>夫人の物としてある財産の管理上の事務を取らせることに計らったのである。
この部分、直訳だと紫の上に証券類を預けて少納言の乳母とともに管理を任せただけだね
源氏は世間からはこっそり出て行ったわけだし名義変更の届けはしてないはず
これだと源氏が帰ってきた時点でもう紫の上の管理責任は解除って感じだし公的な所有は結局源氏のままじゃないのかな
どのみち紫の上はこの後死ぬまで源氏から離れられないわけだから個人資産も何も意味無いけど