19/07/27 14:01:06.40 GVLAKCJo0.net
財力とか無視して単に身分の上下でいったら源氏の女人の中では末摘花が一応一番身分が高いのかな?
零落してる家とはいえ一応宮家の正妻腹の娘だし
そんな末摘花より明石のほうが扱い上
484:愛蔵版名無しさん
19/07/27 14:03:26.28 GVLAKCJo0.net
あ、ごめん女三の宮が降嫁してくる前の話ね
485:愛蔵版名無しさん
19/07/27 15:15:07.38 L0YG9Zrz0.net
桐壺帝は六条さんをないがしろにしてはいけないと源氏を咎めていたし
結局のところは、貴族の社会の中で影響のある人と事を荒立ててはいけないんだろうね
486:愛蔵版名無しさん
19/07/27 15:25:24.08 1mbCJ8kg0.net
桐壺帝は桐壺更衣を寵愛してた頃、弘徽殿の女御をないがしろにしていたんですけどね
だけど弘徽殿女御は女としての愛はうけれなかったけど母としての栄光は手にしてるし勝ち組ではある
姪の新弘徽殿女御は中宮争いで秋好に敗れるも、それでも10才上の秋好より自分のほうが女として愛されてると自負していただろうし
途中まで姫宮とはいえ冷泉の唯一のお子を産んだのも自分だったからまだ幸せだったろうけど年取ってから若く美しい大君に陛下を取られたのは悲惨この上ないと思う
源氏も夕霧も年取ってからそれまで自分を愛し尽くしてくれた妻を裏切ったってのは共通してるんだけど、紫は正妻の座から落とされたとはいえ一番愛されてる妻の座という面で見たらむしろ不動の地位を築いたし
夕霧も落葉のことは好きになっちゃったけどちゃんと雲居も大切な妻だからと半々通いして世間にアピールしてる
でも冷泉は完全に大君に心変わりしちゃってるからね、雲居のように私は鬼になりました!と詰ったり浮気した夫が許せないから子供たち連れて実家帰るわみたいなストレートな怒り方できない分、どんどん心に闇が溜まっていくと思う
六条のように生き霊化してもおかしくない
487:愛蔵版名無しさん
19/07/27 16:20:11.08 2UFInVxr0.net
>>445
あまり物語では語られないけど、冷泉皇子誕生は
当時の政界に衝撃のビッグニュースだっただろう
カリスマ聖帝だった冷泉にいまだに心を寄せる政治家もいるだろうから
今上明石中宮にこの世代の孫が一向に出来ない状況下、
有力政治家が皇子を担いで次東宮擁立を画策したら今上明石皇統もやばい
冷泉皇子誕生は今上明石中宮には脅威、
早く男孫が欲しいと焦らせただろう
匂宮若君誕生で今上中宮夫妻が歓喜しているのは
これで冷泉系に皇統を奪われず安定的に今上明石皇統を継いで行けるからでもあるね
匂宮に若君ができる切っ掛けは、薫に八宮一家を紹介した冷泉自身からという皮肉
結局明石系が勝ち組になる話だから
488:愛蔵版名無しさん
19/07/27 16:35:31.99 2UFInVxr0.net
>>451
八宮と大君が遺言で薫に中の君の後見を頼んだから律儀な薫はしっかり後見しているよ
中の君の子についても、抱き上げて、
大君と結婚したらこんな子が生まれるはずだった、
自分の子供のように思って見守りたいとか言ってる
489:愛蔵版名無しさん
19/07/27 16:37:51.41 L0YG9Zrz0.net
>>459
明石が勝ち組になるしかないのは、冷泉の皇統は無いという紫式部の構想縛りがありそう
冷泉自身は自分が不義の子だって知ってから、担ぎ出す臣下がいても乗らないでしょ
そして、臣下も夕霧一人勝ちというこれまた縛りがあるから、他に担ぎ出せる有力な臣下がいない
490:愛蔵版名無しさん
19/07/27 16:39:54.31 WpC4RvxEM.net
冷泉は院だから子供が出来ても継承権はないよ
というか登場してないだけで明石中宮の子でない皇子がいてもおかしくないから警戒するならそっち
491:愛蔵版名無しさん
19/07/27 18:05:25.48 mKvqZ3Xk0.net
今上は5人も皇子がいる
この先身分高い女御から皇子が産まれる可能性大だし
桐壺帝並みに皇子がふえるでしょうし
冷泉院の大君腹の若君は脅威にはならないと思う
前にも書いたけれど、脅威になるなら玉鬘大君腹の内親王?じゃない
今上に入内したらば藤壺女院再びの可能性も
492:愛蔵版名無しさん
19/07/27 21:11:06.35 w5khFgx20.net
>>453
夫の愛に早々に見切りつけてる分紫より割り切って幸せになれそう
でも匂宮は晩年は「やはりこの方がわたしの紫の上だ」とかいって落ち着きそう
493:愛蔵版名無しさん
19/07/28 07:20:45.15 WaimJfdl0.net
>>464
匂宮はあてにならない気もする
もっと年若い姫を若紫のように育て、この方こそ私の紫!なんて思っても不思議でない
若君のおかげで、中君は紫の上よりも断然安定しているのはいいよね
494:愛蔵版名無しさん
19/07/28 07:40:24.76 uHe7Wy070.net
中の君を二条院に連れてきたからここの女房どもは匂宮との付き合いのほうが長いだろうに
浮舟を探してる時、女房たちが中の君と結託して全員、匂宮にすっとぼけの塩対応だったのが草
これが源氏だったら(紫様に頼まれてるから行方を言うわけにはいかないけれど、それにしても殿がこんなに必死に探してるのに嘘をつくのも心苦しいわ)
と気が咎める女房の一人二人くらいはいると思う
495:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:15:48.54 +j+vPZ770.net
匂宮って物語終盤頃には世間にバカボンがばれてやや人望失ってそうに見える
溺愛されてるって言われた頃から物語の終わりまで十年以上経ってるから
世間からも両親からも溺愛される美少年から痛い中年のオジン扱いになってても無理はないけどね
薫はまだ仮面の下を見せてないかなって印象
496:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:21:46.85 uHe7Wy070.net
作中でロクな行いしてないから過小評価されがちだけど、あいつ言われてるほどバカボンでもないと思う
ちょっとした手がかりをきっかけに浮舟の行方を見事突き止めたくだりはどこの名探偵だよ?てばかりに頭脳キレキレだったし
その頭脳明晰ぶりを政治力に発揮したら案外名君になれるかもくらいには思っている
497:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:29:44.57 +j+vPZ770.net
設定上も当然頭はいいんだろうけど
あの時代の(今もだけど)皇族や帝に名探偵的有能は求められてないからなあ
求められるのは昼夜両方の人間関係を捌くバランス感覚
そういう意味では後宮を乱しまくった桐壺帝は君主失格レベルだったかと
498:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:35:35.96 uHe7Wy070.net
溺愛されたのが逆に悪かったのかねえ?
匂宮の全盛期は実は幼少時代で紫の死の前後あたりはほんと可愛らしかった
幼いながらも紫から託された自然を大切に扱う姿は意気消沈してた源氏のわずかながらにも心の慰めになってたと思うし
499:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:41:56.89 +j+vPZ770.net
あの時代の理想の上位皇族は蛍じゃないかな
右大臣の婿だし朱雀と源氏に次ぐ第三皇子だしで
宇治八宮じゃなくて蛍が冷泉の当て馬に祭り上げられてもおかしくなかったポジションだよね
でもおかしな野心を出さずに源氏を決して見捨てず
当代一の風流人として両方の兄と良好な関係を続けられた
500:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:44:57.62 Fnhe1SJjd.net
私がいなくなっても思い出してくれますか?と紫に言われて「宮は御所の父上よりも母宮よりもお祖母様が好きなのにいなくなったら機嫌が悪くなっちゃうよ」って涙ぐむんだっけ
可愛かったのにねぇ
501:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:46:51.00 +j+vPZ770.net
本当にあの可愛さどこいった…
子供の頃にあった愛嬌とか一途さとか…
502:愛蔵版名無しさん
19/07/28 10:28:43.09 Hfjz40J30.net
紫の上が生きてたら匂宮ももう少しマシに成長してたかもね
お祖母様が悲しむから軽薄な事は止めようとか多少はありえそう
匂宮が紫の上の息子だったらどっちも幸せだったかも
503:愛蔵版名無しさん
19/07/28 12:15:04.96 RUBQ74T+0.net
>>465
>若君のおかげで、中君は紫の上よりも断然安定しているのはいいよね
その後若君以外にも皇孫男子が生まれたとしても最初の皇孫だし、明石系に他に男子が生まれなかったらまして言わずもがな
あさきでも初めてのお子、「しかも男の子」って言われてたしそういう意味では中の君は運が強い
皇位から離れたとしても息子が入れは、薫が控えてる女三宮のように老後は安泰だし
そもそも匂宮に心理的に頼りきってないのが子供を生んだことでますます心理的に強くなる
504:愛蔵版名無しさん
19/07/28 13:14:26.78 gzIfWkw50.net
薫にチラッチラッしたら援助してくれそうだし
息子の出世も取り計らってくれそう
505:愛蔵版名無しさん
19/07/28 13:23:25.30 bEs6ig+s0.net
>>466
源氏の頃の二条院の女房は源氏のお手付きも多いし、雇用主は源氏だから
紫上への遠慮だの心が咎めるだのはなさそうだけどねぇ
ちょっとした塩対応はしてもいざとなれば源氏の味方だよ
506:愛蔵版名無しさん
19/07/28 13:24:55.58 g+7KQPij0.net
薫も自分の子が出来たら状況変わるよ
頭中将だって可愛がってた甥の夕霧が雲居雁と通じてたってしって一時期対立したし
507:愛蔵版名無しさん
19/07/28 16:18:31.37 2W2yCfEU0.net
>>461
夕霧は宇治では負け縛りだよ
夕霧の娘たちは三人の皇子と結婚させても誰も子を生まないのだから
源氏明石の娘が入内するとすぐ皇子を生んだのとは対照的
明石一族以外の源氏の子孫は冷泉も夕霧も宇治では負け組
508:愛蔵版名無しさん
19/07/28 16:44:30.89 2W2yCfEU0.net
>>469
桐壺帝は名君だよ
後宮を乱したのは悪辣な弘徽殿右大臣勢力を抑えるための政争の一環
桐壺帝の弘徽殿右大臣勢力と戦う勇気や政治力のおかげで
桐壺、冷泉の聖代が実現した
509:愛蔵版名無しさん
19/07/28 16:56:24.84 tUvuEtINM.net
>>480
冷泉が即位して天変地異が起きたけど?
510:愛蔵版名無しさん
19/07/28 17:39:09.58 +j+vPZ770.net
何か、違うあさき読んでる人が居る気がするなあ
桐壺帝の御代で右大臣一家ってそこまで躍起になって排除する必要があるほど悪行してたっけ?
夕霧はまだまだ長生きすることが決まってるし
匂宮も薫も夕霧の手のひらの上から出れる見込みはなさそうだよ
特に薫は冷泉が崩御したらちょっと立場が悪くなるフラグが立ってると思う
511:愛蔵版名無しさん
19/07/28 17:39:55.24 uHe7Wy070.net
>>477
宇治編の二条院も匂宮のお手つきなんか多いし雇用主は匂宮ですがな
ただ祖父の源氏が女の面倒を最後まで見たのにたいして匂宮は飽きたら姉宮の女房にポイだからねえ
せっかく優秀なの雇っても匂宮がちょっかい出して最終的には転職するから古参たちは困ったもんだと思ってたと思う
あと源氏は須磨流しになったとき二条院の名義を紫にしてるから一応雇用主は紫
宮中や他所の女の元に遊びに行ける源氏と違って屋敷は紫が管理してるから殿も大好きだけど紫様も尊敬してるからという理由で紫に頼まれたら味方しそうだと思う
512:愛蔵版名無しさん
19/07/28 17:42:43.94 uHe7Wy070.net
>>482
右大臣一家の悪行てせいぜい左大臣や源氏一派をないがしろにしたくらいかな、宮中の大事な役職を自分の一族で固めてたから評判悪かった
あと薰は冷泉いなくなっても女二宮を妻にして今上の婿になってるから二宮をないがしろにしない限り安泰じゃないかな
513:愛蔵版名無しさん
19/07/28 17:45:25.99 uHe7Wy070.net
>>482
ああ、あと理由つけて冷泉を廃太子にしようと画策したのは明らかな悪行だと思う
八の宮を東宮にしようとしたのはたぶん後見が弱いけど血筋的には高貴で、温和な彼ならいずれ朧月夜が親王産んだ時、後の生活の保障を与えれば
東宮の地位を返上するとかしてくれそうだと思ったからじゃないかな
514:愛蔵版名無しさん
19/07/28 18:03:13.75 +j+vPZ770.net
>>484
左大臣の正室は桐壺の妹の大宮だし
桐壺帝の時はそれほどでもって感じじゃないかな
朱雀帝の時代の冷遇は、娘(朧月夜)に傷をつけたのに婿にしようと言ってくれてるのに
面倒くさがって断ってる源氏にもそれなりに非がある
そもそも葵だって本来は朱雀の後宮に上がるのが当たり前で右大臣にもそれを望まれてた
515:娘が多いのに自分からは朱雀に女御を出さず葵を后に望んでたし 頭の中将にも娘を差し出してあくまで平和的な融合を望んでた だから実は先に右大臣にけんか売ったのは左大臣側だよ 両家が徹底的に不仲になったのは左大臣が右大臣との友好より目先の利益(源氏を後見して桐壺帝のご機嫌とり)を撰んだ結果でしかない 桐壺帝はどこまでも桐壺更衣のゆかり贔屓
516:愛蔵版名無しさん
19/07/28 18:23:06.18 dtuN34bJ0.net
>>486
それなんだけど葵は朱雀の元に入内するはずだった説、年齢は釣り合ってるし結婚したら意外と上手くいってたような気がするけど
左大臣家はもしかしたら葵を桐壺帝に入内させるために后がねとして育ててたんでわ?て思ったことあったな
藤壺だって桐壺とかなり年が離れてるけど入内したし葵と藤壺、ほとんど同い年みたいなもんだからね
だけど葵より身分が高い藤壺が入内してきたため葵を入内させる目論見は諦め、かといって見透かしたかのように東宮妃に誘われたのが頭きて断ったのかなと
朱雀は源氏と比べたら見劣りする子だったろうし、仲悪い右大臣家の血を濃く引く朱雀より自分の妻の兄である桐壺に嫁がせたかったんじゃないかなと
髭黒だって本当は明石が産んだ東宮のほうが大君と年齢釣り合ってるのにすでに中宮がいる今上に入内させようとしたのはやっぱり帝が甥なので自分の意見通しやすいと思ったんじゃないかな
明石腹の東宮の場合、どうしても母方の親族の影響が強いからすでに夕霧の長女がいるわけだし、だったら帝のほうがいいと思ったんだろう、きっと
517:愛蔵版名無しさん
19/07/28 18:55:41.67 EXkiVF2i0.net
>>487
あさきを語るスレなんで…
518:愛蔵版名無しさん
19/07/28 19:54:18.26 oUkCvBDsM.net
帝との間に子ができれば親王だけど東宮はまだ帝になれるかわからないからじゃないの?
519:愛蔵版名無しさん
19/07/28 20:01:59.82 7NB+yy500.net
>>483
二条院の名義は紫じゃなくて源氏だからw
源氏は須磨に行っている間一時的に二条院に残る
源氏付きの家司や女房の給料支払いのために紫に荘園の権利を預けただけ
(あくまでも名義は源氏のもの、紫は期間限定の代理で管理してただけ)
だいたい二条院が紫のものだったなら
匂宮だって二条院を中の君所有に名義変更してプレゼントしてないとおかしい
匂宮にとって中の君こそが紫の立ち位置にいる妻なのだから
520:愛蔵版名無しさん
19/07/28 20:10:59.66 Hfjz40J30.net
朱雀がもう弘徽殿の第一皇子で春宮なのに桐壺帝に葵を入内させるメリットあるかね?
外戚として皇子を産ませたい腹積もりなら入内は後ろ楯の強い弘徽殿が皇子産む前じゃないと
どっちかと言うと亡くなった前坊(六条さんの夫)への入内予定だったんじゃないかな
521:愛蔵版名無しさん
19/07/28 20:27:01.85 7NB+yy500.net
前坊は傍系(桐壺帝の弟の系統)だし六条が先に入内して寵愛を得ている
桐壺帝も前坊も葵が結婚適齢期になる前に他の妃が入内している
葵は1歳差の朱雀になら真っ先に入内して最初の妃になることができたはずだから
どう考えても朱雀の妃候補
右大臣家は朱雀の妃にしてもよかったはずの四の君を入内させず
左大臣家の嫡男頭中将の正室に差し出した
代わりに左大臣家の葵を朱雀の妃に要求
右大臣家も末娘の六の君では結婚適齢期になるのに時間がかかり源氏が手を出すし
四の君辺りなら年齢的にも源氏がまだ子供のうちに朱雀に差し出すことができたはずなのに
522:愛蔵版名無しさん
19/07/28 21:38:09.30 dtuN34bJ0.net
>>490
家屋敷は女子が本来相続するもので二条院はそもそも母の桐壺更衣の里屋敷だったけどそれを源氏が相続して須磨流しをきっかけに紫に所有変更させた
久しぶりに我が家に戻ってみたら立派に管理されてるので紫が立派な女主人に成長してたって事だから源氏はとても感動した
二条院が紫のじゃなかったら
523:死ぬ前に匂宮に私が死んだらここに住んで梅を眺めてくださいねなんて言うのもおかしい 花散里だって源氏死後に自分名義にしてくれた東の院に移った あと源氏と匂宮は違うから、源氏は自分に尽くす女人に財産を生前から与えるなど気前がよかったけど匂宮は自分の屋敷に引き取ってやっただけでも かつての光源氏のような事をやってやっていると思い込むタチだから
524:愛蔵版名無しさん
19/07/28 22:12:25.84 WaimJfdl0.net
>>493
匂宮は細かいところにまで気が回らなそうだからね
気が回る薫の援助も中君へのスケべな下心があり不安定
中君の美しい容姿は永遠じゃないし、実際もう結構な年齢だよね
実家も頼れる親族も財産も無い中
現時点では匂宮の若君を産んだ唯一の女性として中宮からも認めてもらっているけれど
この先身分高く若い姫君が匂宮の子を産んだら、かなり惨めだよね
子供の不遇な扱いを含めて、紫の上以上の苦悩を背負う可能性だってある
一方で国母に化ける可能性もゼロではない
こういう様々な展開があり得るところも物語とはいえリアルで面白い
525:愛蔵版名無しさん
19/07/28 22:14:31.55 2W2yCfEU0.net
>>482
弘徽殿や右大臣の性格の悪さが世間に知られていることは原文にあるし
あさきの桐壺院が「心無い者に朝廷を牛耳られないように」と遺言を残しているのは
弘徽殿右大臣派に牛耳られるなということ
あと、当時は帝や皇子と結婚させた娘たちがまったく子供を生まないことは
政治家として負け組フラグ
526:愛蔵版名無しさん
19/07/28 22:42:41.71 g+7KQPij0.net
その右大臣の血を継ぐ薫が源氏の地位を継いで栄えるという
527:愛蔵版名無しさん
19/07/29 00:01:17.47 j6hTnJ/J0.net
>>495
右大臣家が頼みの綱と送り込んだ朧月夜にはとうとう子供は生まれなかったもんね
入内前に源氏と噂があったため女御じゃなく尚侍として出仕、それでも折りをみて女御にするつもりだったのに
源氏との不倫が公になってこれで女御→中宮ルートは絶望になった、まだ子供さえ産めてたらワンチャンあったんだけど、これも天罰なのかね
本当は家の栄えを重視するんなら右大臣がそうしたかったように源氏との不倫を公にするべきじゃなかったけど、そこらへん弘徽殿の太后はやはり女で判断狂ったんだねえ
朧月夜は可愛い妹だけど大切な息子の愛を裏切った存在でもあるから可愛さ余って憎さ100倍になったんだろうけど最終的には源氏を一時左遷させても
再び都に戻って勝ち組たる人生を歩んだので本当に誤った判断だった
528:愛蔵版名無しさん
19/07/29 00:50:56.67 XXsZtKL90.net
女三宮は右大臣家から放たれた刺客かもね。
仏の加護もこればかりは効かなかったか
529:愛蔵版名無しさん
19/07/29 09:55:15.15 +uacqRxn0.net
>>493
原文でもあさきでも二条院の所有は紫に移っていないよ
だいたい六条院ができるまでは桐壺更衣から相続した土地に建てた二条院こそが源氏の本邸で
紫はそのうちの西の対に妻(側室)として住んでいただけ
原作では紫は匂宮に私が死んだ後も二条院の梅を訪ねてきてくださいねとは言っているが
二条院は紫が源氏から貰った紫が好きにしていい家だから匂宮にあげるわとは言っていない
源氏が死んだあとで源氏の遺産を分配したのは嫡男の夕霧であって
(夕霧は薫が源氏の実子でないことを知っているためか薫には分配していない
薫は女三宮とともに朱雀院から相続した三条宮に移っている)
紫は源氏の遺産の相続に口出しなどしていない
花散里も源氏から二条東院を貰っていない
だいたい二条東院には末摘花や空蝉が亡くなるまで住んでいる
530:愛蔵版名無しさん
19/07/29 10:36:54.48 9bNZ994p0.net
>>499
正しいのは493だと思うよ
二条院はもともと桐壺の更衣の母の住んでいた場所で更衣の実家で祖母亡きあと光源氏が譲り受けた
そこに若紫を迎えて西の対に住まわせ光源氏は東の対に住んだ
須磨に流された時に、都に残す紫の上に二条院を含む多くの財産を贈ったんだよ
(光源氏がいかに紫の上を信頼し愛しているかを示すエピソードだよね)
紫の上が亡き後は二条院は明石中宮に引き継がれ、匂宮が住むのね
その後、匂宮は光源氏に倣って中の君を西の対に迎えたの
531:愛蔵版名無しさん
19/07/29 11:07:37.58 9bNZ994p0.net
付け加えると、須磨に流される際に、二条院の東の対に仕えていた光源氏のお手付き女房
全員紫の上を主人として仕えさせた
左大臣家にいる夕霧に関しては、乳母達が光源氏不在中に恥をかかないように生活必需品や衣服を贈り
花散里にも同様に衣食住に困ることが無いように様々な品を贈った
そんな中‥末摘花ちゃんは‥
532:愛蔵版名無しさん
19/07/29 11:26:06.48 +uacqRxn0.net
>>500
源氏が紫に二条院と財産を譲り紫所有に名義を書き換えた
と言う箇所を抜き出してくれる?
六条院たてるまでの源氏は家なき子で紫名義人の二条院に居候してたって?
晩年紫は二条院へ移るのにも出家するのにも源氏の許可が必要だった
自分の財産があったなら源氏と離婚して二条院売り払って
どっかの尼寺でも買えたでしょうにそんな金なかったし
533:愛蔵版名無しさん
19/07/29 12:18:43.65 a2iwQaEF0.net
「それほどまでに紫の上さまを」って少納言が涙ぐんでるシーンなかったっけ
534:愛蔵版名無しさん
19/07/29 13:37:00.93 9bNZ994p0.net
>>499
>花散里も源氏から二条東院を貰っていない
花散里は源氏没後に二条東院を伝領しているよ(42帖匂宮)
>>502
ネットから原文引っ張ってきたけれど‥
「さぶらふ人びとよりはじめよろづのことみな西の対(=紫の上)に聞こえわたしたまふ
領じたまふ御荘御牧よりはじめて さるべき所々券などみなたてまつり(=あげる)置きたまふ
それよりほかの 御倉町納殿などいふことまで 少納言をはかばかしきものに見置きたまへれば
親しき家司ども具してしろしめすべきさまどものたまひ預く」(12帖須磨より)
上記から、私は紫の上が源氏から二条院と財産を譲り受けたと考えたのだけれど
明石から光源氏が戻って来た後に所有権がどうなったかは知らない
でも光源氏は自分名義に変えるようなケチなことはしないと思うけれど
535:愛蔵版名無しさん
19/07/29 13:41:15.85 9bNZ994p0.net
源氏から主要な財産を譲られたことは(管理であったとしても)
紫の上が光源氏から正妻として格上げされた瞬間だわね
536:愛蔵版名無しさん
19/07/29 13:44:08.90 osSn9Dz80.net
名義を須磨から帰還した後変えたかどうかは断定できない類では
荘園収入や財産諸々の権利も紫名義にしてたからそれは全部源氏名義に戻しただろうし
二条院の名義も源氏が帰った時にその他の権利とまとめて戻してたと個人的には思うけど
二条院だけ紫名義で残す可能性も無くはないかな程度で
紫の出家は独断で出家したいんじゃ無くて源氏の理解をちゃんと得て出家したい気持ちがあって
それで理解が得られないままだから失望したんだと思ってたよ
二条院が紫の財産でも源氏の理解無いまま勝手に売って出家なんてするタイプじゃないと思う
537:愛蔵版名無しさん
19/07/29 15:24:37.57 Jm9wUN7A0.net
二条院を売るっていっても紫の上は外出出来ないし家司は源氏が主人だし
売る手続きをしてくれる男手が無いから源氏を通さなければ紫の上は何も出来ないんだよ
正に籠の中の鳥状態
538:愛蔵版名無しさん
19/07/29 17:49:29.64 agmntl/j0.net
あの時代は、何をするにも男手が必要だよね
須磨配流の時は源氏名義のままだと合法的に召し上げられかねな�
539:「のと、紫に同行する腹心の家司の妻子の面倒を見てもらう必要もあったからだと思われる 源氏が紫につけた家司は、紫がなに不自由なく都で暮すためには働いてくれるけど 源氏の意向に逆らって出家するためには誰も動いてはくれないよ 紫が屋敷を勝手に脱出してどこか山寺に駆け込もうとしてもすぐにつれもどされる 女三宮は財産があるから出家できたのではなく朱雀の意向には源氏でも逆らえなかったんだよ
540:愛蔵版名無しさん
19/07/29 18:00:41.14 99bkpj/P0.net
>>507
二条院は源氏を通さず紫から直接匂宮に渡されたし
紫が腹心の優秀な女房や部下に実務を命じればいいだけだろう
須磨明石時代は紫と紫が統率する部下たちで家屋敷を管理したんだし
六条も六条&優秀な部下たちで風流に暮らしていた
女主人がしっかりしていれば大丈夫
541:愛蔵版名無しさん
19/07/29 18:19:49.52 99bkpj/P0.net
>506
源氏を嫌いになったわけではないし
孤独な源氏を憐れむ思いも持っていた紫には
出家強行して源氏を絶望の底に突き落すなんてことは出来ないからなあ
542:愛蔵版名無しさん
19/07/29 18:48:26.22 Sd0tAmND0.net
>>500
>>499が正しいと思うよ
当時の名義とか概念は今とちがうけど、「(紫の)上がご支配できるように」
ってのはあくまで源氏が京にいない間、もし源氏が死んだとしてもってことだろうし
>>502の前半のように帰って来て住んでる二条院やその他荘園を紫ハート名義のままにしてるとは思えない
そもそも源氏の力あってこそだし、まして紫の性格上、何の意味もないと思う
紫のものだった二条院を匂宮が相続したというより、匂宮に訪ねて欲しいと話してた紫の遺志を汲んでそうしたと思う
そもそも女子相続なのに、夫人はやや薄いのに、まして紫は源氏より早く死んでるしね
543:愛蔵版名無しさん
19/07/29 19:16:56.48 j6hTnJ/J0.net
>>499
あさきでははっきり名義変更したと言ってるでけど原作ではそこらへん曖昧で証券類を紫に託したと書いてるね
だけどそのちょっと後に信用できる数名の使用人に女主人紫の事務補助を頼んでるから源氏としては帰れない可能性高かったし紫に上げたものとしてると思う
そもそもこの時代、名義変更は実は意味なくて重要な権利書の元本押えりゃよかったからね
大黒柱や頼れる後見人亡くしたので心ない使用人に財産や権利書を持ち逃げされ路頭に迷うお姫様とか少なくなかったからね
怪しい代筆屋もいたろうし、たとえ盗んだことがバレバレな権利書でも質の悪い下級役人がゴロゴロいた時代だもの、賄賂さえ与えればすんなり盗品を自分のものにできる
源氏は自分の財産を紫に託したことである意味紫を試しているからね、これが性格悪くなくても頼りない姫君だったら旦那がいない不安な状況に耐えかねて財産持ったまま別の男と再婚しててもおかしくなかったんだよ
でも源氏が数年ぶりに戻ったら屋敷も荘園も想像以上に管理されて源氏はあらためて自分が育てた妻が立派な女主人になってるのを実感して大変誇らしく思った
あと都に戻った源氏が財産名義を自分に戻すてそれこそ考えられないから、誰よりも信頼できる紫という伴侶がいるのに自分に名義を戻す意味がない
源氏は都に戻って東宮の後見を任されこれからどんどん出世するからそれに比例して財産もどんどん増えていくことが約束されている
政治家としての実務もあるのに膨大な財産管理を源氏一人でやるには負担が大きすぎる、源氏も紫も自然と人の尊敬を集めれるカリスマ性があるから
他の貴族達の家より質の高い信頼できる使用人が多いけど、それでも魔が差すことはあるからね、髭黒を手引きした女房だっていたくらいだし、使用人は信用できない前提がある以上、紫という心から信頼できる伴侶を持ったことは源氏のなにより�
544:フ財産なのだよ
545:愛蔵版名無しさん
19/07/29 19:23:34.21 j6hTnJ/J0.net
>>502
あと二条院名義問題はともかく二条院の他にも二条東の院という屋敷も源氏は持ってるから家なき子ではない
東の院は故桐壺帝が桐壺更衣を愛おしく思うあまり手に入れた屋敷で桐壺院が亡きあと源氏が相続した(だから二条院と東の院は近所なのだ)
東の院は最初花散里を西の対に、北の対は中を細かく仕切って末摘花、空蝉、その他源氏と縁のあった女人の部屋がそれぞれあって東の対に明石を住まわせる予定だったんだけど
明石んちは屋敷を用意してもらわなくても自前で屋敷を用意できるくらい財産持ちなので住むことなかった
東の院で一番の女主人という身分が与えられていた花散里が東の院を相続するのは妥当
源氏は二条院を紫に与えたという気持ちだったろうし紫は殿から託された財産でいわば二人の共有財産て気持ちがあったと思う
紫は実子もいないしいずれは源氏の子孫にお返しする家て感覚だったろうからだからなんでも源氏似許可もらってたし勝手に売り払うとかの発想は無かった
546:愛蔵版名無しさん
19/07/29 19:39:20.29 ASKalyRi0.net
>>500
たぶん二条院は明石中宮がいったん引き継いだんじゃなくてそのままストレートに匂宮が相続したと思う
明石中宮にとっては二条院で暮らしてた時期はあまりにも幼すぎて正直あまり覚えてなく明石の姫が実家と思っているのは六条院の春の町だろうからね
明石中宮は実母の明石がついてるため紫や源氏から特に財産など相続されなくても経済的に恵まれてる状況、中宮だし財産なんて勝手に増えていく運命
だからこそ源氏も養女格の秋好や玉鬘に余裕を持って惜しげもなく財産を分配できた
547:愛蔵版名無しさん
19/07/29 20:29:27.84 0rsjgx0p0.net
でも源氏の方で紫上を理解する気はこれっぽっちもないわけで……
いや本人は良き理解者のつもりかもしれんけど
「女はお前のママンじゃないんだぞ?」と見てて思うんだよね
女君の欠点を論うあたりなんてマザコン男がママン相手にやるやつだよ
548:愛蔵版名無しさん
19/07/29 20:54:10.54 a2iwQaEF0.net
三宮に出家を強行されたのはザマァだったね
549:愛蔵版名無しさん
19/07/29 21:27:26.50 3RHzX1QzH.net
>>512
名義とという概念があったかどうか謎だけど、普通帰ってきたら源氏に戻すと思うよ
荘園の取り立てとかトラブルも荘園主の名前でやるから、直接源氏の名前にした方が押しもきくし、話も早い
あと、「紫の上が立派に管理」って具体的に何してたんだろう?
この時代、女性は漢字も読めないし、男性、特に身分低い家臣の男性と直接話すこともできないし、当然計算も出来ないよね?
管理って具体的にどういうことしてたんだろう?
550:愛蔵版名無しさん
19/07/29 21:29:26.71 3RHzX1QzH.net
>>513
東の院の北の対が末詰花って、二条東の院の北の方(正妻格)ってこと?
まさか‥‥
551:愛蔵版名無しさん
19/07/29 21:37:19.52 ASKalyRi0.net
>>517
家屋敷、荘園などの財産は普通は女子相続が一般で女性名義のモノが多かったのに男の名義じゃないと都合悪いてことはないよ
あと紫、六条、明石、藤壺は教養高いので世間の評判高かった。彼女らは時の読み書きできるどころか筆跡も素晴らしいですよ、物語文学にも詳しいし
特に紫なんて朱雀院のお返しの手紙を送った時にその手紙の筆跡と文章が素晴らしかったので、こんな優れた方がいるのでは女三の宮が比較されて可哀想だとまでうならせてるし
>>518
違うよ、普通の貴族の家は北の対に住む方が正妻てのが多いんだけど東の院は源氏と縁のあった女人たちを住まわせるための屋敷で
そのためには北の対が一番面積広くて部屋の割り当てしやすいて理由で一番多くの女人を住まわせたんだろう
末摘花が北の方
552:扱いなら逆に末摘花以外の女人を北の対に住まわせない
553:愛蔵版名無しさん
19/07/29 21:47:22.56 ASKalyRi0.net
>>517
あと漢字も読めないとかよっぽど下々の者でないかぎりありえない
当時の貴族たちは文のやりとりとか和歌のおくりあいとかしょっちゅうしてた
恋い慕う相手に文をおくったり家族や夫婦の間柄でも文のやりとりが一般的なのに、当時の令嬢たちは物語の世界に憧れて
メタ意見だけど特に源氏物語は大人気だった
まだ幼い明石の姫ですら実母にあたる方に年始の手紙を書いたりしてたのに
554:愛蔵版名無しさん
19/07/29 22:09:14.03 wy1YsN7/0.net
清少納言がもっとも誉めていた役職が典侍
尚侍が摂関家の姫君の為の役職なので、中流貴族の女性たちの最上位の知的職業が典侍だった
だから源典侍は一見痛々しい行動が多いけど憎めない愛嬌あるおばあちゃんの印象だけど、その実はすごい才媛なんですよ
555:愛蔵版名無しさん
19/07/29 22:18:48.43 eW2aTu1cd.net
>>620
漢文は男文字、仮名は女文字といって紫式部の時代は女性は漢文の知識ある人は少なかったのでは?
紫式部が清少納言のこと「漢文できると知識をひけらかしてるけど間違えだらけだしw」とこき下ろしてた
女性で漢文の知識があるってよっぽどのことだったと思うけど
紫式部も本当は知識あるのに一の漢字も読めませんて振舞ってたんでしょう
しかし性格悪いよね紫式部(嫌いではない)
556:愛蔵版名無しさん
19/07/29 22:37:16.02 osSn9Dz80.net
最高の女君にしようと男の源氏が育てた紫の上だから
男のための漢詩漢文は教えて無いと思う
落窪物語にあったけど当時はそれなりの血縁関係で権利書さえ持ってれば土地の所有者と認められてたっぽいね
公的機関には権利の譲渡・移動を控えとして記録していたらしいからそれが名義って事になるのかな
557:愛蔵版名無しさん
19/07/29 23:26:38.88 agmntl/j0.net
>>522
漢文は中国語
平安貴族の手紙は漢字を用いた日本語
全く別物だよ…
アイヌ語って「カムイ」みたいにカタカナ表記するけど日本語じゃなくてカムイはアイヌ語でしょ
これと同じだよ
アイヌ語は文字がないから日本語の文字を借りて表記する
昔は日本語も独自の文字がなかったから、はじめは中国語の文字を使って日本語を表記してたの
558:愛蔵版名無しさん
19/07/30 07:04:19.33 bLqSb6kQ0.net
>>514
二条院は紫から明石中宮に伝領され源氏没後に匂宮が住んだんだよ
559:愛蔵版名無しさん
19/07/30 07:22:51.81 bLqSb6kQ0.net
>>522
清少納言は陽気でリア充パリピタイプ
主人の定子も陽気で機知に富み、そのサロンには風流人の貴公子達が集った
定子の両親と兄弟も美形揃いで煌びやかで絵になる一家
一条天皇は定子とその家族が醸し出す陽気で華やかな空間に心躍らせた
一方紫式部は地味で根暗な文学少女タイプ
主人の彰子も地味で控えめで真面目(でも聡明で性格よく悩み多い夫一条天皇の良き理解者でもあった)
定子亡き後は周囲に比較され「定子様のサロンは素晴らしかったのに‥」と陰口言われていた
正反対の2人、紫式部は実は清少納言に嫉妬して悪口書いたとの解釈もあるのね
私も紫式部嫌いじゃないw
560:愛蔵版名無しさん
19/07/30 07:36:18.23 BVsk8bKBd.net
>>522
そうだよ
それで当時の男は漢文も仮名文字も両方読み書きできたけど、女は仮名文字しか読み書き出来ないのがほとんど
なんかこの>>520って自分の思い込みに頑なすぎる
561:愛蔵版名無しさん
19/07/30 07:40:17.71 QaCK04iU0.net
>>524
ちょっと認識が違う気がする
当時の公文書や男性貴族の日記は漢文体
女性の書き文字や女性宛のプライベートの手紙はかな文字の和文
かな文字は漢字のくずし字だけど漢字を使ってる&読んでるって認識では使ってないから
女性が漢字を読めるっていうのは漢文体の文章が読めるって意味で当時の価値観ではオーバースペックとされていた
やっぱり源氏は紫の上にそこまでは教えてないと思う
562:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:14:24.80 IX7W/S9+0.net
紫の上が自力で学んだ可能性もあるけどね
563:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:14:46.51 kdJtbgvB0.net
>>504
そこの箇所、源氏が紫に二条院も荘園も全財産あげたとは解釈できないけど?
だいたい荘園なんて源氏の政治力を頼みにして荘園領主が源氏に寄進したもの
紫にだったら寄進しないでしょ(別の有力政治家に寄進したほうがよい)
あくまでも須磨に行っている間源氏名義の権利書を一時的に「預けた」
これは二条院に残る源氏の家司たちのための給与支払いをしてやる必要があったためで
紫が好き勝手に消費してよいお金ではない
須磨に言ってる間、二条院の管理をしていたのは源氏の男性家司たちだし
564:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:24:39.83 kdJtbgvB0.net
>>504
あとその文章に続けて源氏は(財産が入っている)蔵は少納言に預けたとかかれてあるけど
紫の乳母である少納言が源氏が蔵(源氏が現物で持っている財産)をもらった解釈してるのかな?
同じ意図で誤釈していると蔵の御物の持ち主は少納言になるよ
だから紫が二条院と荘園の持ち主とするのは適当ではない
565:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:25:35.28 HqcY/GOhd.net
>>526
陽キャ清少納言や美人モテモテ和泉式部をこき下ろし控えめな赤染衛門には好意的ってところが本当イイ性格だよね紫式部
566:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:26:22.90 bLqSb6kQ0.net
>>530
人にものを頼んでおいてお礼もなし‥
どう説明しても、あなたの思い込みで全否定されそうなのでもういいです
567:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:38:59.26 kdJtbgvB0.net
>>533
その箇所のことは当然知っているよ
あなたは「紫にあげたとはっきり書いてある」と自信満々に主張しているので
当然世間に知られていない箇所がある(伝本違い)と思っていたのに
ただのネットの拾い読みでこちらの意図する返答をいただけなかったので
あなたの誤釈を説明してあげたのにお礼もなし
どう説明しても、あなたの思い込みで全否定されそうなのでもういいです
568:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:41:53.28 kdJtbgvB0.net
>>533
あなたが随分一人で連投なさって誤釈を推し進めたので
スレの流れが変わってしまいました
ネットで現代語訳も読めるでしょ
勝手な思い込みはそちらのほうです
569:愛蔵版名無しさん
19/07/30 11:27:56.19 IX7W/S9+0.net
なんでこんな噛みついてんのこの人
570:愛蔵版名無しさん
19/07/30 13:07:32.70 F/zhGA5ip.net
誤訳といいたいのか誤解釈といいたいのかどっちなん(・ω・`)
571:愛蔵版名無しさん
19/07/30 16:46:14.82 tqHLox/E0.net
>「源氏は今まで召し使っていた男女をはじめ、家のこと全部を西の対(=紫の上)へ任せることにした。
>私領の荘園、牧場、そのほか所有権のあるものの証券も皆夫人の手もとへ置いて行くのであった。
>なおそのほかに物資の蓄蔵されてある幾つの倉庫、納殿おさめどのなどのことも、
>信用する少納言の乳母めのとを上にして何人かの家司をそれにつけて、
>夫人の物としてある財産の管理上の事務を取らせることに計らったのである。
この部分、直訳だと紫の上に証券類を預けて少納言の乳母とともに管理を任せただけだね
源氏は世間からはこっそり出て行ったわけだし名義変更の届けはしてないはず
これだと源氏が帰ってきた時点でもう紫の上の管理責任は解除って感じだし公的な所有は結局源氏のままじゃないのかな
どのみち紫の上はこの後死ぬまで源氏から離れられないわけだから個人資産も何も意味無いけど
572:愛蔵版名無しさん
19/07/30 19:33:14.59 Y6CDPGOh0.net
そんなに噛みつくようなことかね
紫の意思によって二条院という財産が匂宮に受け継がれるのは
正編から宇治十帖への橋渡しの象徴として重要だと思うよ
>>528
藤壺が漢籍の素養があると知って源氏はさすが藤壺、と感心していた
紫を藤壺になるように育てたんだから漢籍も教えたのでは
573:愛蔵版名無しさん
19/07/30 20:10:24.32 vbezTGmK0.net
>>538
>お仕えしている女房たちをはじめ、万事、すべて西の対にお頼み申し上げなさる。
ご所領の荘園、牧場をはじめとして、しかるべき領地、証文など、すべて差し上げ置きなさる。
その他の御倉町、納殿などという事まで、少納言を頼りになる者と見込んでいらっしゃるので
腹心の家司たちを付けて、取りしきられるように命じて置きなさる。
渋谷栄一の現代語訳でははっきり差し上げたと書いてるけどなあ、ていうかたいていの訳者はあの場面、紫に贈与したって感じで書いてて
紫には管理だけ任せてるなんて書いてた人、記憶にない、なによりあさきでは名義変更したとはっきり言ってて女房が感動してるしね
源氏としては二条院の主人は紫という認識があるから六条院の造営に踏み切ったんだと思う
>>530
家司の仕事って主に荘園との連絡係って感じで中には細かい事務管理みたいな仕事をしてる人も多かったんだろうけど家の中は女房たちが仕切ってるから
そのトップである奥方次第によって家の雰囲気変わるんだよ
女房もあまり優しくしすぎると怠けたり横柄になる奴とかもいるし、かといって厳しくしすぎると家の評判が悪くなるでさじ加減が大事、紫は優しいけど威厳を持って接してたから女房たちは舐めた態度とらなかった
意外にも葵が女房や使用人に甘い女主人だったんだよね、外見はプライド高そうだけど身重の身だから本当は家の中でゆっくりしたほうがくつろげるだろうに
女房たちが行きたがったからあまり気乗りしない葵祭に行った
妊娠してるから使用人たちを厳しく監督するとかできなかったんだろうけど六条の車に狼藉した家来たちを見過ごしたりと甘く接してる面がある
意外なお人好しの部分が結果命を縮める行為になった
574:愛蔵版名無しさん
19/07/30 20:58:55.20 vbezTGmK0.net
>>538
あと源氏が人妻を犯したり入内が決まってる姫に手を出したり迷惑な行動とってるくせに当時の読者だけでなく千年も愛された主人公たる理由は
源氏が絆を持った人たち、特に愛した女人たちには破格的ともいえるほど大切にしてきたところだからね
夫の死後、身寄りがないも同然だった浮舟の老後の面倒を見たり同じく困窮してきた末摘花も引き取って生活の保障を与えたり
妻を呪い殺されてお互いわだかまり持ったまま別れた六条の娘の秋好を養女にして中宮にまでしてあげたり子供がいない花散里に跡継ぎの夕霧の養母という身分を与え第二夫人としての地位を与えたり
秋好の懐かしい実家の周りを買い取ってまでたまにしか帰らない里内裏にしてあげたり、裕福な夫がいる玉鬘には秋好の次に多くの遺産を与えたりと
本当に源氏は一度情を持った相手には惜しげもなく財産を賜った
これが須磨に行ってる間に紫には家の財産の管理だけ任せました、京で一人紫が頑張ってる間に現地妻を作って子供も作りました
帝から許され京に戻ったとたん名義を紫から自分に戻しましたじゃ読者の共感得られるわきゃない
575:愛蔵版名無しさん
19/07/30 20:59:31.63 vbezTGmK0.net
浮舟じゃなく空蝉の間違いだったスマソw
576:愛蔵版名無しさん
19/07/30 21:42:36.24 cSy+MhYAa.net
仮にあのプライドの高い源氏が須磨から帰ってきたからって、一旦紫に預けた土地財産を取り上げるようなみっともない真似するかなぁ?
577:愛蔵版名無しさん
19/07/30 21:51:49.87 /ANADbeBd.net
取り上げなくても須磨とは違って自分の目の届く範囲なんだから任せっきりって事はないんじゃない?
578:愛蔵版名無しさん
19/07/30 22:38:01.07 NzsFTuQ40.net
取り上げると言うと言葉は悪いけど一時的に預けていただけだからって
また源氏の管轄に戻すのは普通にありなんじゃないのかな
紫上も源氏も別れることなんて考えていないんだから源氏が一括管理で問題ないわけだし
579:愛蔵版名無しさん
19/07/30 22:53:31.68 tqHLox/E0.net
権利書を渡すといっても屋敷の中のそういう貴重品置き場の場所の管理を任せるって話で
紫の上個人の部屋に権利書を移動したとかではないと思うんだよね
もし源氏が須磨で亡くなれば財産は任された紫の上の物になるけど、無事に源氏が帰ってきたから
元のまま主人の源氏のものでは?
どちらにしろ仮に紫の上が権利をもってそのままでも本来の持ち主だった夫の源氏が生きて側に居るのに
勝手にどうこうできる財産ではないよね。匂宮の件も省略されてるだけで源氏に無断で譲るって事は無いはず
580:愛蔵版名無しさん
19/07/30 23:58:47.49 Y6CDPGOh0.net
>>543
しないね
源氏はケチじゃない
色々他に問題点はあるが、その辺はいい奴
581:愛蔵版名無しさん
19/07/31 00:16:27.05 iP3Kxwub0.net
冷静に考えたら源氏の実家にあたる邸宅を死に際に独断で譲ってたらかなり身勝手でやばい
当の源氏はまだ普通に生きてるのに
財産譲る相手も特段いないし紫の持ち物は基本的に一旦源氏のもとに行くはずだよね
紫単独所有の財産がどれだけあるかは分からないけど
582:愛蔵版名無しさん
19/07/31 05:21:53.08 ELP04PYu0.net
匂宮は他人じゃなく源氏の孫だし、しかも明石の姫が産んだ孫だから受け継がれるのは普通、というか当時の母系社会制度考えたら匂宮か女一宮が一番相続人としてふさわしい
作中で二条院の他に東の院を改装して他の女人たちを住まわせたのは二条院の女主人が紫という現実があって秋好の初期の里内裏にするという計らいもした
他の女人を二条院に住まわせなかったのはもうこの家は紫に差し上げたという認識だからだよ
でも家の件では源氏はそれまで伏線もなかったのにいつの間にか六条院という大屋敷を建てた、これは二条院に他の愛人を住まわせるわけにはいかないけど
それだと後の内親王降嫁話を書けないから作者がそのように路線を変えたのかと
583:愛蔵版名無しさん
19/07/31 07:10:29.60 ELP04PYu0.net
それと匂宮は紫に特に愛されたと強調して書かれてるがぶっちゃけ源氏が内心一番可愛いと思ってた孫も匂宮だと思う
夕霧んとこは正妻の子供たちはなぜか連れてきたことないらしいから会った事もない孫に愛情なんか特に無いだろうし
愛人が産んだ次男と三女は花散里が引き取ってるから会ってるだろうけど、あと東宮が生まれたときは将来の帝だから特別な敬う気持ちも持ってたろうし
それでもやっぱり可愛いと思ってるのは匂宮だと思う、紫死んだあとは余計に紫が大切にしていた梅や桜を大事にしてたあどけない姿に慰められたと思うし
だから匂宮が二条院相続するのは自然な流れ
584:愛蔵版名無しさん
19/07/31 07:39:01.04 LBL+tgzS0.net
夕霧は源氏晩年には折り目には普通に息子を連れてきてるし
源氏が匂宮を一番可愛がってた描写はどこにもないよ
花散里が藤典侍の子を引き取った時期は不明だけど多分源氏が出家したあとだと思う
でも三宮なんていう割とどうでもいい地位なのに源氏からも一番可愛がられてたとしたら
その理由は紫が源氏の最愛だったのと同じ理由ってことだね
要するに美形で適度に毛並みがよくて適度に舐められてたからかな
そういう立場の子を激愛してしまう紫の性質
585:が本人の寿命を縮めたんだろうなあ
586:愛蔵版名無しさん
19/07/31 10:29:02.37 ySv+Hv510.net
原文にもあさきにも描かれていないことを長文妄想で埋めるの止めて
587:愛蔵版名無しさん
19/07/31 18:09:17.40 T6hoxVDK0.net
不幸自慢とかしてきてウザイ人に「谷には春も」することあるよねw
そういう人には堪えてないんだけどw
588:愛蔵版名無しさん
19/07/31 20:38:30.85 Zxlu0wAc0.net
東宮となる長男にスペアの次男がいるなら三男の扱いはどうしても軽くなるのと
逆に下手な柵がないから可愛がれるってのもあると思うな
あと単純に末っ子だからってのもあるかな
589:愛蔵版名無しさん
19/07/31 22:12:30.33 KTu4dLrY0.net
匂宮には弟がいるよ
五の宮が
ちなみに今上の四番目の皇子は更衣腹の常陸宮
590:愛蔵版名無しさん
19/07/31 22:23:35.64 1Lb2TQ5t0.net
>>551
花散里が夕霧の愛人の子供を養育したのは源氏が出家する前だよ
若菜下で親王の養育してる紫が羨ましくて自分も夕霧の子を引き取ったと説明されてるし
夕霧の帖の最後らでも夕霧の愛人の次男と三女は花散里が引き取って大変可愛がっていると説明されている
591:愛蔵版名無しさん
19/07/31 23:10:00.43 tNz9YgFS0.net
紫を大切に思って二条院の梅を愛でて暮らしていたため
堅苦しい六条院や宮中に縛られず自由だったから
宇治まで出かけていく恋愛が出来て子を得る幸運に恵まれた
紫に可愛がられると幸運が訪れるという流れ 初孫を得られた明石中宮も含めて
紫もあの世から可愛がった娘や孫の幸福を祈っているんだろう
592:愛蔵版名無しさん
19/08/01 07:49:59.20 RAhj3W4R0.net
物は言いようだなw
気楽な立場なのをいいことにフラフラ軽薄に遊び暮らしいてだけなのに
593:愛蔵版名無しさん
19/08/01 07:53:23.27 MapM6QGs0.net
公になってないだけでその辺にひっそりいるんじゃないの?>匂宮の子
んで成長した中の君の若君が姫を探せ!ってかり出される
「父上も若い頃は相当遊んでたからな…
」ってアレどこかで見たような
594:愛蔵版名無しさん
19/08/01 21:48:16.57 eqTW/jB40.net
確か男子が生まれた帝もいたけど、その子の母は雑用係の女房だったから正式な親王とは認められなかったて人もいたな
頭中将の場合は柏木を愛していたから仮に身分低い母から生まれた子供がいたとしたら子供の親権を強引に取り上げて自分の養子にでもしたと思う
595:愛蔵版名無しさん
19/08/02 00:41:22.45 ESP7TLAo0.net
小侍従がひっそり柏木の子を産んでいたら…
596:愛蔵版名無しさん
19/08/02 06:53:28.98 YL+Wzv750.net
竹河で冷泉と大君の間に男皇子と女皇子が生まれたのは当時の読者から夕霧も明石も子だくさんなのに源氏と藤壺の間に生まれた冷泉に子供いないなんてもったいないとか言われたのかね
実際は新弘徽殿との間に姫宮はいたけどそれも匂宮の帖で判明してた事実だし
現代でも人気ある俳優とかスポーツ選手が子供いないて人たちは遺伝子残らないなんてもったいないと思ってしまうし
597:愛蔵版名無しさん
19/08/02 11:32:24.81 EmU7KT/l0.net
どっちかというと冷泉が源氏や桐壺と同じことをしているって因果は巡るって描写かも
598:愛蔵版名無しさん
19/08/02 14:38:13.84 OOnfAwH30.net
予言されてるから三人というのを別にすると
源氏もどっかにもっといるんじゃないのw
でも源氏くらい面倒見もよく正妻の嫌がらせもなさそうなら
599:普通に名乗り出て生活の面倒見てもらうか
600:愛蔵版名無しさん
19/08/02 18:08:10.66 rTB0kH6o0.net
もし源氏の生前に冷泉に子供が出来ていたら
源氏が全身全霊で後見するから政界地図が激変する
(特に男皇子)
今上も帝位につけず明石姫や一族の栄華も無かったかも
冷泉はやはり源氏が生きている間は子どもが出来ない定め
601:愛蔵版名無しさん
19/08/03 20:44:01.04 ehY655VYp.net
平安時代の娘の死は政治の駒が無くなることで致命的だけど息子の死はそうじゃない
だから息子の死は嘆いた事が残ってる父親は少ないし当時の物語にもほぼ見られない的な論考見てから柏木の死嘆く頭中将が前より好きになった
良くも悪くも直情的で情が深いよね
602:愛蔵版名無しさん
19/08/04 01:33:59.78 KpNUgbCu0.net
日本の帝は母がかなりの名門でなくては子供が跡継ぎになれることはあまりないのはなぜなのだろうか
中国の歴代王朝は母が身分低くても跡継ぎになれることも多かったけどヨーロッパなんかではナントカという名門の家に跡継ぎがいなかったから
名目的に遠縁のモノを養子にしたとかけっこうあったみたいだね
603:愛蔵版名無しさん
19/08/04 06:15:23.79 fHvLgZEg0.net
>>567
ヨーロッパの場合は宗教的に一夫一婦だろうからだけど、日本のはよそ者の血を入れないみたいな排他意識があったのでは?
身分というより、どこの馬の骨かわからないのを皇統に入り込むのを防ぐ説
母が外国人とかもあり得たわけじゃん
604:愛蔵版名無しさん
19/08/04 06:28:33.70 o3Iv9amf0.net
>>568
っても長い時代日本だと外国人自体が少ないない?
九州とか交易の盛んな一部ならともかく都にまでは
605:愛蔵版名無しさん
19/08/04 08:12:47.74 vEPHXfaF0.net
ヨーロッパの国王は領主であり信仰の守護者
天皇は最高位の神官
606:愛蔵版名無しさん
19/08/04 09:20:12.92 KpNUgbCu0.net
若い頃、同じ時期にあさきと銀英伝読んでたんだけど、主人公のラインハルトは元々下級貴族の血筋で姉が皇帝の寵姫になったので本人優秀なのもあったけどどんどん出世していって
ローエングラムという名門貴族の伯爵家が断絶してたのでその家督を継いでさらに出世したという背景だったから、田中先生はヨーロッパの王族貴族の制度を参考にしてたから
昔のヨーロッパの貴族は親戚でもなんでもない関係無い家でも皇帝のお声掛かりで家督を継げるんだなと興味深く思ったことがある
607:愛蔵版名無しさん
19/08/04 09:51:27.56 ZHFwBsmW0.net
欧州の皇帝や国王は跡継ぎになれるのは正妻の子だけだったよ
愛人の子には基本的に相続権がないから
愛人腹の庶子から王になった人がいないでもないけど庶子王と言われたり
妻が王家の継承権ありでその王配ですってパターンだし
>>571
ラインハルトがローエングラムの家督を継いだってのはちょっと違っていたりする
欧州は家名と爵位と領土名がバラバラなんだよね
例えばフランス王家の姓がブルボンでもフランス王家は署名でブルボンではなくフランスを使う
領土名をそのまま姓に使っているって感じ
608:愛蔵版名無しさん
19/08/04 10:06:02.91 /sXH/5ry0.net
>>572
>愛人腹の庶子から王になった人がいないでもないけど
それも『王城』に出てきたエンリケみたいに正嫡の王倒すか
ジョアン1世のように嫡子に問題ありまくりかって場合だっけ
銀河帝国は皇后の皇子の死後に男児を設けるため
って名目でロリコン皇帝の好みの少女集めまくってて
ラインハルトの姉が後宮に入れられたりしてるから
庶子でも継承権はあるっぽいし
ヨーロッパそのままでもないんだろうね
キリスト教国でもないし
609:愛蔵版名無しさん
19/08/04 10:48:16.96 e9/8LgPb0.net
母系社会か父系社会かってのもあるんじゃない?
御所は帝の子に生まれても母親の一族がバックアップするから母方一族に染まるけど
徳川幕府は母方にあまり力を持ってほしくないから大奥で庶民の娘が将軍の生母になれるし
610:愛蔵版名無しさん
19/08/04 10:48:57.54 QjxqFYrf0.net
エンリケ二世の場合は
妻のファナ・マヌエルがカスティーリャ王の曾孫なので
それも根拠にしてなかったかな
彼女(ファナ)は母方からもカスティーリャ王の血を引いていたか
611:愛蔵版名無しさん
19/08/04 10:55:22.20 IEXvqTz+0.net
エカテリーナ二世がその昔、ゾフィーと呼ばれてた頃、皇太子妃になったけど夫とは不仲でなおかつ夫が種なしの不能、だけど皇太子妃として跡継ぎを産むのは使命だったので
間男との情事を暗に推奨されて男子を産んだくだりにびっくりしたことある、彼女元々ドイツ人だし、ロマノフ王朝となんの血縁もない子が将来の皇帝になっていいんかーい?と驚いたこともあった
その産んだ男子も成長して結婚、でも結婚した相手はやっぱり違う男と情事を重ねて妊娠、あきらかに息子の子供じゃないてわかってる状況なのに、跡継ぎ産むかもしれないからと妃の身体を安全にするよう第一に考えたんだよね
でも結局母子ともども死産して息子は新しい妃を迎えてもっとも溺愛する孫のアレクサンドルはじめたくさんの孫を産んで結果よかったけど、自分と血が繋がってない孫が跡をつぐかもしれない未来もありえただけにロシアの王族たちの思考回路はわからんと思った
612:愛蔵版名無しさん
19/08/04 11:38:49.18 y2kWoFYe0.net
あさきスレで銀英伝の話題が出るときが来るとは予想することもできなかった
613:愛蔵版名無しさん
19/08/04 11:55:13.18 Q6sdMxxW0.net
>>566
でもやっぱり息子の存在も大事だと思う、源氏が出家して死んだあとも明石中宮が安泰だったのは子供が多いて事だけでなく
異母兄の夕霧が出世を極めて源氏のあとの後見人務めてくれたってのが大きいし
右大臣家は娘こそ数が多かったが頼りになる息子はいなかったから右大臣亡き後、家が傾いてしまったからね
落ちぶれたとまではいかないけど朧月夜とかかなり寂しい晩年状態だったし
614:愛蔵版名無しさん
19/08/04 19:13:34.85 HBeW5TlS0.net
右大臣息子が大納言まで出世していて
娘を麗景殿女御として朱雀後宮に入れていたから
父親の権勢を継ぐべき人だったんだろうけどダメだった
615:愛蔵版名無しさん
19/08/04 19:44:04.84 vEPHXfaF0.net
原作では夕霧エピソード由来の題名「藤裏葉」で二人とも結婚して第一部完
夕霧と明石中宮は源氏の栄華の両翼であってお互いがお互いを支え合う存在、どちらが欠けても完全ではない関係じゃないかな
源氏は母桐壺更衣が男兄弟が居なかったせいでどれだけ苦労したか知ってたから
夕霧に明石のちい姫との雛遊びの相手をさせる程にお互い親しませるようにしたんだと思うよ
息子がどうでもいいなんてことはない
616:愛蔵版名無しさん
19/08/04 20:07:06.78 Q6sdMxxW0.net
時々会う程度だったから夕霧も明石もお互いに好感持つ理想の異母兄妹になれたんだろうね
本当は同じ母元で一緒に暮らしたらもっと仲良くなれてたかもしれないけど、互いの欠点丸わかりの生活共にするから
もしかしたら仲悪くなってた可能性だってあるし源氏としては養母の紫に恋慕されたら困るから同じ屋根の下では一緒に暮らさせなかったのが結果的によかったことは皮肉
でも紫もたいしたもんだと思う、
617:普通可愛がってる養女とその実の兄が兄妹として御簾の中で仲睦まじく遊んでるのを目にしたら、さすがにそうなってくると養母の方から夕霧に時々声をかけるとかしてもおかしくないのに あくまで夫の源氏の言うとおり、許しがないかぎり少年とはいえ殿方に自分から声をかけるとかはしたない真似はしないという事を徹底的に守っていたんだなてわかるから
618:愛蔵版名無しさん
19/08/04 21:04:54.67 sSQy4KfC0.net
天皇家は藤原家などの大貴族に支えられた君主なので妃も貴族の勢力を無視できなかった
中国の皇帝は単独で力があったから庶民の美女を正妃にできたがその代わりに命も狙われたし
貴族からも守られなかったと言われている
619:愛蔵版名無しさん
19/08/04 21:15:17.21 Q6sdMxxW0.net
そいや銀英伝の前代皇帝にはそれぞれ母の違う男子が3人いて
長男も末っ子もとても優秀だったため貴族たちも二派に別れて跡継ぎ争いをしていて真ん中の男子だけ平凡すぎる男で貴族たちからは忘れられてた存在で
だから銀英伝の世界では母方の実家の勢力で決めるんじゃなく能力で跡継ぎ決めるやり方のほうがまかり通ってたて感じだった
ちなみに長男と末っ子は跡継ぎ争いをしたあげく互いの宇宙戦艦が相打ちになって二人死亡したため次男に皇帝位がまいこんできた、その次男が主人公姉を愛妾にしたオッサンね
620:愛蔵版名無しさん
19/08/04 22:47:55.74 nG/G+EYd0.net
また長文でオリジナル脳内補完を披露してる
621:愛蔵版名無しさん
19/08/04 22:59:20.72 8MOmFVeM0.net
紫式部のパトロンである藤原道長自身が「男は妻(め)がら」即ち男の出世は妻の家柄次第という言葉を残している。
道長が他の兄弟と比べてぶっちぎりで出世した背後には、源倫子など高貴な妻たちやその実家のバックアップがあった。
(道長自身の母は受領階級出身、彼の兄弟たちはやはり受領の娘を妻にしている)
光源氏のように元は皇族とはいえ、血筋・権力・財力と三拍子揃った妻は葵だけ(しかも夭折)なのに準太上天皇まで上り詰めるのは、やはりファンタジーだからだろうか。
622:愛蔵版名無しさん
19/08/04 23:39:55.03 sDnZOWmnd.net
そりゃ物語作家は現実じゃないことを書きたいもの
623:愛蔵版名無しさん
19/08/05 00:05:19.73 durqcOohd.net
若く高貴な内親王より中年の紫の方が美しく魅力的って時点で紫式部の願望おり混じったファンタジーよね
624:愛蔵版名無しさん
19/08/05 06:43:16.15 6Qo/OFv80.net
道長の嫡男の頼道は道長から内親王との縁組みを熱心に勧められても愛妻が悲しむことになるから必死でこばんだんだよなあ
道長としては正妻との間に子供がいないのだから、より身分高い妻をもらって子供を作ってほしかったけど頼道の必死の抵抗に運も加わって結局縁組みはならなかった
一夫多妻が当たり前の時代なのに頼道のほうがある意味ファンタジーだったという現実
625:愛蔵版名無しさん
19/08/05 07:40:47.06 vX5iTW8O0.net
道長の出世は同腹の兄が立て続けに死んだことが一番の理由じゃないの
摂関家の息子だからある程度の出世は約束されていても基本は兄弟順だから
弟ほど不利だけど兄が基盤固める前に死ねばどうにでもなる
626:愛蔵版名無しさん
19/08/05 13:03:10.73 E7PKxDrz0.net
>>587
若い女はつまみ食いし放題の立場だったし
627:愛蔵版名無しさん
19/08/05 18:24:01.89 ngOj4FKM0.net
>>588
栄華物語だったと思うけれども、隆姫の乳母が猛反対した話が残されていて
乳母との養い子の関係は末永いというネタになっていることを思い出した
三条天皇は長男(後の小一条院)と同腹の娘を道長の嫡男に降嫁させることで
道長との和解と長男即位の道を確保したがっていた側面があったみたい
政敵と融和を図りたい時には、自分の子の中でも高貴な血を引く母を持つ娘か息子で
政敵の子と結婚させることで一族化させていくし
物語上でもつまみ食いの女性と正妻や側室とは最初から扱いが全然違うのは仕方ないんだよね
628:愛蔵版名無しさん
19/08/05 21:41:51.47 PH9jwa7yd.net
>>573
その後宮で所生(母)は問わない
ってとこなんかはむしろ中国の後宮に近いかも
629:愛蔵版名無しさん
19/08/05 22:28:49.06 6Qo/OFv80.net
中国の後宮の特徴としては宦官がいるからな
いくら男は皇帝しか存在することを許されない世界といっても恐ろしい
それに比べて日本の後宮は簡単に忍び込めるし女方も宿下がりで実家に帰れるからその時に情事をする奴もいたしでなんて緩いんだ
630:愛蔵版名無しさん
19/08/05 22:37:46.31 Ty0VBuuc0.net
>>588
夫としては理想的かもだけど、当時の政治家としては問題あり
それに当時の世界だともしかしたら正妻も子なしを責められるより、身分高い妻と子をもって家として栄華を極めた方がいいとか思ってたかもしれない
631:愛蔵版名無しさん
19/08/06 02:48:30.43 rwbtHfxm0.net
頼道が内親王と結婚しても結局娘が生まれてその子が入内して皇子を産まなきゃ意味がないんだよね結果論だけど
頼道も兄弟も娘が皇子を産まなかったから摂関家とは遠い帝が即位した
632:愛蔵版名無しさん
19/08/06 07:03:33.39 0K4FX+yMp.net
自分に優秀な娘が生まれて出産可能な歳まで育つか
その子が妊娠して息子を産めるか
その息子が即位できるまで育ってまた自分と縁ある娘と後継作れるか
自分がそれを見守れるだけ長生きするか優秀な息子が跡を継いでくれるか
って摂関政治って乗り越えるハードル多過ぎだよね
633:愛蔵版名無しさん
19/08/06 19:04:28.43 Z22SWJa50.net
紫式部は摂関政治の終焉を予見しているだろうね
634:愛蔵版名無しさん
19/08/06 22:49:42.65 Wzs9lnpm0.net
>>595
後三条天皇は摂関家と縁が薄いとよく言われるけれども
母后は道長の孫娘で、東宮時代が長くて不遇だった頃から
後三条天皇やその母后を支えたのが道長の息子の能信(高松殿明子の子)なんだよね
ただし能信に実娘がいなかったので、能信一代限りの栄華だった
635:愛蔵版名無しさん
19/08/06 23:09:24.76 Wzs9lnpm0.net
補足。能信の死後に追贈や尊称されて、養子養女がその後を継いだ
道長の生前から倫子と明子の子達の格差による対立があり
更に頼通と教道の対立もあって、摂関家が分裂・衰退していった感じ
更に天皇に入内した彼らの娘達に親王が生まずでダメージが増えた
636:愛蔵版名無しさん
19/08/07 07:18:09.69 iI/R+yn50.net
明子腹の子たちは倫子腹の子達がとにかく優遇されてるのでコンプ酷かったらしいよね
でも倫子の実家は大金持ちの権力者で本来格下の道長を婿にするなんてありえなかったのに逆タマになって出世のお世話したから
これだけ恩と義理があればその子たちを優遇するのは当たり前
対して明子は元々藤原家の政敵の娘で、父親は藤原一族の陰謀で失脚して憤死したからその祟りを恐れて道長の姉詮子は明子を引き取って大切に扱うことで霊をなだめようとした
皇太后の庇護があるから一見倫子とは同格の妻扱いだったけど結局は立派な実家があるかないかの差が明暗を分けた感じ
対して夕霧んところは愛人の子たちのほうが容姿も才能も優れているらしいが母親の身分があまりにも違うのでコンプとかそういう問題じゃないんだろう
637:愛蔵版名無しさん
19/08/07 12:58:01.55 fudySF9h0.net
惟光って光源氏の女関係の使い走りばかりやらされてる印象で、まるで庶民であるかのように錯覚してしまうけど、
藤原姓だし歴とした(中の上クラス?)貴族なんだよね。
もちろん光源氏や夕霧の引き立てはあっただろうけれど、後には参議(公卿)にまで出世してるし。
あさきでは一コマしか登場しなかった惟光の妻も同等の家格だろうし、藤典侍は大臣家の姫や皇女には劣るけれど、それほど身分が低いという訳でもない。
638:愛蔵版名無しさん
19/08/07 19:24:00.84 8GE7Bt2w0.net
本当に第二の明石の入道も夢ではない立場になったしね
639:愛蔵版名無しさん
19/08/08 11:57:14.75 3R+xVN6S0.net
>>587
あさきでも花散里が小皺が描かれているように、
原典じゃ花散里、空蝉、末摘花など不美人には老いの表現が書かれていて、
美人の女君は「いつまでも可愛らしく美しい」となってるんだよね
紫式部もいい性格しているね!
640:愛蔵版名無しさん
19/08/08 14:26:23.68 OmOezstz0.net
まあ源氏フィルターも入っている気がする
641:愛蔵版名無しさん
19/08/08 14:31:00.36 UJhDC9XL0.net
女を選べる立場の進次郎も
若い女より中年の才色兼備滝クリがいいんだから
源氏が中年紫好きなのはファンタジーじゃなくリアルw
642:愛蔵版名無しさん
19/08/08 14:59:05.59 fnQ0Q22Pd.net
そら政治家として一緒に暮らすなら知性が同じ位で対人関係そつなくこなし
ジェネレーションギャップが少ない同年代の美女がいいよ
若いの欲しければその度に買うか借りればいいんだし
643:愛蔵版名無しさん
19/08/08 18:26:15.86 5t0yG+9Bd.net
源氏は結局血筋と若さに目が眩んじゃったじゃん
644:愛蔵版名無しさん
19/08/08 19:15:05.83 UJhDC9XL0.net
>>607
いや、藤壺血縁に目が眩んだ
645:愛蔵版名無しさん
19/08/09 14:09:03.63 nN/QXUZs0.net
>>605
進次郎のはデキ婚だから逃げられないんじゃない
滝クリが上手く年下の将来有望イケメンをロックオンした
646:愛蔵版名無しさん
19/08/09 14:32:30.78 nN/QXUZs0.net
滝クリはなんか六条さんのイメージだなあ
進次郎よりも4歳年上、過去の恋愛遍歴も華麗、プライドも高そう
妊娠5か月、安定期に入って大きなおなかになってから入籍
源氏だっていくら何でも六条さんが妊娠したら妻にしたと思うのよ
中年になっても愛だの恋だのいって夢見がちな乙女のままの紫とはなんか違う
647:愛蔵版名無しさん
19/08/09 15:20:10.86 nfGVMyCZH.net
>>605
今はそうかもだけど5年後はわからないよ
648:愛蔵版名無しさん
19/08/09 15:22:14.73 nfGVMyCZH.net
>>610
源氏物語は子産みの話だって解釈してたのもいたくらい
649:愛蔵版名無しさん
19/08/09 17:39:56.58 +hT8hs+k0.net
>>609
進次郎も気に入ってるよ
気に入ったから付き合うんだし、
自慢�
650:フ妻を皆に見せたがる 賢く美人な人が好きなんだろう
651:愛蔵版名無しさん
19/08/09 17:53:07.08 +hT8hs+k0.net
>>610
六条さん、夢見がちなロマンチストじゃね?
元東宮妃、子持ちでありながら
若い男との恋愛にあれだけ夢中になれるんだから
652:愛蔵版名無しさん
19/08/09 18:41:28.52 nN/QXUZs0.net
>>613
そんなに自慢の女なら妊娠前に交際宣言して結婚するでしょ
安定期になっておなかも大きくて逃げられなくなってからとか
>>614
六条さんは年上で子持ちだから自分のほうから源氏に結婚を言い出せなかった
源氏の子供を妊娠でもすれば言えたかもだけどね
紫は後ろ盾なし子供もいないけど源氏が私を愛していると言うのならば
私を正室にして世間に向けて
653:私への愛を証明してくれないと嫌!と頑張ってたロマンチスト なんか高齢毒女が男は若い女よりも滝クリや紫みたいな中年女が大好きなのよお! と肩入れして頑張ってて怖い
654:愛蔵版名無しさん
19/08/09 18:53:28.64 GD8ngov6d.net
滝クリはデキ婚なのがよかったんだよ
でないと「41歳の嫁なんかもらって跡継ぎはどうする」て
どこかで言う人は絶対にいるから
まさかこの現代に「子供の期待できない年齢の嫁なんて」と
破談にすることなんてできないだろうし
でも跡継ぎは期待されるだろうし
妊娠して安定期に入った時期で発表してむしろよかった
ちょっと前の銀英伝ネタでいえば
ラインハルトが妊娠中のヒルダと結婚して跡継ぎ問題一気に解消!
ジークカイザー!て感じ
655:愛蔵版名無しさん
19/08/09 19:20:57.79 +hT8hs+k0.net
>>615
有名人は付き合ってる段階では公表しない人も多い
地位ある男は
賢い美人が好きなのは事実だからなあ
若いだけの女なら
いつでも手に入るから
源氏も若い女が欲しくなれば女房に手を出せばいいだけだし
紫の死後、源氏の相手をしていた若い女房みたいな
656:愛蔵版名無しさん
19/08/09 19:30:11.35 +hT8hs+k0.net
>>615
子持ち未亡人の元東宮妃が
年下プレイボーイとの恋愛に没頭し結婚を夢見ているんだから
六条は登場女性の中でも一番
夢見るロマンチストだろう
熱い恋愛の相手としては源氏が初恋だったんじゃないかな
657:愛蔵版名無しさん
19/08/09 19:57:54.29 tbaFOztid.net
政治家だとどうしたって子供期待されるしね
美形が生まれる可能性大きいしそうなれば性別でとやかくいうのもある程度黙らせる事できる
美貌って使いこなせれば財産になるよね
658:愛蔵版名無しさん
19/08/09 20:25:44.32 LcWsTeYr0.net
父が信次郎、母が滝クリ、伯父は孝太郎なんだよな、
生まれる子供は
659:愛蔵版名無しさん
19/08/09 21:56:27.74 Blu0JAWG0.net
>>616
出来婚というか作っちゃった婚な気がする
子供が出来たら結婚する、出来なかったら結婚はしない、くらいかと
その賭けに勝ったのが滝クリ、負けたのが六条さん
周りでもたまにいるよ
男が(女でも)そこまで結婚に踏み切れなくて、子作りして出来たら結婚しようってカップル
660:愛蔵版名無しさん
19/08/09 22:18:02.28 +hT8hs+k0.net
>>619
政治の駒としても役立つ、美人で優秀な姫が必要とされる時代だったしね
661:愛蔵版名無しさん
19/08/10 10:35:48.83 h6Jh4Cx40.net
>>617
高齢妊娠ながら妊娠5か月で安定期に入り、経過順調でほぼ間違いなく子供は生まれる
追い詰められて入籍した進次郎の例が
男は若い女よりも中年の賢い女が好きだと言う例にならないからw
逆のほうが余程多いし滝クリと進次郎が今後上手くいくかもわからない
(父親の純一郎が自分もバツイチで「一度は結婚したら」というスタンス)
有名人でも妊娠5か月まで入籍せず妊婦放置なんて非情な例だと思うけど
>>618
六条さんは源氏との結婚が難しいのも分かってたよ
だから正室として悠長に構えてほかの女たちを蹴散らす葵への嫉妬になったわけだし
紫は一夫多妻が一般的なあの時代にプレイボーイの源氏に一夫一妻を求め
准太政天皇の正室として身分違いなのに私を正室にしてってそっちのほうが無理でしょ
662:愛蔵版名無しさん
19/08/10 10:44:19.28 ZSA1RyI1M.net
女三宮と紫の上の板挟みで不倫した相手が朧月夜ってのがね
あの光源氏が現実逃避に自分が一番輝いていた時に付き合ってた相手と関係しちゃうという
663:愛蔵版名無しさん
19/08/10 12:58:47.12 nVlYHqObd.net
若い女から与えられる満足と
自分と同じ時を生きた女から与えられる満足とは違うんだろうね
紫も長年連れ添った妻として愛されてる
年齢だけじゃないよな
その�
664:lの背景とか分かち合えるものとかいろんな要素が絡んでくるんだ
665:愛蔵版名無しさん
19/08/10 13:36:06.33 AWGnlxB70.net
>>623
女三宮に源氏がふらっと行かなければ紫は北の方のままで良かったはずだったから、
北の方を奪われたと嘆いているわけ
源氏が言うように、六条との正式な結婚には何の不都合も無い
なのに源氏が結婚を全く考えてくれないから六条は嘆いているわけ
自分が若い女好きだからって
源氏が若い女より中年紫を好んでいることはファンタジーだと決め付けない方がいいよ
666:愛蔵版名無しさん
19/08/10 13:38:33.77 AWGnlxB70.net
そういや、もこみちも中年女好きだなw
667:愛蔵版名無しさん
19/08/10 14:20:05.68 cLACZYJC0.net
紫の中年呼ばわりを随分根に持ってるようで
668:愛蔵版名無しさん
19/08/10 14:28:33.24 ItrlfRqP0.net
紫の上は中年と言っても源氏よりかなり若いんだし年上の六条さんとは話が違う
669:愛蔵版名無しさん
19/08/10 14:52:31.97 PuLSGLt0d.net
源氏より年下といえあの時代の30代なんていい年でしょ
長年連れ添った心地よさとか教養深さにおいて若い姫よりも魅力があるならその通り
でも若い時よりも中年となった今の方が透明感があり可憐で美しい紫の上!なんてファンタジーですわ
670:愛蔵版名無しさん
19/08/10 15:01:27.91 r0/Utrl60.net
ファンタジーっていうかそもそも物語じゃん
あさきは少女漫画だし
リアリズムを求めるなら他の作品読んだ方がいいんじゃない
671:愛蔵版名無しさん
19/08/10 15:23:25.05 ZSA1RyI1M.net
それ言ってるの娘の明石中宮だけど元気な時はそうは思わず病気で弱っている時に美しいって思うことの意図は普通の美しさじゃないんだよ
672:愛蔵版名無しさん
19/08/10 16:07:45.92 JIlLCbAD0.net
紫の若々しい美貌は源氏だけじゃなく明石中宮も夕霧も認めてるからなあ
明石は育ててもらったから贔屓目で見てる可能性もなくはないが一瞬垣間見ただけの夕霧の脳裏に焼き付いてあれからさらに年をとって死んだ姿ですら美しいと思われてたし
673:愛蔵版名無しさん
19/08/10 17:00:01.09 cLACZYJC0.net
(30代にしては)若くて美しいんでしょ
昔より今の方が可憐で美しいってわざわざ評価するのは老いを肯定したくないんだよ
1番側にいて同じように年を重ねてる源氏の事も否定する事になるから
674:愛蔵版名無しさん
19/08/10 17:44:26.40 yVLqa9Bua.net
まぁ若いと若々しいは違うからねぇ
675:愛蔵版名無しさん
19/08/10 19:36:18.96 y0TdBGkTd.net
明石中宮は病身の紫を「らうたげ」と見てるし
「らうたげ」は可憐、可愛いという意味ではあるんだけどニュアンスがちょっと違うんだよな
いかにもか弱い様子で何かしてあげたい、守ってあげたい、世話してあげたいと
保護欲をかきたてられるような可憐さが「らうたし」
ふっくらしてることが当時の美意識で痩せた女は美しいとは言えなかったのが
紫式部は痩せた紫も
676:愛蔵版名無しさん
19/08/10 19:40:13.28 y0TdBGkTd.net
ごめん
痩せた紫も魅力的だと紫式部は描写してる
夕霧が見た紫の死に顔なんてもうこれでもかって感じで美しさが描写されてて
紫が中年でも美しかったことに不満な人は
もう紫式部に文句言えとしか言えないわ
677:愛蔵版名無しさん
19/08/10 19:47:29.48 PCiGSugQ0.net
憂いからくる憂鬱美みたいなもんだと思ったけどな
不幸によって磨かれてしまう美しさというか
実際幸せいっぱいな中年女性ってわけでもないし
678:愛蔵版名無しさん
19/08/10 20:22:27.53 ItrlfRqP0.net
妊娠中のつわりで弱ってる姿とかも源氏物語では男心を惹くとされてるから
あと昔の栄養状態なら今の標準体型がふっくら体型と同じくらいじゃないかな
679:愛蔵版名無しさん
19/08/10 20:33:46.23 y/6av8tK0.net
輝く日の宮と世間から讃えられた藤壺に似ているんだし
紫の美しさは別格だからね
680:愛蔵版名無しさん
19/08/10 20:44:21.82 jNbbHFhj0.net
色は真青に白くうつ�
681:ュしげに、透きたるやうに見ゆる御肌つきなど、世になくらうたげなり と若菜で書かれてるから 病気の紫が透明感があり可憐で可愛らしいとされているのは原典の通りで 大和先生は原典に忠実にあさきを描いただけなんだよな
682:愛蔵版名無しさん
19/08/10 21:49:54.33 nll4TcaI0.net
それにこの時代は顔そのものより、髪や文字、立ち居振舞いなんかも容姿のうちだからそういう意味では「年毎に美しく」ってのもありえるかと
今みたいに煌々とした明かりのもとでべらべらしゃべくる家庭生活じゃないわけだし
683:愛蔵版名無しさん
19/08/10 23:57:28.80 e4sV2vkm0.net
寝殿造りの邸宅内は昼でも薄暗いうえに照明は貧弱。
おまけに白塗りの厚化粧とくれば、小皺なんかよほど接近しないと分からないよ。
紫は子供も産んでないし、それこそ美容には物凄く気を遣ってただろうから、若く見えても不思議じゃない。
684:愛蔵版名無しさん
19/08/11 06:14:14.57 oloiz1HZ0.net
源氏も最期はもうおじいさんなわけだけど悲しみ抜いて達観してか光輝くようって言われてたし
俗世の欲とか執着から離れてる精神みたいなものが美しいって言ってるんだと思ってる
685:愛蔵版名無しさん
19/08/11 11:47:56.31 1/1UVAcY0.net
当時の美貌の基準も違ったしね
ブクブク太ったお多福が美人だから、太ってればシワも目立ちにくいし、不健康なのが魅力的だから、つるつるお肌に活発で輝く笑顔!なんてのはむしろ下品でマイナスポイントだし
686:愛蔵版名無しさん
19/08/11 14:47:54.24 GCUl/Zux0.net
スリムなのは評価されなかったんだっけ
末摘花も痩せてる設定だよね
687:愛蔵版名無しさん
19/08/11 14:50:39.00 ueT0FBBh0.net
末摘花んちは貧乏で薪にも事欠くくらいなのにそれで肥えてたらおかしいだろ
688:愛蔵版名無しさん
19/08/11 14:55:36.45 GCUl/Zux0.net
それ考えると単に痩せてるってだけじゃなく
栄養失調とかでやつれた感じなのかな
689:愛蔵版名無しさん
19/08/11 15:11:51.25 hps4IHJ5d.net
花散里も原典では痩せてるんだよね
690:愛蔵版名無しさん
19/08/11 16:46:15.05 53G8JL6J0.net
桐壺更衣は美女ってことは本当はプクプクだったのか
イメージ揺らぐわ
691:愛蔵版名無しさん
19/08/11 17:04:22.34 GCUl/Zux0.net
ふくよかなので魅力的って男性もだっけ?
ということは源氏も頭中将も…
692:愛蔵版名無しさん
19/08/11 17:32:44.10 hps4IHJ5d.net
平安時代なら美人って遠回しに「ブス」と言ってるようなものだからね…
693:愛蔵版名無しさん
19/08/11 17:42:45.04 Zh5h5fwN0.net
空蝉は原典通りの作画だと思う、何となく
694:愛蔵版名無しさん
19/08/12 02:53:14.49 KENRkQ4w0.net
当時は栄養状態が悪いから肥っていることが豊かさの象徴=ステイタスだったんだよね
現代でも肥っているのが美人の条件だっていう国があるけどそれは上記の理由から
顔については平安時代の貴族がお多福風邪に罹ると「美男美女になれる」って喜ばれたらしい
695:愛蔵版名無しさん
19/08/12 10:57:55.39 4cL3RMRO0.net
高橋大輔がやっている源氏物語のアイスショー
海上の船に帝の追っ手が追ってきて斬り合いになったり紫がその時捕まって帝の元に拉致されたり最後には源氏の身代わりに毒杯飲んで死んだり
若い頃の大和先生ならむしろ書いていたような内容になってるそうだよ
配役も源氏=高橋、朱雀=ランビエール、藤壺=平原綾香、紫=リプニツカヤ、弘徽殿=荒川となってて荒川さんはなんかイメージ的にピッタリだなと思う
696:愛蔵版名無しさん
19/08/12 11:25:03.49 8N83RCsdd.net
あれは原作が源氏物語でかなりアレンジされてるね
でも
697:リプニツカヤ選手すごく綺麗だし荒川静香さん迫力あって美しい 少し興味あるけどフィギュアスケートは敷居が高いわ
698:愛蔵版名無しさん
19/08/12 11:59:06.15 gVPK/giY0.net
せめて源氏物語スレでやってはどう
かと、ここじゃスレチでは
699:愛蔵版名無しさん
19/08/12 16:43:28.89 Y22op9ii0.net
>>626
だから紫はロマンチストでしょw
准太上天皇の正室としては内親王がふさわしい
だから源氏は女三宮を正室にした
藤壺縁故だとしても正室として迎えるからには朱雀院の許可もあり
今上が可愛がっている妹宮でもあり
源氏が浮気してふらっと行ったわけじゃないし(そんな扱いで妻にできる相手じゃない)
世間の評価は六条院にふさわしい正室が来たで終わり
それでいいのに紫は私への愛が本当ならこんなことはしないとウジウジ
だって紫からロマンチストを奪ったら何も残らないよ
紫は愛だけに生きたというのがあさきの主題だし
700:愛蔵版名無しさん
19/08/12 16:48:34.47 SGwGsokp0.net
源氏の「愛だけを与えて…」というセリフがじわじわくる
701:愛蔵版名無しさん
19/08/12 16:54:38.37 Bqk4UfvW0.net
>>658
出家させてもらえなかったからね
結局源氏の為に生きようって覚悟するところに感銘を覚えるんだろう
702:愛蔵版名無しさん
19/08/12 18:14:12.87 GXo2Vc4u0.net
>>658
そういや紫はあの朝顔の斎院さまとですら結婚しなかったのだからと油断してたけど
よく考えたらあの時は朝顔の方が源氏との結婚話を拒み源氏を振った形だからね
明石の姫を入内させた頃には源氏がいい年とはいえ、もっと高貴な申し分ない妻を迎える可能性は無くなかったから油断してはならなかったんだよね
だけど源氏ってことあるごとに出家を口にするようになってたし、仮にも出家願望あるんなら新しい妻迎えるだけでなく朧月夜と火遊びするなと言いたい
703:愛蔵版名無しさん
19/08/12 18:18:52.40 SGwGsokp0.net
既にあの時から紫への愛情とは別に
高貴な正妻が欲しいって欲求があるのは表れてたんだね
もしも朝顔が正妻としてやってきたとしても
女三宮の時よりはマシだったかも
女三宮があまりにも子供っぽく、そんな女三宮に
正妻の立場を奪われたことがやりきれないって感じだったし
704:愛蔵版名無しさん
19/08/12 18:33:02.17 v34Nj0MVd.net
>>662
そういう人間が出来たひとはほいほい源氏の求婚に応えないんだな
705:愛蔵版名無しさん
19/08/12 20:05:37.43 /61od2gm0.net
誰が正妻になっても結局のところ紫は病んだと思うよ
源氏の愛以外拠り所がないのが紫上だから
正妻じゃないけど寵愛№1です!じゃ病むのは時間の問題
別に正妻=一番に愛された女ってわけじゃないんだけどね
706:愛蔵版名無しさん
19/08/12 22:31:47.45 OtQ5VJpc0.net
朱雀が女三の宮の婿捜しをしてる時、新婚ホヤホヤの夕霧とかにも打診してたのに髭黒の事は候補にすら考えてなかったのが笑える
新しい妻に夢中とはいえ玉鬘の母方の身分考えたら内親王降嫁させても問題ない相手だろうに、やっぱ婿にするなら容姿も重要て事なんだろうな
707:愛蔵版名無しさん
19/08/12 22:59:59.79 SGwGsokp0.net
過去に正妻に逃げられてるってのが大きいのかも
紫の異母姉の北の方、たぶん正妻だっただろうし
源氏は葵と不仲だったことはあっても
離婚なんて互いに考えてもなかったし
708:愛蔵版名無しさん
19/08/12 23:38:15.99 rlJKQ3By0.net
兵部卿宮の正妻腹の長女だよ、同母妹は女御として入内してるし正妻に決まってんじゃん
てか何度も正妻て言われてたし
709:愛蔵版名無しさん
19/08/13 00:09:44.78 ojbfoTPX0.net
>>658
紫の、女は自由に生きにくい、
という述懐がリアルだから現代女性からも共感される話なのでは
夫の地位に合う新しい妻来たから
自分は北の方の地位を追われても当然で納得です、という女性の方がリアルには感じられない
特にあさきでは朝顔の父が他の女に通うのを母は一見受け入れているように見えたが「やはり母は不満に思っていたのだ」
と気付く場面もわざわざ入れて
本当は理不尽に感じていたであろう当時の女性のリアルな思いを伝えているよ
710:愛蔵版名無しさん
19/08/13 00:32:24.11 ojbfoTPX0.net
>>665
髭黒は病気の妻を無慈悲に捨てたからなあ
そんな男に愛娘をやりたくないだろう
711:愛蔵版名無しさん
19/08/13 05:10:00.36 cXsfRhki0.net
>>665
髭黒は後付けキャラだから…
712:愛蔵版名無しさん
19/08/13 11:48:27.42 0qnBS28G0.net
>>669
捨てた事には違いないし自分の欲望優先はしてしまったけど精神病の妻抱えてる夫としてはよく我慢してきたほうだとも思うから無慈悲とはちょっと違うと思う
髭黒はいろいろ性格的な問題はあるけど家族に対する愛情は深くて先妻の子供たちも大事にしてたから美点はあるんだよね
713:愛蔵版名無しさん
19/08/13 13:30:17.00 c4Mp6iaV0.net
髭黒は今上の母親の弟だけど今上の母親が女三宮の母親を嫌ってたから髭黒に嫁がせるってなったら猛反対しただろうからじゃない?
714:愛蔵版名無しさん
19/08/13 14:41:40.63 w8T+/m5b0.net
>>665
髭黒は今上の外戚ではあるけど朱雀の身内ではないからね
この時代は上流階級ほど近親婚だし、源氏は朱雀の弟、夕霧は朱雀の甥
朱雀が安心して愛娘を託せる身内ということになる
それに髭黒って結構おじさんなのよ、源氏と5歳差
大して年齢差ないんだったら準太上天皇のほうへ行くよね
715:愛蔵版名無しさん
19/08/13 16:00:08.54 0qnBS28G0.net
>>672
今上母って女三の宮母を嫌ってたっけ?今上と女三の宮同士はぬこ好きという共通点あるし気安く二品の宮の位あげちゃうしで異母といっても仲いい兄妹だとは思ってたけど
今上母が嫌うというなら朱雀後宮時代に権勢を誇ってた朧月夜の方だと思ってた
716:愛蔵版名無しさん
19/08/13 20:52:09.30 6pv4iXHI0.net
新婚ほやほやだけど夕霧が候補に挙がっていたのは源氏の息子かつ若いからじゃないの
流石に髭黒だと年齢が離れすぎているからないと思うわ
源氏も年齢はともかく正妻不在&本人が高貴な正妻欲しがっている(らしい)&朱雀の源氏贔屓ってのがあったんだし
717:愛蔵版名無しさん
19/08/13 22:13:45.76 jYluU3800.net
>>674
うろ覚えだけど、なんかそれ誰かが原典にそう書いてあるってのを話してたのを聞いた気がした
朧月夜は実家も寵愛というか権勢も違いすぎるし、その割には妃でもない女官、そして所詮子なしと直接張り合うにはポイントが違いそう
718:愛蔵版名無しさん
19/08/14 10:21:02.66 PWYix7zZ0.net
最も寵愛を受けていた女御、女三宮母は他の妃たちからは面白くない存在で仲も悪かったから
東宮母らは女三宮の世話をあまりしてくれないだろうと原文にあるね
朱雀の後宮は、実質、女三宮母と東宮母と朧月夜三人で激しく競い合っていたんだろう
719:愛蔵版名無しさん
19/08/14 10:51:52.24 6uQOHrrf0.net
東宮母はあまり時めいた存在ではなかったはず
朱雀帝唯一の男子を産んで息子は東宮、髭黒という兄もいるから勝ち組だけどね
女三宮母は朱雀帝の東宮時代に真っ先に入侍したが父先帝はすでに亡くなり
更衣腹源氏で後ろ盾が弱かったため後から来た朧月夜に蹴落とされてしまった
しかし朱雀の妃たちの中では寵愛が深く妃同士は競い合って仲が良くなかっため
女三宮のことが直接憎いというのではないけれどもそこまで親身にお世話するだろうか
母親同士のことはおいといて今上と女三宮は仲が良かった
「内裏の帝さへ、御心寄せことに聞こえたまへば」
今上は女三宮のことをとても気にかけているとある
720:愛蔵版名無しさん
19/08/14 1
721:7:01:23.78 ID:b6yX9QzTd.net
722:愛蔵版名無しさん
19/08/14 17:18:35.53 NQ0Ku+N00.net
でも女三の宮を柏木に賜るとその間に出来た子は男にしろ女にしろ夕霧の子の強力なライバルになることが目に見えているからな
朱雀としては葵をくれなかった左大臣家の末裔にそんな強力なカード与えなきゃならない義理もないわけで
723:愛蔵版名無しさん
19/08/14 17:24:57.18 fpUVa2uk0.net
柏木は朱雀の母方の甥なんだけどね
だから朧月夜にも口添えをお願いした
結局夕霧の子より薫の方が当代の貴公子になってるし
724:愛蔵版名無しさん
19/08/14 18:18:59.49 uNNMP9Itd.net
朱雀は源氏大好きだったから
愛娘の嫁ぎ先はまず源氏、
それがだめなら息子の夕霧。
柏木は最初から視野に入っていなかったのよね、
若くて独身で家柄も血筋もよかったのに
725:愛蔵版名無しさん
19/08/14 18:40:35.90 mim/U93G0.net
>682
あさきでは自分に代わって女三宮を立派に育てて欲しいという朱雀の思いもあったし、
源氏に降嫁させたかったんだろうね
あの女三宮をまだ若い夕霧や柏木が育てられるかというと、難しいだろうし
東宮母って、東宮を産み髭黒という後ろ盾もいて、
本当なら朱雀の後宮で最も重んじられてもいいはずなのに、
血筋では女三宮母に勝てず、寵愛では朧月夜に勝てず気の毒…って弘徽殿大后も同じか?
726:愛蔵版名無しさん
19/08/14 19:04:38.04 NQ0Ku+N00.net
今上がまだ幼かった頃は髭黒は青年だし家は一応大貴族とはいえ左右大臣家ほどじゃないからな
たまたま唯一の男子を産んだから運命が光り輝くように変わったけどもしも朧月夜とかに男子生まれてたら朱雀はこっちを東宮にしたかったろうし、ほんと際どい運命だった
桐壺帝に入内してる女人の中では藤壺が入内する前は圧倒的大勢力だった弘徽殿ほどじゃない
727:愛蔵版名無しさん
19/08/14 23:42:12.08 mIm1utmj0.net
女三宮母は朱雀が東宮だったころ入内して寵愛されて后にたてられてもよさそうなものだったのに
後見が弱いのと
朧月夜が入内して弘徽殿大后がにらみをきかせていたせいで
あまり重くは扱われなくて
それを朱雀もどうすることもできなかったんだよね
東宮母は男児を産んでその子が即位して自分も重く扱われるようになったけど
女三宮母は我が身の不運を嘆きながら娘を残して早くに亡くなった
どっちが可哀想かっていうと女三宮母の方が可哀想に見える
朱雀も女三宮母に申し訳なく思ってたから残された女三宮を溺愛したんだし
728:愛蔵版名無しさん
19/08/14 23:45:44.01 F/suwIpy0.net
そりゃ女三の宮母の方が不遇だろう、今上も四人いる姉妹のうち特に女三の宮を贔屓したのはこの妹が血筋は抜けて高貴なので別格というのと
早くに母を亡くして不憫だからという庇護欲からだろうし
729:愛蔵版名無しさん
19/08/15 07:49:02.90 Fm+n9IPz0.net
皇女とは言えない親王ではなくて源氏でしかも大した後見もない女御じゃ
例え皇子を産んだとしても立后は無理だと思うんだけどなぁ
兵部卿宮&藤壺兄妹と同腹の后腹内親王だったらまだしもさ
730:愛蔵版名無しさん
19/08/15 11:46:15.56 vyt4QlzE0.net
さすがに皇子産んでたら血筋の高さ故立后は可能じゃないか?
皇子いたら後見したい貴族なんてわんさと現れるだろうし異母兄の兵部卿なんて節操もなく私がと言いそうだし
でも兵部卿の長女が物の怪に憑かれたのってその霊は意外と紫母て説もあるけど女三の宮母て線もありそう
入内する時面倒見るて約束で入ったのに本人は右大臣家ににらまれたくないからブルっちゃって見放したとかなんとかで
731:愛蔵版名無しさん
19/08/15 19:35:32.40 mDZ48XAd0.net
朱雀の時代、権力持ってたのは前半が右大臣、後半が源氏で髭黒はただの有力貴族
もし女三宮が男皇子(ちょっと見てみたいw)なら明石の姫と年も近く、
源氏が娘を入内させて後見→東宮に立坊したかもしれない
そうすれば髭黒が帝の伯父として権力を持つことはなく、玉鬘を奪った髭黒に復讐できるw
732:愛蔵版名無しさん
19/08/15 20:20:19.82 Fm+n9IPz0.net
藤壺の甥にあたる皇子ということで源氏も乗り気になりそうw
少なくとも朱雀から頼まれればちい姫とも年も近いから断る理由もないしね
733:愛蔵版名無しさん
19/08/15 20:47:44.15 yIbl1qP90.net
今上が東宮時代、源氏がよくお世話してた
源氏としては将来明石の姫を入内させる相手だから大事に扱ってたけど女三の宮が男子だったら、こっちのほうが縁もあるしで
こっちを東宮に推してたと思う
734:愛蔵版名無しさん
19/08/16 02:30:34.76 XfaHCL3j0.net
>>691
どうだろうね~
女三宮の母親は早世してるから
母親がいない男皇子の立場って不利じゃないかなぁ
735:愛蔵版名無しさん
19/08/16 09:09:52.86 sxk6AeNRd.net
朱雀時代の東宮と東宮母って、
朧月夜や麗景殿に男子が生まれたら東宮にしたい右大臣派からも
冷泉皇統を望んでいる源氏派からも目障りな母子だから
色々嫌がらせされたり苦労してそう
東宮母の立后もそれで阻止され続けたとか?
736:愛蔵版名無しさん
19/08/16 10:44:33.90 wiX07D7S0.net
>>691
源氏は藤壺との実子である冷泉の皇統最優先
冷泉が即位した年に新弘徽殿、王女御が入内、源氏も養女の秋好を入内させている
仮に冷泉に即位の翌年皇子誕生なら明石姫との年齢差も4歳程度
そしたら源氏は明石姫を冷泉の皇子に入内させることを考えただろう
冷泉が皇子なく退位ということになるまでは今上に目を付けてなかったはず
737:愛蔵版名無しさん
19/08/16 10:55:13.17 EQ4lqCJP0.net
>>689
玉鬘が髭黒と結婚しちゃった後は、髭黒家の栄光は玉鬘と産んだ子にも影響するし
復讐とかはそれ気にして考えないかも
738:愛蔵版名無しさん
19/08/16 11:47:36.55 KhAZFnX9a.net
>>694
そうなってたら、明石中宮は後宮で女三宮と争うことになってたかもね
739:愛蔵版名無しさん
19/08/16 14:56:58.04 mt9TbrOL0.net
>>680
朱雀って葵の件気にしてたっけ?
弘徽殿は恨んでたけど
740:愛蔵版名無しさん
19/08/17 13:01:23.14 KDUOaPNs0.net
冷泉が即位した時点で朱雀唯一の皇子として東宮立っていたんじゃなかったっけ
両統迭立で朱雀と冷泉で皇統回す予定だったかもしれんけど
紫式部の執筆時がまさに両統迭立していたわけだし
741:愛蔵版名無しさん
19/08/17 13:36:14.79 WcmTayYS0.net
>>698
朱雀は女御腹、冷泉は中宮腹で冷泉のほうが血筋が良い
源氏という後見人もいて冷泉の後宮のほうが有力者の娘たちが集まった
冷泉と有力者の娘(養女)の間に皇子誕生なら今上はさっさと退位させられるか廃太子
紫式部の時代にもそういうのはあった
冷泉(兄)と円融(弟)の系統が子の代まで交互に即位してたけど
冷泉の子である三条天皇が退位に追い込まれてその子皇太子が廃太子
円融の子である一条天皇の皇統に一本化