あさきゆめみし 第九十四帖at RCOMIC
あさきゆめみし 第九十四帖 - 暇つぶし2ch350:愛蔵版名無しさん
19/07/20 16:35:26.21 qUu+Ekp80.net
>>323
源氏の血筋ならありえる
それこそ冷泉がこれから増えた娘を押し付けてくるとかありそう

351:愛蔵版名無しさん
19/07/20 16:40:27.97 sWVqb/l5d.net
雲居をやたら下げる人がいるけど
一時はマジで離婚かというところまでいきながら
復縁した夫婦なんだから
夕霧は普通に雲居の欠点も長所もこれまでの経緯も含めてまるごと愛してると思うんだよね
でなきゃ復縁しないし
内親王と同じ通いにもしないでしょ
入内させる姫がほしいなら花散里に預けてた三の君がいるし
落葉の魅力もわかっててそれでも雲居とやり直そうと夕霧が決めたなら
そこにはやっぱり愛があったんだろ

352:愛蔵版名無しさん
19/07/20 17:27:57.26 e1o1yN7c0.net
夕霧が落葉にのめり込んだのは頭中将一家に原因あるからね
柏木が死んだショックで他人同然だった落葉の事まで気が回らないのはわかる
だけどもうすぐ死ぬ柏木があれだけ身内たちに落葉の事をお願いしたのに、夕霧除いて誰も気を配らないのは柏木としても無念でしょう
柏木の家族たちが落葉の事をきちんと接しなかったから、余計


353:に夕霧のお見舞い通いが増えて、だんだんと落葉って実は俺好みなんじゃね?て思い詰めるほどになった



354:愛蔵版名無しさん
19/07/20 17:33:37.88 +qDeISNK0.net
スプー系(スプッ、スフッ、スププ、スッップ、スプッッ等) docomoのスマホ、ガラホ d
アウアウ系(アウアウアー、アウアウイー、アウアウエー、アウアウオー、等) auスマホ、ガラホ、またはWiMAX2+等 a
324愛蔵版名無しさん (スップ Sd5f-Bcbd)2019/07/20(土) 14:29:56.50ID:xQXpJGKMd
>>320
雲居が琴が下手なのは、子ども生んだとか関係無いから
男が不満に思ってもしょうがないことだろうね
浮舟も琴が下手で薫ガッカリだし
325愛蔵版名無しさん (スップ Sd5f-Bcbd)2019/07/20(土) 14:58:44.90ID:xQXpJGKMd>>326
現代感覚だと、東大主席卒夕霧は幼く分けがわからないまま低学歴嫁と結婚し、とりあえず幸せな家庭は築いたが、
父親には高学歴嫁や高身分嫁がいるので羨ましくなり自分の低学歴嫁では物足りなくなってきた
そこに親友が高学歴高身分共に備える嫁を残して死亡、夢中に、という感じ

355:愛蔵版名無しさん
19/07/20 17:34:02.11 +qDeISNK0.net
326愛蔵版名無しさん (スッップ Sd5f-pCMz)2019/07/20(土) 15:05:44.18ID:rAfVmGkAd
>>325
こういうの見ると高齢独身か石女かなとw
現代でも不倫してそう
327愛蔵版名無しさん (スップ Sd5f-6S9O)2019/07/20(土) 15:11:25.73ID:Yr8jKszzd
うわーまた石女さん来たの?
328愛蔵版名無しさん (スップ Sd5f-6S9O)2019/07/20(土) 15:12:02.35ID:Yr8jKszzd
>>326のことね、石女さん
332愛蔵版名無しさん (スップ Sddf-/2RE)2019/07/20(土) 16:40:27.97ID:sWVqb/l5d
雲居をやたら下げる人がいるけど
一時はマジで離婚かというところまでいきながら
復縁した夫婦なんだから
夕霧は普通に雲居の欠点も長所もこれまでの経緯も含めてまるごと愛してると思うんだよね
でなきゃ復縁しないし
内親王と同じ通いにもしないでしょ
入内させる姫がほしいなら花散里に預けてた三の君がいるし
落葉の魅力もわかっててそれでも雲居とやり直そうと夕霧が決めたなら
そこにはやっぱり愛があったんだろ

356:愛蔵版名無しさん
19/07/20 18:33:49.85 Gtng0M+b0.net
落ち葉は悪いけど柏木からの扱いが悪すぎて
あんまり魅力の無い地味な雰囲気なんだろうなとしか
もっと魅力あったらいくら柏木が女三宮が目当てだったとしても
あそこまで冷たく無しないだろ

357:愛蔵版名無しさん
19/07/20 18:39:43.92 4y3H7Ud+0.net
>>324
それを考えると三宮に聴かせるレベルまで琴を教えた源氏ってやっぱすごいんだな

358:愛蔵版名無しさん
19/07/20 18:45:41.67 e1o1yN7c0.net
女三の宮は元々父に教わっていたから下地はあった
雲居は少女の頃は大貴族のお姫様のたしなみとして当然琴を弾いてたけど主婦になって子育てに追われるようになったので
今では興味を無くし、たぶん琴の弾き方とか忘れたんだろう

359:愛蔵版名無しさん
19/07/20 23:46:29.70 j27SoEUQ0.net
雲居の雁も大宮に習っていたけどごたごたの所為で中断したから琴弾けないわけでもないし
そんなに雲居の雁に子育て放ってもいいから琴弾き鳴らして風雅に過ごして欲しかったら
女房でも乳母でも夫の夕霧が雇えばいいだけなんだよね
ぶっちゃけあれだけ子供産んでいたら体型崩れるし子育てを乳母任せにしても
雲居の雁の負担はかなりデカいと思うわ

360:愛蔵版名無しさん
19/07/21 00:08:49.02 XHWWeflC0.net
>>328
あなたこそ石女でしょ

361:愛蔵版名無しさん
19/07/21 00:09:38.32 PEU1Ru6g0.net
昔も今も男の理想の身勝手さは変わらないっていうのがよく表れている
場面だとは思うw

362:愛蔵版名無しさん
19/07/21 00:55:53.41 92a7wOTx0.net
別に夕霧は雲居に嫌気がさしたってわけじゃなく、むしろ可愛い妻だと愛情は持っている
ただ生活臭があまりにもするから地味ながらも高貴な雰囲気のする落葉の家に惹かれていったのはわかる
内親王だった祖母に育てられたから余計に皇族独特の気品に憧れたんだろう
一方で働く女を愛人にしているし夕霧は多彩なタイプの女を妻にしている

363:愛蔵版名無しさん
19/07/21 01:05:31.21 PEU1Ru6g0.net
色んなタイプの女を愛でたいんだよね結局
でも女はそうはいかんって感じかな

364:愛蔵版名無しさん
19/07/21 01:06:53.99 IPPs2rkA0.net
>>330
落葉の宮の母・一条御息所が住まいにしていたのは一条にある邸宅と小野山荘で
特に一条にある邸宅はあの当時、御所からとても近い所にあったんだよね
源氏物語の登場人物で自分で管理する住居を2つ持つ女性は珍しくて、
かつ御息所自身教養が高い女性なので、入内するために育てられた大臣クラスの
娘である可能性は低くないと思う
朱雀院から賜ったと考えるには、朱雀院の母娘への寵愛が薄いし、
逆に朱雀院が寵愛で賜っていけるなら、女三の宮に与える可能性が高いと思う
けれど、もしも元々御息所の父親か母親の邸を御息所が相続したとするならば
桐壺更衣と同じように血筋は良くても実父の早世や御息所が生んだのは皇女一人と
いう不運が重なり、相対的に親


365:族も落ちぶれて受領階級になったのかもしれないと思った



366:愛蔵版名無しさん
19/07/21 03:16:34.73 8OZMq2ksd.net
>>340
こんばんは石女さん

367:愛蔵版名無しさん
19/07/21 10:16:36.40 92a7wOTx0.net
>>339
たぶん雲居が女房とか乳母任せは嫌だったんじゃないのかな
幼い頃に両親が別れて、実母と離れた生活になって、かといって実父の元に引き取られるでもなく祖母のところに預けられたから誰よりも家族との生活欲してたのが雲居
それに女房たちが親身になって自分の子を可愛がってくれる保証はないもの、いい例が宇治の八の宮のところの女房
奥様の命と引き換えに生まれた縁起の悪い子だから面倒みたくないとか使用人ごときがふざけるなって態度をとってた
同じような状況で生まれた夕霧は別に女房たちに邪険にされたわけでもなく、むしろ左大臣家で大切に育てられたから貧乏宮家と使用人からも侮られていたんだと思う

368:愛蔵版名無しさん
19/07/21 10:55:14.67 uIuecu8W0.net
>>342
祖母大宮のところはむしろ小さい孫たち2人が暴れていて生活臭ありすぎだったのでは
生活臭をまったくさせず物音一つ立てず静寂に暮らす紫に憧れての落葉だから
落葉だって万が一柏木との間に大勢子供がいれば雲居のところと変わらぬうるさい家で
夕霧のお眼鏡にはかなわなかっただろうし
紫は基本的にはちい姫の世話は女房任せでそれよりも源氏から愛される妻でいること重視
子供がいなかったことも体型が崩れず若々しくいるためには好条件で
紫にはそれほど子供が産みたい願望もなさそう

369:愛蔵版名無しさん
19/07/21 11:10:20.46 +3dBLB1A0.net
明石の姫の養育は女房任せてことはないと思う、自ら親身に育てたからこそ明石の姫は養母を心から慕うようになったのだと思うし
子供を産みたい願望あったからこそ格下の身分にすぎないはずの明石の御方に嫉妬したんでしょうが
明石の姫の養育を女房任せにしてたらそれこそ明石の御方が実母ですぐ近くの屋敷に住んでるくらいの情報は明石の姫にも届いてたと思う
あと子供を授かるってのは当時の身分高い女性にとっては武器であり財産でもあるからね
夫に愛される条件として子供を授かるてのは必要要素ではあったし通い婚が普通な当時としては夫婦の間に子供がいなかったらそれをきっかけに通いが無くなるてのはよくあったことだ

370:愛蔵版名無しさん
19/07/21 11:10:32.56 GhoGIOYc0.net
落ち葉と柏木の間に子供が居たら左大臣家の嫡男になるし
母親の落ち葉の扱いもそれに応じて重くなるよね
子供が居なかったから柏木の死後見放されたのは厳しいけど現実なんだろうな

371:愛蔵版名無しさん
19/07/21 11:46:58.65 uIuecu8W0.net
>>348
明石姫は紫が実母でないことを知っていたし原作では実母が明石であることも知っている
六条院内で明石と和歌の詠み合いをすることもゆるされていた
趣旨はいうことじゃないでしょ
紫が瓦解したのは自分より高貴な正室が降嫁したことであって子供を産めなかったことは気にしてないし
源氏は紫にあなたに子供がいないのを残念に思ったこともあるが
大将の母(葵)が苦しむのを間近で見ているのであんなに恐ろしい目に遭わせなくてよかったとも言っている
出産は(今でもだけど)死と隣り合わせだから
借り腹で身分の低い女性が産んだ子を育てて得したという事実もあるよ

372:愛蔵版名無しさん
19/07/21 12:00:28.84 +3dBLB1A0.net
>>350
実母が紫でないことは知ってたし実母は身分低い人だとは知ってたが明石が実母なのは祖母から聞いて初めて知らされてたよ?
原作でも実母が身分低いとは知ってたがまさかこんなに低い人だとは思ってなかったと衝撃を受けてたし、明石本人もいずれ立后した時にでも
時期を見計らって真実を伝えようと思ってたのに母親が先走って知らせたものだからどんなにショックを受けたことでしょうと心中ハラハラ


373:してた



374:愛蔵版名無しさん
19/07/21 15:36:07.02 BoWPTico0.net
>>347
>紫にはそれほど子供が産みたい願望もなさそう
あさきで紫は
「私にはどうして殿のお子が生まれないのかしら
こんなにも殿を愛しているのに…
それなのに…!」
て嘆いているよ

375:愛蔵版名無しさん
19/07/21 15:54:22.29 bJ+9VZdfd.net
あさきの補正すごいよね

376:愛蔵版名無しさん
19/07/21 16:51:56.82 Fv9sggqm0.net
子供の頃は
他人の産んだ子を引き取ることのなにが嬉しいのか
って思ってたなぁ

377:愛蔵版名無しさん
19/07/21 17:02:53.46 +3dBLB1A0.net
少なくとも紫は出産は生死に関わるし体型も崩れるから子供は生まないで女としての人生楽しもうとか思う女人じゃないからね
そういや赤毛のアンは死産含めると7人産んだが相変わらず細身で若い頃のスタイル保ってたので親友のダイアナから羨ましがられる場面あったな

378:愛蔵版名無しさん
19/07/21 17:16:13.07 +3dBLB1A0.net
>>354
曹操の正室は子供が出来なかったが側室の女が長男産んだ後に体調崩して死亡
正室が長男を引き取って血の繋がりは無いものの心から慈しんで大切に育てた
ある日、曹操が敵を攻めた時に捕虜にした将軍の妻が妖艶なる絶世の美人だったので彼女との愛欲に溺れ
新たな敵襲が攻めてきた時に命からがら逃げ出す羽目になり長男が父親逃がすために犠牲になったので
正室は激怒して実家に帰り二度と戻らなかった(経済的な援助は死ぬまでしてたらしいが)
正室に愛想を尽かされ他の愛妾たちに慰めてもらいたくても側室達は全員正室に味方して主人を寝所に入れなかったというエピソードがあるな
他人の子でも愛して慈しんだ正室の母性愛に他の側室たちが感動して主人より正室の味方したあたり紫と通じるものがある

379:愛蔵版名無しさん
19/07/21 17:37:20.11 PEU1Ru6g0.net
上にも似たような事書いてたしあさきにも確か書いてたけど子供が出来るのは
縁が深いって意味合いがあるから、本能除いても子供はいたほうがいい時代だと思う
だから補足がなくても子供産まなくていいとかは思ってないんじゃなかろか

380:愛蔵版名無しさん
19/07/21 17:44:49.17 XHWWeflC0.net
>>347
>紫にはそれほど子供が産みたい願望もなさそう
それはなさすぎでしょ・・
これだから石女は・・

381:愛蔵版名無しさん
19/07/21 17:50:42.89 UByqxjied.net
子供が武器であり財産であるなんて古今東西変わらない
まして貴族社会
「子供を生まない方が紫は幸せだった」「紫は子供を産みたくなかった」って子なしの負け惜しみにしか聞こえない
体型が崩れるから子供産みたくないなんて薄っぺらい性格だったら紫が源氏に一の人として愛されることもちい姫の養育を任されることもなかったでしょう
言いたくないけど子なしの人ってこういうの多くてげんなりだわ

382:愛蔵版名無しさん
19/07/21 18:51:09.09 X/IYnQYVa.net
何人も子供産んだら正直体型なんか気にしないわよね
本人も旦那も

383:愛蔵版名無しさん
19/07/21 19:08:03.85 bKT9JqADd.net
子供さえ生まなかったらいつまでも若いわけじゃないからね
子供生んでも生まなくても40にも50にも60にもなる
60歳の体型の崩れない妻より子供や孫の方が欲しいんじゃない
そもそも源氏の場合いい身体を欲しくなったら、若い女房でも相手にしてればいい

384:愛蔵版名無しさん
19/07/21 19:25:08.49 U/6wWfd60.net
石女っていえばマウントとれると思い込んでる猿がいるな

385:愛蔵版名無しさん
19/07/21 20:03:05.32 +3dBLB1A0.net
道長の奥さんなんて子供をたくさん産んだのに長生きだもんね

386:愛蔵版名無しさん
19/07/22 00:19:45.01 njy3ycQcd.net
>>352
明石姫君を引き取る前までは悩んでいたけど、引き取ってからは
実の子のように可愛がったよ
明石姫にとっても紫が
一番心を寄せるお母さま

387:愛蔵版名無しさん
19/07/22 15:38:51.79 hLmZMfffd.net
お産は現代でも命懸けだっていうのにそんな思いを何度もして自分の子を産んでくれた雲居に対して
夕霧のあの仕打ちはやっぱりないわーと思うんだな
そりゃ実家帰りますわ
ちょうど弘徽殿がいたけど近江ちゃんもいたら面白かったのにw

388:愛蔵版名無しさん
19/07/22 16:20:06.44 FaPBdSnp0.net
雲居は筒井筒の恋を成就して、夕霧の唯一無二の正妻として油断があったのかもね
落葉の一件で、プライド傷つけられて実家に帰ったのも慢心のあらわれかも
頼るべき身内と受け入れてくれる親族(父や新弘徽殿)がいるお姫様ならではの慢心だけれど
でも結局は状況を受け入れたことで、北の方としての役割を果たしている
夫の数多の妻妾を統括するのは大貴族の正室の最大の役目の一つ(紫の上もこなしていた)藤典侍も雲居寄り
雲居は跡継ぎも姫も沢山産んで、実家の人脈活かした社交もこなす文句のつけようの無い太政大臣の北の方だよ

389:愛蔵版名無しさん
19/07/22 20:10:45.38 xE7FZCDh0.net
>>365
一応、一夫多妻の時代だしねー、よりによって兄嫁だった人に夫が恋したのが皮肉だけど、夕霧は当時の風習的に特に酷いことはしていない
むしろ今まで誠実に尽くしてくれたのだからむしろ良い夫

390:愛蔵版名無しさん
19/07/22 20:58:01.03 xE7FZCDh0.net
あと重苦しい話が続く終盤で夕霧雲居夫婦の喧嘩話てやっぱり必要だと思う、雲居の清らかな初恋は物語のために犠牲になったのだ!てやつかと
仮にも由緒正しい大貴族の娘である雲居が後ろから伸びより手紙を盗み取った場面は絵巻にもなってるくらい当時の読者が苦笑した印象深いエピソードだったんだなとわかるし
子供に乳飲ませながら貴方が遊び歩いてるから家に物の怪が入ったんですわと詰ったり、アテクシは鬼になりましたとはっきり言う雲居に読者たちは困った奥様だと笑いつつ、でも憎めない愛嬌さがあるとホンワカしたと思うわ
これが六条が女の情念たっぷりに私は鬼になりましたとか言ったら恐ろしい場面になるけど雲居だからギャグになるっていう

391:愛蔵版名無しさん
19/07/22 22:41:23.11 GNlsV1Iw0.net
六条さんだとシャレにならんからなw
あと妻が子育てにかまけて女の魅力がなくなったから浮気する夫への怒りってのは
大貴族だろうが中流貴族だろうが家政を担う奥方様の共感を呼べると思うわ

392:愛蔵版名無しさん
19/07/23 00:13:38.98 ebRm1rCD0.net
>>367
琴が下手で品性に欠ける妻というのは当時の貴族男性からは不満に思われても仕方がない
そこに教養・品性ある内親王、しかもまだ若い未亡人が現れたら
男なら手に入れたくなる気持ちは分かるからね
女三宮降嫁で傷ついている紫に申し訳ないと思いながらも
朧月夜とまた付き合い始める源氏のような
訳の分からなさは無いわ
夕霧の浮気は非常に明瞭でロジカル

393:愛蔵版名無しさん
19/07/23 04:33:20.58 9A1u5zbE0.net
ただ教養があっても母親の葵はあまり愛されなかったことを夕霧は知ってるのかな
母親のことは大宮や頭中将からは聞いても源氏からは聞いてなさそう

394:愛蔵版名無しさん
19/07/23 07:59:01.76 0na9Aw0B0.net
夕霧は堅物でけっして風流人では無いので、琴が上手いだとか優れた教養やら品性が無い女性とは
話しが合わないというわけでは無いしね
雲居だっていっときは東宮妃にと考えられた大貴族の姫なのだし並の教養や品性はあるでしょう
371さん言うように、琴やら教養以上に人柄が重要

395:愛蔵版名無しさん
19/07/23 08:14:42.07


396:4GA02q3e0.net



397:愛蔵版名無しさん
19/07/23 08:37:00.60 ubfp4VLyd.net
>>369
一千年経った今でも共感される怒りだよね

398:愛蔵版名無しさん
19/07/23 08:42:19.10 ubfp4VLyd.net
紫が子供を産めてたとしても源氏の不誠実さは変わらなかったと思うけど、紫自身のメンタルは子の存在によりかなり救われてただろうな
でもその場合紫も明石に続き妻ではなく母として生きることになるから物語としては深みがなくつまらないものになるね

399:愛蔵版名無しさん
19/07/23 09:53:15.96 AfvwLO1s0.net
夕霧と雲居の別居騒動って紫が死ぬ直前だから
雲居の堂々たる振るまいと依るべきもののない紫の対比でもあると思うな
例え世間の同情なんてなくても雲居は落ちぶれる心配も見捨てられる心配も全くしなくていいもんね
夕霧は愛情がなくなったとしても后がねの長女を取り戻さざるを得ないから必死だし
離婚になっても男の子達が死ぬまで面倒見てくれるんだから

400:愛蔵版名無しさん
19/07/23 10:06:30.97 AfvwLO1s0.net
ただ、そういうところまで含めて夕霧は雲居を愛してるって主旨の話でもあったと思ってるうわ
女からするとふざけんなってのも含めて
あさきじゃないけど、瀬戸内寂聴も夕霧の家庭が一番現代に通ずるものがあるって評してた

401:愛蔵版名無しさん
19/07/23 14:30:55.05 0na9Aw0B0.net
>>376
共感
紫が亡くなった年齢って、丁度妻が夫と共寝しなくなり夜離れするお年頃(性的な引退ってこと)
紫の上は後盾(父や親族の庇護や実子という保証)を持たず、最後まで一女性としてのカードしか持たなかった
その効力が失われる頃に花が枯れるように 亡くなったしまったのは、源氏物語の深いテーマの1つだと思う

402:愛蔵版名無しさん
19/07/23 15:05:44.89 ojej46E90.net
>>372
というより、落葉がどうこう以上に年取った古い妻より新しい女が良くなったんじゃないの
もちろん雲居の慣れや落葉の気品はあったにしろ、要は新しい妻が欲しくなったってのが一番だと思う

403:愛蔵版名無しさん
19/07/23 15:06:39.92 ubfp4VLyd.net
>>379
最低な話だよねw

404:愛蔵版名無しさん
19/07/23 15:08:14.51 ojej46E90.net
>>375
それなんだよね
徹底的に逃げ場がないから盛り上がる
なまじ明石の姫で子供の可愛さを知ってしまったからこそ子のない悲哀があったろうし
あるのはただ源氏の愛だけなんだよね
実際には個人財産も持ってたろうけどそれはなしで

405:愛蔵版名無しさん
19/07/23 15:10:00.22 Z4AUAKGFd.net
>>380
現代でも夫が妻の許可なしに重婚できるとしたら、結構多くの男がやるような気がする
まして同格の妻扱いなら

406:愛蔵版名無しさん
19/07/23 15:18:20.66 0na9Aw0B0.net
>>379
身もふたもないけれど同意w
夕霧にとって亡き親友の未亡人への想いは最後の青春の輝きだったのかね

407:愛蔵版名無しさん
19/07/23 16:18:47.85 AfvwLO1s0.net
実際は落葉ってそこまで若くもない筈だけど
10年で7人産んでるたくましい女と静かに暮らす不運な親友の未亡人を比べると別物だろうね

408:愛蔵版名無しさん
19/07/23 16:41:48.64 ikvNZhp/0.net
二宮はそこまで美人な描写はないのに未亡人オーラがあって色っぽい
夕霧もただのオッサンだったのか

409:愛蔵版名無しさん
19/07/23 17:19:25.72 /roLCezy0.net
夕霧が一説だと二十九で
女三宮が二十五くらいだから
女二宮も二十代後半くらいなのかな

410:愛蔵版名無しさん
19/07/23 18:09:34.40 E2tUCOE20.net
現代でも〝ミドルエイジ・クライシス(中年の危機)”という言葉があるよね。
結婚して子供にも恵まれ仕事も順調な働き盛りの男性が、ふと


411:〝俺の人生、これでいいのか?” と感じて、もう一度恋をしたい衝動に駆られる。 1000年前の貴族男性にも当てはまるのが面白い。



412:愛蔵版名無しさん
19/07/23 18:38:23.89 ebRm1rCD0.net
>>376
雲居みたいに教養や品性無く、奔放に振舞うと
結局は半分しか通われない妻にされてしまうという
当時の女性読者たちへの教訓でもあるのかな
もし雲居が出て行っても藤典侍との間の優れた子を
落葉の養女にして入内させればいいので
夕霧はあまりダメージは無い
真木柱を失った髭黒を見て夕霧は学習していたかも
ちゃんと計算して有利な立場を失わないまま浮気している

413:愛蔵版名無しさん
19/07/23 19:09:46.02 ZNFw0h7AM.net
雲居いないってことは財産も半分とってかれるってことじゃないの
明石と違って藤内侍も落葉もお金持ってないから全部夕霧が負担することになる

414:愛蔵版名無しさん
19/07/23 19:43:16.90 fX7mnLxg0.net
>>389
藤典侍は後宮女官としてトップクラスの地位なので自力で稼いでいる
落葉の宮の品位は不明ながらも、母からの遺産として一条宮を持っている
六条院の夏の町に住むようになってからの一条宮の所有者は不明だけども
仮に処分していても所有していても、何らかの形で落葉の宮の財産になっているかと

415:愛蔵版名無しさん
19/07/23 19:51:28.76 FgXvljsO0.net
>>389
夕霧ほど高位で将来の大臣の座も約束されてる男なら金はくれてやっても、これから先いくらでも財産が増えていく
源氏も須磨流しが決まった時、自分の財産を紫名義にしていたし、むしろ妻子にほとんどくれてやるほうがこの時代の貴族のステイタス
莫大な財産持っていた源氏の遺産を一番相続したのは養女の秋好、次に玉鬘とこれらの事実を見てもわかるように財産は女子が本来相続するものという認識なので
実子の夕霧が全然文句を言っていないことからもわかる

416:愛蔵版名無しさん
19/07/23 20:01:24.12 oiTzBuhCa.net
>>388
惟光は受領階級出身とはいえ最終的に宰相以上になってるから藤典侍は明石ほど格は低くない
出世後の惟光の娘は更衣としてなら入内できる
明石入道は三位中将を捨てて受領そして無位無官になってるから本来お話にならないレベル
源氏の場合、一枚しかないカードを格上げするためだったから許されたのであって
両親の血筋と育ちと年齢全て誰が見ても申し分のない后がねの娘が居るのに
別の格下の娘を東宮に差し出すのは宜しくない

417:愛蔵版名無しさん
19/07/23 20:14:45.25 9A1u5zbE0.net
玉鬘なんて長女を帝に入内させなかったら一発アウトだったしね
というか姉が駄目なら妹って帝も蔵人少将も馬鹿にされたって思うわ

418:愛蔵版名無しさん
19/07/23 20:18:01.72 FgXvljsO0.net
>>389
あと藤典侍が金無い描写はない
彼女の場合、父親の身分が低いってだけで父親は源氏の腹心の部下だったのだから地位を利用して財産はたんまり貯めてる可能性高い
むしろ父親の羽振りがいいから宮中の女官職にもすんなりつけたと見たほうがいい、そおらくだけど経済的な状況だけ見れば雲居に負けてないと思う
雲居は大臣家の娘とはいえ脇腹だし実の母は他所で復縁して新しい家庭持ったから自身の財産はあまり持ってなかったかもと思われる
たぶん夕霧が結婚時に三条の屋敷の名義を妻に変更しているくらいのことはされてもらってるろは思う


419: 道長も自分の屋敷を造営する時に部下や媚び売ってくる受領どもに寄進させたため自分の財産はまったく使っていないということがあった



420:愛蔵版名無しさん
19/07/23 20:29:39.19 ZNFw0h7AM.net
髭黒一家が没落したのって后がねがいなかったなの?まかりなりとも自分の母親の一族を娘を入内させなかったからって今上はそっぽむくものなのか?
髭黒が嫌われたからかもしれないけど

421:愛蔵版名無しさん
19/07/23 20:34:57.97 FgXvljsO0.net
髭黒が死んだ後の玉鬘の家は経済的にはむしろ裕福だったけど故人が生前横暴で知人とか部下に優しくなかったせいで死んだ後はあっという間に人が離れていった
男子たちも一人前になる前だったし玉鬘は子供達の将来に頭を悩ませてた

422:愛蔵版名無しさん
19/07/23 20:48:10.74 ebRm1rCD0.net
>>392
もし夕霧が雲居と離縁して雲居の娘たちを失ったら
藤典侍の娘しかいないから落葉の養女にして入内だろう
藤典侍は目立たないけど
夕霧が雲居と別れてもダメージほとんど無いくらいに
夕霧の地位を強固にすることに貢献している
夕霧もそれが分かっているから、雲居の立場を少しも考えず
落葉との結婚強行だろう

423:愛蔵版名無しさん
19/07/23 20:58:46.61 ebRm1rCD0.net
>>390
落葉には大和守が付いているようだから
かなり金持ちだろうね
大和は大国 身分は低いが大和守は大金持ち

424:愛蔵版名無しさん
19/07/23 20:59:07.53 FgXvljsO0.net
政治家目線で見れば宮中で働く女を愛人にするメリットは計り知れないもんね、まず後宮の情報収集に便利
夕霧と雲居が別居したときは正妻に味方して手紙を送って正妻の信頼を得ているし、かといって後には落葉に六の君の養母をお任せしてもらってるし
自分よりはるかに格上の身分の妻たちに恩を売っておいて両者からメリット享受してるのでさすが典侍だけあって頭がいいって感じだ

425:愛蔵版名無しさん
19/07/23 21:01:39.42 1WE1HMuw0.net
ん~?結局離婚せず続いているから夕霧が雲居雁の機嫌取ってなぁなぁにしたんでしょ
何度も出てるけどケンカしてる最中でさえ雲居雁の事可愛いと思ってるし
夕霧の本音は可愛いのとセクシーなのどっちも手に入れたい単純なとこで
娘を駒にするような政治的打算で動いてるのは宇治に入ってからしか感じない

426:愛蔵版名無しさん
19/07/23 21:02:21.30 AfvwLO1s0.net
>>397
帝や東宮には持ちうる最高の娘を差し上げるのが当然であって
あっちの娘が駄目だから劣り腹の娘を格上げして差し上げれば良いという話ではない
…というか、夕霧の長女は下手打てば后がねの娘の居ない致仕太政大臣&紅梅家側の手持ちカードになりかねなかったし
そうなったら夕霧家の脅威だった

427:愛蔵版名無しさん
19/07/23 21:02:54.22 FgXvljsO0.net
>>398
ただイトコにあたる大和守は内親王の親戚名乗るにはいかんせん身分が低すぎるし内親王の世話するには本人もストレスたまってたようだった
まだ落葉の母親は聡明な人だったけど落葉自身は頭はいいほうだけどお姫様育ちだから母親亡くした以上、夕霧と再婚するしか世間を渡っていけなかったからね
落葉一人じゃ財産管理なんて無理だったから父親もしぶしぶ再婚認めたって感じ

428:愛蔵版名無しさん
19/07/23 21:09:51.38 FgXvljsO0.net
>>401
頭中将は現役退いていたし、紅梅はすでに先妻との間に娘二人儲けてたから少なくとも紅梅の手持ちカードになるってことはないわ
むしろライバルにあたるから親族としてお世話はしても入内に協力するてことはないよ
紅梅は一見人がいいキャラしてるし本当に性格いいんだろうけど、それでも義理の娘より自分と血が繋がってる娘のほうにいい縁談考えてるあたりちゃんと自分のメリット考えてる人だからね
紅梅の実子より真木柱の連れ子のほうが身分は上なので真木柱は本当だったら自分の娘のほうにいい縁組みさせたいと思うのが普通だろうけど
なにしろ連れ子がすごく内気で臆病な娘なせいと、あと親や祖父から相続した遺産がたんまりあるため生活困ってないせいで娘の結婚をあまり真剣に考えてないのが今の家庭の平穏につながっている

429:愛蔵版名無しさん
19/07/24 00:32:11.64 YBEUsm9R0.net
>>401
雲居腹の未婚の娘がまだ残っていても劣り腹の六の君を落葉養女で
匂宮に嫁がせているから箔付けすれば劣り腹でもいいんだよ
他に本人の優秀さや年齢の釣り合い等も考慮して決めるんだろうけど
藤典侍の存在が雲居の価値を下げていることを考えれば
紫母や夕顔が苛められたのも理解できるね
力の無い愛人の娘でも何らかの形で箔付けすれば入内等
重要な娘として使えるから
正妻やその娘は相対的に重要度が低下する
正妻側は愛人母子を押さえつけておく必要があった

430:愛蔵版名無しさん
19/07/24 01:41:22.70 OeBC9vpg0.net
言っても最後に決まるのは政治的立場だけどね入内させても皇子が生まれなけりゃ意味がないし歴史的にそのせいで摂関家以外から帝が出て院政が始まったし

431:愛蔵版名無しさん
19/07/24 06:15:21.34 AMguM1kQ0.net
とにかく子供達の将来て面で見れば雲居のほうに復縁のメリットあるからね
あのまま別れてたら子供が多い分、別の男性と再婚なんて難しいし、長男長女はそれでも、いい地位とか縁談に恵まれるだろうけど
下のほうの弟妹はけっこう悲惨なことになってたと思う、特に男子は下手したら明石入道みたいに都での出世を諦めて田舎に左遷とかもありえた

432:愛蔵版名無しさん
19/07/24 06:28:03.94 AMguM1kQ0.net
>>404
髭黒だって玉鬘との間に男子しか出来なかった時期はとにかく真木柱の親権を取り戻したくて必死だったからね
頭中将は玉鬘が冷泉の元に尚侍として出仕するという話が持ち上がっていたとき渋い態度だったのは正妻の娘である新弘徽殿の建前上、後見できないという事情があったからだけど
たぶん新弘徽殿が冷泉に寵愛されてたからまだ皇子誕生の希望があったからだろうけど、もしも寵愛薄いようだったら心を鬼にして玉鬘の後見に取り組んだと思う
現に玉鬘が出仕を諦め髭黒に嫁いだら男子をすぐ産んだので柏木が帝の皇子を産んでたらどれだけ家の栄えになったかと嘆いたほどだったからなあ

433:愛蔵版名無しさん
19/07/24 08:10:09.73 2Y9Mee2z0.net
腹違いとはいえ、姉妹で同じ帝に入内した例ってあるっけ?(死別後は別)
源氏が新弘徽殿と姉妹と知りつつ玉蔓を冷泉帝の内侍に推薦したのでタブーではなかったのかしらね
姉妹で寵を競わせるつもりだったなんて源氏は酷いなあ

434:愛蔵版名無しさん
19/07/24 09:23:14.58 ADSRAwJy0.net
>>408
姉妹とは言っても同母じゃないし
今迄全く交流がないのだから
お互い従妹同士くらいの感覚じゃない

435:愛蔵版名無しさん
19/07/24 10:58:23.89 9AbPim5o0.net
>>408
源氏物語の舞台が村上天皇の時代と喩えて遡ってみると
微妙に重なっていそうなのが藤原基経で、二人の娘を清和天皇の女御にしている
玉鬘は源氏の駒としての尚侍だから、頭中将にとっては扱いが難しい立場に立たされた
厄介な娘は誰かに縁付かせて後宮から離れさせたいと思ったとしても不思議じゃないわね

436:愛蔵版名無しさん
19/07/24 14:15:06.69 HWFtF+JT0.net
>>408
尚侍は正式な妃ではないので
源氏物語の時代だと藤原頼通(道長の息子)が
長女の生子を後朱雀天皇の女御に、次女の真子を尚侍にした例がある
尚侍はあくまでも女官だから帝の手が付くかもしれないけど
女御とは競合しないんじゃない
玉鬘は冷泉の手が付けば女御に昇格するかというのは話が別だし

437:愛蔵版名無しさん
19/07/24 17:56:14.82 98hCysB00.net
>>405
そう考えるとひどいけど姉妹で嫁がせたのもそれなりの理由はあるんかな
でも尚侍だと皇子産んでも即位はできないんだっけ?

438:愛蔵版名無しさん
19/07/24 19:27:27.78 AMguM1kQ0.net
できるよ、道長の正妻腹の三女と四女は尚侍で入内した、三女は後に立后、四女は男子を産んだらすぐ死んだけどその男児が帝になったとき皇太后を遺贈された
ちなみにとりかえばやのヒロインの双子の弟(女のふりして)も尚侍で宮中に入った
尚侍は摂関家の女子がつく役職で名目的には宮中の筆頭女官だけど実際の実務は典侍以下の女官たちがやってたから、ようは大貴族のお姫様の名目上の役職ですね

439:愛蔵版名無しさん
19/07/24 19:55:49.35 CJjMKJYBd.net
道長の娘の場合は女御になる前のワンクッションでしょ

440:愛蔵版名無しさん
19/07/24 20:00:12.74 IbqdGcjP0.net
元々立后させるつもりで送り込んでるからね
でも道長に限らずどこの摂関家も純粋な女官として出仕させる貴族なんていないと思うよ
思うに道長はたぶんだけど世間体がちょっと問題あるから最初は尚侍で入内させたんだと思う
なにせ三女は長女が産んだ皇子より10才上で叔母と甥の関係だったからね
もちろん当時の世代では叔母と甥、または叔父と姪の結婚が認められていたけど、それでも近すぎる間柄は世間受け的に問題あったんだろ

441:愛蔵版名無しさん
19/07/24 21:34:31.22 HWFtF+JT0.net
>>413
威子と嬉子は東宮妃時代に尚侍だっただけ
東宮妃は女御になれないから尚侍ということにしてお給料もらってた
夫が天皇として即位したら女御→中宮になってるでしょ
(嬉子は東宮妃時代に出産で死亡)

442:愛蔵版名無しさん
19/07/24 21:46:44.68 IbqdGcjP0.net
東宮は次代の帝だから東宮妃でも女御になれるよ
現に明石の姫は桐壺女御として東宮妃になった

443:愛蔵版名無しさん
19/07/24 22:01:21.14 98hCysB00.net
なるほど
雲居の雁は夕霧とのことがあるから東宮への入内はダメになったけど、
尚侍だったら大人になってから源氏と関係持った朧月夜でもなれたんだから
幼い時の夕霧との恋があってもなれそうだけど、
あれは入内をあきらめるほどの出来事だったのかな

444:愛蔵版名無しさん
19/07/25 02:08:51.14 JqqboPY40.net
>>387
その辺、黄昏流星群みたいね

445:愛蔵版名無しさん
19/07/25 02:09:13.97 JqqboPY40.net
>>387
その辺、黄昏流星群みたいね

446:愛蔵版名無しさん
19/07/25 02:18:51.02 JqqboPY40.net
>>406
そういえば雲居雁も諦めて戻ってきた、って解説もあったしね
実際雲居雁が戻った来たらいいけど、こなかったらそれはそれで仕方ないってことじゃないかな
落葉の宮にしても「処女でもないくせに」みたいなのはタンに鈍感なだけじゃないよね
落葉と雲居とどっちを愛してたかって話してる人もいるけど、後半生の夕霧は源氏と同じく「一番愛してるのは自分」だと思う

447:愛蔵版名無しさん
19/07/25 03:29:16.87 rrfu9AvT0.net
単に女慣れしてない、口説くの下手ってだけじゃなく
所々に傲慢さが見え隠れてしてるよな
柏木もそういうところあったが

448:愛蔵版名無しさん
19/07/25 06:56:10.44 xQx/EGf30.net
>>422
それは夕霧、柏木にとって、落葉の存在は上目線になれるものなんでしょうね
夕霧は女三宮の婿候補だったし、柏木は祖母が帝と同母の内親王
更衣腹の内親王は格下感あったのでしょう

449:愛蔵版名無しさん
19/07/25 07:11:22.45 42hZUcwY0.net
夕霧だって祖母が内親王だし祖父も帝と皇族の血統は夕霧のほうが強い
柏木は最初から三の宮本命だったから妥協して劣り腹の二宮てある意味屈辱だったんだろうな

450:愛蔵版名無しさん
19/07/25 09:33:00.17 Ym+ABdgjd.net
夕霧と柏木がそうというよりその時代の女の価値なんてそんなものだったんでしょう
源氏だって自分の性愛満たしたいから紫の出家許さなかった

451:愛蔵版名無しさん
19/07/25 10:44:29.46 pwMHWFj/0.net
柏木は祖母宮とは御簾ごし�


452:ナしか会えなかったけど、 溺愛されてる夕霧は唯一祖母宮と直接会える孫だったらしい



453:愛蔵版名無しさん
19/07/25 10:47:42.70 pwMHWFj/0.net
追加
で、夕霧は「僕は柏木達より偉いんだ」と増長してたらしい
元服する前の話

454:愛蔵版名無しさん
19/07/25 14:58:04.92 vetjbKYt0.net
そりゃ大宮は文字通り夕霧の母がわりだし
逆に頭の中将は雲居は新弘徽殿に愛情が劣る存在
この時代は子差別孫差別は当然だから子供もそう育ってしまう
五位と六位には越えられない壁があって
六位なんて領地も貰えないし下国の受領と同等要するに貴族じゃなくてただの役人
清涼殿に上がれない(帝にお目見えできない)地下人であって卑しい身分だから源氏の息子としてはあり得ないよ
ふて腐れずに真面目に勉強したのが夕霧
万能感を持ったまま破滅に向かっていったのが柏木

455:愛蔵版名無しさん
19/07/25 16:11:53.18 /tkLI/c80.net
>>417
今上が即位する前のちい姫はただの東宮妃であって女御宣下うけてないよ
女御更衣は現役の天皇妃としての地位
だから降居の帝である上皇に入内した玉鬘大君は女御になれなかった
>>426
大宮は元服後の頭中将すら実の息子なのに御簾ごしだもの
大宮は夕霧を子供だと思ってるから御簾内に入れてるだけ

456:愛蔵版名無しさん
19/07/25 18:41:13.71 H2g4OcUT0.net
藤壺は兄式部卿宮を御簾内に入れてたけど兄は良くて息子がダメな事あるの?
大宮より藤壺の方がゆるいだけかな基準は何だろ

457:愛蔵版名無しさん
19/07/25 19:03:59.67 NfLrINP40.net
頭の君が雲居の雁に箏の琴(だよね多分)を弾かせていた場面では
直で対面していたけど
大宮の晩年の話なら
見苦しいところを、実の息子とは言え
見せたくなくて、とかじゃないかなと

458:愛蔵版名無しさん
19/07/25 19:17:14.48 T+5jeDcm0.net
>>430
そういえば新弘徽殿も柏木たち男兄弟と御簾なしで話してる場面があったっけ
原点ではどうなのかわからないけど
同腹なら御簾なしでもいいのかな

459:愛蔵版名無しさん
19/07/25 20:14:00.64 42hZUcwY0.net
>>429
ちょっと待って、明石の姫はあさきでは入内した時から女御様と呼ばれてたから勘違いしてたかもしれないけど玉鬘大君は女御として入内してるよ?
手元にある与謝野晶子版源氏物語の竹河を再度読んでみたが髭黒亡き後に玉鬘宛に冷泉は姫君を女御として入内させるようお願いしてるし、入内してからはしつこいくらい
新女御は~と書かれてあるため女御となって入内したのは確実
あと実在の人物では道長が第二夫人に産ませた藤原寛子は敦明親王に嫁いだが敦明親王は皇太子の地位を返上して見返りに準太上天皇(上皇)の地位を賜り寛子も女御になっている
あと辞典でも女御を調べると
1 後宮(こうきゅう)に入り天皇の寝所に侍した高位の女官。皇后・中宮に次ぎ、更衣の上に位した。主に摂関の娘がなり、平安中期以後は皇后に立てられる者も出た。
2 上皇・皇太子の妃。
と書かれているので必ずしも現役天皇の妃だけが女御になれるわけではない、かつて帝だった方と帝の地位を継承する権利をもった皇太子の妃だって女御になれる

460:愛蔵版名無しさん
19/07/25 20:42:09.06 t80fkMZh0.net
女御にも四位から五位の位が与えられるよね
その位ってまだ帝じゃない東宮妃や退いた上皇妃にも与えられるものなのかな?
仮に女御と呼ばれてたとしても便宜上であって
宮中での正式な序列に加わわる帝の女御とは違うのでは

461:愛蔵版名無しさん
19/07/25 20:51:52.78 42hZUcwY0.net
地位が与えられるから女御と呼ばれるんです�


462:�



463:愛蔵版名無しさん
19/07/25 21:15:22.26 42hZUcwY0.net
>>428
大宮は頭中将のことも可愛い息子と思ってたろうけどやっぱり手塩にかけて育てた葵のほうを愛してたと思う、早死にしたから余計にね
夕霧は葵が自分の命と引き換えに生まれた子供で葵死後、左大臣家に引き取って養育した子だったからどっちの孫が可愛いかと言われたらそりゃあ夕霧でしょう
柏木は右大臣の四の君の長男で、叔母の朧月夜とも仲良かったし血統的には右大臣家の方にシンパシーを感じてる印象だわ
それにしても夕霧は六位という低い身分からスタートしたくせに朱雀が女三の宮の婿捜しをしてる時にはいつの間にか若手の中の出世頭№1にまで上り詰めてたから
源氏という強大な権力を持つ父がいたとはいえどれだけ努力したんだと感心する
朱雀から是非にでも婿にと望まれた夕霧より年上で上位の地位からスタートした柏木は婿に立候補しても身分が劣ると朱雀は取り合ってくれなかったから
柏木が死ぬ前に大臣家の総領息子として幼い頃から努力してきたのに~と嘆いてても本当に努力してきたのか?と疑問に思う

464:愛蔵版名無しさん
19/07/25 21:51:56.35 N48OJLti0.net
その柏木の子の薫の方が夕霧の子より優秀だから因果というかなんというか

465:愛蔵版名無しさん
19/07/26 01:12:49.10 YBOHO3xZ0.net
>>433
「新女御」って本チャンの女御なのかな?
それに与謝野源氏は意訳も多いし

466:愛蔵版名無しさん
19/07/26 06:43:35.03 Koe7j6qHd.net
与謝野源氏は紫の女王という呼び名が素敵やわ

467:愛蔵版名無しさん
19/07/26 08:32:17.46 4KD3oohh0.net
>>433
玉鬘大君は女御ではないよ
原典「竹河」の「女御」は新弘徽殿をさしており玉鬘大君をさしてはいない
(与謝野晶子訳にある「新女御」は原典にない独自の呼び名)
女御入内なら玉鬘大君の子は親王・内親王だし
皇統を外されたはずの冷泉に親王誕生なら
皇位継承権を有することになりゆくゆくは東宮となるため
今上と明石中宮の子が皇位を独占できない
しかし玉鬘大君が親王だという記述もなければ皇位継承権を持っている記述もない
あと辞典のことね
院政期になると上皇に入内したにもかかわらず女御宣下を受けさせた例が出てくる
摂関家の姫・藤原泰子は鳥羽天皇への入内が決まっていたのに白河法皇に阻まれ
白河法皇崩後にようやく39歳で入内できたが当の鳥羽天皇はすでに退位、上皇となっていた
鳥羽上皇と泰子の父・藤原忠実の話し合いにより泰子は特別に女御入内
その後、立后して皇后となった
源氏物語より百年ぐらい後の話で源氏物語の頃の話ではないよ

468:愛蔵版名無しさん
19/07/26 17:50:49.16 nEnbtkvM0.net
無知でごめん
退位した上皇の冷泉の子供って皇位継承の芽あるの?
他に後継ぎになる皇子たちがいない時に回ってくるんじゃなく、
既に匂宮やその兄弟のライバルになれる立場なのかな

469:愛蔵版名無しさん
19/07/26 19:23:05.53 a/Ni8NBa0.net
ないよ、ライバルになれるはずもない、冷泉はもう年食ってるしむしろ生まれた子供達の後見とか心配しなきゃいけない
ただ可能性としては絶対無いてわけでもなく、たとえば疫病とかが流行ってたまたま今上の皇子たちや孫の親王とかが次々死んだので
遡って退位した冷泉の男子に皇位継承権がまわってくるとかありえないわけではない
天武の皇子が次々亡くなり、天智系に戻った時とか吉宗が本来なら御三家の跡継ぎにもなれなかったのが運の巡り合わせで将軍になれたときみたいに
そういう強運あったらワンチャンあるってレベル

470:愛蔵版名無しさん
19/07/26 19:42:13.23 /jYrbJVN0.net
紫式部の時代の一条帝もそれまではもう一つの流れ(源氏物語と同じ名前になるけど冷泉帝の流れ)と�


471:ンに帝になってたけど 皇子が産まれたのでそのまま一条帝の血が続いたね



472:愛蔵版名無しさん
19/07/26 19:45:40.69 /jYrbJVN0.net
すみません調べたら三条帝(冷泉帝の皇子)に一度帝位移っていました

473:愛蔵版名無しさん
19/07/26 19:58:04.36 a/Ni8NBa0.net
まあでも理屈上は冷泉の男子もそういう強運あったらワンチャンあるってだけで物語上、皇統に血筋を残すのは明石て布石がいっぱいたってるから無いとは思うけどね
冷泉は罪の子であるから皇統につなげるわけにいかない、対して明石は住吉大明神が味方についてるくらい強運だから
思えば藤壺が早死にしたのも明石にとっては強運、あのまま藤壺が生きていたらいつまでも男子が生まれない冷泉の後宮をなんとか改革するためにも
男子を産む姫の入内を促してたよ、玉鬘出仕の話があったとき藤壺がいたら自分が率先して世話するからくらいのことは言ったと思う
藤壺が玉鬘の味方についたなら、それまで後見してくれた藤壺への義理があるから秋好も文句は言いづらく、むしろ応援団長の役割任されそうだし

474:愛蔵版名無しさん
19/07/26 21:45:08.55 7tVT+IxG0.net
>>444
三条帝は元々一条帝の従兄で東宮だったからね
冷泉の子に帝位が移るには明石中宮の産んだ皇子三人全員が子なしで亡くならないと無理っぽいよね
それに加えて今上が他の女性の産ませた皇子もいなくならないと
でも今上がまだまだ元気なら夕霧が養女でも迎えて入内させて皇子を産ませるって手もあるか

475:愛蔵版名無しさん
19/07/27 03:02:27.76 GVLAKCJo0.net
東宮二宮匂宮が死なない限り帝位なんかまわってこないけど冷泉院て実際は源氏の子だけど建前上は桐壺帝と藤壺の子だから
表向きには歴代君主の中でももっとも高貴な血筋と思われてるのが強み
ましてあの美貌もあって現役の頃は大変人気あるカリスマ性ある君主だったから三兄弟が跡継ぎ不在か、いても後見弱い子だったら一応可能性はある
匂宮には男子が生まれたけど生母は宮家の姫とはいえ零落して後見なんかいない状態だもの、でもそこは母として息子の出世を政治的に考えれるようになったら
大貴族の姫を息子に嫁がせて味方にするて手もとれる

476:愛蔵版名無しさん
19/07/27 06:46:28.67 w5khFgx20.net
中の君の若君はいずれ六の君のとこにやられるの?

477:愛蔵版名無しさん
19/07/27 11:28:04.78 NQxz6aHld.net
>>448
中君は身分は六君より高いし、薫が中君と若君の後見をしているから
その必要は無いだろうね

478:愛蔵版名無しさん
19/07/27 11:31:20.78 nCGdbtNCa.net
石女の集団が集うスレ

479:愛蔵版名無しさん
19/07/27 12:12:39.50 WpC4RvxEM.net
>>449
薫は別に貢献はしてないけどわざわざただの宮家なのに脇腹の子を引き取るメリットは無くない?

480:愛蔵版名無しさん
19/07/27 12:38:09.60 whxn9vu8d.net
なら中の君は息子と一緒にいられるね
両親も姉も亡くして夫は女遊び激しくて
そんな生活も息子がいれば癒されるね

481:愛蔵版名無しさん
19/07/27 12:40:12.99 +c7wU5tjd.net
中の君の人生は紫に子供生まれたver.て感じかな

482:愛蔵版名無しさん
19/07/27 13:07:55.37 LrvkgEJg0.net
>>449
そう言われてみれば、身分で言えば、身分低い方が(匂宮の)正妻になってるのか
源氏の頃とは違うね

483:愛蔵版名無しさん
19/07/27 14:01:06.40 GVLAKCJo0.net
財力とか無視して単に身分の上下でいったら源氏の女人の中では末摘花が一応一番身分が高いのかな?
零落してる家とはいえ一応宮家の正妻腹の娘だし
そんな末摘花より明石のほうが扱い上

484:愛蔵版名無しさん
19/07/27 14:03:26.28 GVLAKCJo0.net
あ、ごめん女三の宮が降嫁してくる前の話ね

485:愛蔵版名無しさん
19/07/27 15:15:07.38 L0YG9Zrz0.net
桐壺帝は六条さんをないがしろにしてはいけないと源氏を咎めていたし
結局のところは、貴族の社会の中で影響のある人と事を荒立ててはいけないんだろうね

486:愛蔵版名無しさん
19/07/27 15:25:24.08 1mbCJ8kg0.net
桐壺帝は桐壺更衣を寵愛してた頃、弘徽殿の女御をないがしろにしていたんですけどね
だけど弘徽殿女御は女としての愛はうけれなかったけど母としての栄光は手にしてるし勝ち組ではある
姪の新弘徽殿女御は中宮争いで秋好に敗れるも、それでも10才上の秋好より自分のほうが女として愛されてると自負していただろうし
途中まで姫宮とはいえ冷泉の唯一のお子を産んだのも自分だったからまだ幸せだったろうけど年取ってから若く美しい大君に陛下を取られたのは悲惨この上ないと思う
源氏も夕霧も年取ってからそれまで自分を愛し尽くしてくれた妻を裏切ったってのは共通してるんだけど、紫は正妻の座から落とされたとはいえ一番愛されてる妻の座という面で見たらむしろ不動の地位を築いたし
夕霧も落葉のことは好きになっちゃったけどちゃんと雲居も大切な妻だからと半々通いして世間にアピールしてる
でも冷泉は完全に大君に心変わりしちゃってるからね、雲居のように私は鬼になりました!と詰ったり浮気した夫が許せないから子供たち連れて実家帰るわみたいなストレートな怒り方できない分、どんどん心に闇が溜まっていくと思う
六条のように生き霊化してもおかしくない

487:愛蔵版名無しさん
19/07/27 16:20:11.08 2UFInVxr0.net
>>445
あまり物語では語られないけど、冷泉皇子誕生は
当時の政界に衝撃のビッグニュースだっただろう
カリスマ聖帝だった冷泉にいまだに心を寄せる政治家もいるだろうから
今上明石中宮にこの世代の孫が一向に出来ない状況下、
有力政治家が皇子を担いで次東宮擁立を画策したら今上明石皇統もやばい
冷泉皇子誕生は今上明石中宮には脅威、
早く男孫が欲しいと焦らせただろう
匂宮若君誕生で今上中宮夫妻が歓喜しているのは
これで冷泉系に皇統を奪われず安定的に今上明石皇統を継いで行けるからでもあるね
匂宮に若君ができる切っ掛けは、薫に八宮一家を紹介した冷泉自身からという皮肉
結局明石系が勝ち組になる話だから

488:愛蔵版名無しさん
19/07/27 16:35:31.99 2UFInVxr0.net
>>451
八宮と大君が遺言で薫に中の君の後見を頼んだから律儀な薫はしっかり後見しているよ
中の君の子についても、抱き上げて、
大君と結婚したらこんな子が生まれるはずだった、
自分の子供のように思って見守りたいとか言ってる

489:愛蔵版名無しさん
19/07/27 16:37:51.41 L0YG9Zrz0.net
>>459
明石が勝ち組になるしかないのは、冷泉の皇統は無いという紫式部の構想縛りがありそう
冷泉自身は自分が不義の子だって知ってから、担ぎ出す臣下がいても乗らないでしょ
そして、臣下も夕霧一人勝ちというこれまた縛りがあるから、他に担ぎ出せる有力な臣下がいない

490:愛蔵版名無しさん
19/07/27 16:39:54.31 WpC4RvxEM.net
冷泉は院だから子供が出来ても継承権はないよ
というか登場してないだけで明石中宮の子でない皇子がいてもおかしくないから警戒するならそっち

491:愛蔵版名無しさん
19/07/27 18:05:25.48 mKvqZ3Xk0.net
今上は5人も皇子がいる
この先身分高い女御から皇子が産まれる可能性大だし
桐壺帝並みに皇子がふえるでしょうし
冷泉院の大君腹の若君は脅威にはならないと思う
前にも書いたけれど、脅威になるなら玉鬘大君腹の内親王?じゃない
今上に入内したらば藤壺女院再びの可能性も

492:愛蔵版名無しさん
19/07/27 21:11:06.35 w5khFgx20.net
>>453
夫の愛に早々に見切りつけてる分紫より割り切って幸せになれそう
でも匂宮は晩年は「やはりこの方がわたしの紫の上だ」とかいって落ち着きそう

493:愛蔵版名無しさん
19/07/28 07:20:45.15 WaimJfdl0.net
>>464
匂宮はあてにならない気もする
もっと年若い姫を若紫のように育て、この方こそ私の紫!なんて思っても不思議でない
若君のおかげで、中君は紫の上よりも断然安定しているのはいいよね

494:愛蔵版名無しさん
19/07/28 07:40:24.76 uHe7Wy070.net
中の君を二条院に連れてきたからここの女房どもは匂宮との付き合いのほうが長いだろうに
浮舟を探してる時、女房たちが中の君と結託して全員、匂宮にすっとぼけの塩対応だったのが草
これが源氏だったら(紫様に頼まれてるから行方を言うわけにはいかないけれど、それにしても殿がこんなに必死に探してるのに嘘をつくのも心苦しいわ)
と気が咎める女房の一人二人くらいはいると思う

495:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:15:48.54 +j+vPZ770.net
匂宮って物語終盤頃には世間にバカボンがばれてやや人望失ってそうに見える
溺愛されてるって言われた頃から物語の終わりまで十年以上経ってるから
世間からも両親からも溺愛される美少年から痛い中年のオジン扱いになってても無理はないけどね
薫はまだ仮面の下を見せてないかなって印象

496:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:21:46.85 uHe7Wy070.net
作中でロクな行いしてないから過小評価されがちだけど、あいつ言われてるほどバカボンでもないと思う
ちょっとした手がかりをきっかけに浮舟の行方を見事突き止めたくだりはどこの名探偵だよ?てばかりに頭脳キレキレだったし
その頭脳明晰ぶりを政治力に発揮したら案外名君になれるかもくらいには思っている

497:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:29:44.57 +j+vPZ770.net
設定上も当然頭はいいんだろうけど
あの時代の(今もだけど)皇族や帝に名探偵的有能は求められてないからなあ
求められるのは昼夜両方の人間関係を捌くバランス感覚
そういう意味では後宮を乱しまくった桐壺帝は君主失格レベルだったかと

498:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:35:35.96 uHe7Wy070.net
溺愛されたのが逆に悪かったのかねえ?
匂宮の全盛期は実は幼少時代で紫の死の前後あたりはほんと可愛らしかった
幼いながらも紫から託された自然を大切に扱う姿は意気消沈してた源氏のわずかながらにも心の慰めになってたと思うし

499:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:41:56.89 +j+vPZ770.net
あの時代の理想の上位皇族は蛍じゃないかな
右大臣の婿だし朱雀と源氏に次ぐ第三皇子だしで
宇治八宮じゃなくて蛍が冷泉の当て馬に祭り上げられてもおかしくなかったポジションだよね
でもおかしな野心を出さずに源氏を決して見捨てず
当代一の風流人として両方の兄と良好な関係を続けられた

500:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:44:57.62 Fnhe1SJjd.net
私がいなくなっても思い出してくれますか?と紫に言われて「宮は御所の父上よりも母宮よりもお祖母様が好きなのにいなくなったら機嫌が悪くなっちゃうよ」って涙ぐむんだっけ
可愛かったのにねぇ

501:愛蔵版名無しさん
19/07/28 08:46:51.00 +j+vPZ770.net
本当にあの可愛さどこいった…
子供の頃にあった愛嬌とか一途さとか…

502:愛蔵版名無しさん
19/07/28 10:28:43.09 Hfjz40J30.net
紫の上が生きてたら匂宮ももう少しマシに成長してたかもね
お祖母様が悲しむから軽薄な事は止めようとか多少はありえそう
匂宮が紫の上の息子だったらどっちも幸せだったかも

503:愛蔵版名無しさん
19/07/28 12:15:04.96 RUBQ74T+0.net
>>465
>若君のおかげで、中君は紫の上よりも断然安定しているのはいいよね
その後若君以外にも皇孫男子が生まれたとしても最初の皇孫だし、明石系に他に男子が生まれなかったらまして言わずもがな
あさきでも初めてのお子、「しかも男の子」って言われてたしそういう意味では中の君は運が強い
皇位から離れたとしても息子が入れは、薫が控えてる女三宮のように老後は安泰だし
そもそも匂宮に心理的に頼りきってないのが子供を生んだことでますます心理的に強くなる

504:愛蔵版名無しさん
19/07/28 13:14:26.78 gzIfWkw50.net
薫にチラッチラッしたら援助してくれそうだし
息子の出世も取り計らってくれそう

505:愛蔵版名無しさん
19/07/28 13:23:25.30 bEs6ig+s0.net
>>466
源氏の頃の二条院の女房は源氏のお手付きも多いし、雇用主は源氏だから
紫上への遠慮だの心が咎めるだのはなさそうだけどねぇ
ちょっとした塩対応はしてもいざとなれば源氏の味方だよ

506:愛蔵版名無しさん
19/07/28 13:24:55.58 g+7KQPij0.net
薫も自分の子が出来たら状況変わるよ
頭中将だって可愛がってた甥の夕霧が雲居雁と通じてたってしって一時期対立したし

507:愛蔵版名無しさん
19/07/28 16:18:31.37 2W2yCfEU0.net
>>461
夕霧は宇治では負け縛りだよ
夕霧の娘たちは三人の皇子と結婚させても誰も子を生まないのだから
源氏明石の娘が入内するとすぐ皇子を生んだのとは対照的
明石一族以外の源氏の子孫は冷泉も夕霧も宇治では負け組

508:愛蔵版名無しさん
19/07/28 16:44:30.89 2W2yCfEU0.net
>>469
桐壺帝は名君だよ
後宮を乱したのは悪辣な弘徽殿右大臣勢力を抑えるための政争の一環
桐壺帝の弘徽殿右大臣勢力と戦う勇気や政治力のおかげで
桐壺、冷泉の聖代が実現した

509:愛蔵版名無しさん
19/07/28 16:56:24.84 tUvuEtINM.net
>>480
冷泉が即位して天変地異が起きたけど?

510:愛蔵版名無しさん
19/07/28 17:39:09.58 +j+vPZ770.net
何か、違うあさき読んでる人が居る気がするなあ
桐壺帝の御代で右大臣一家ってそこまで躍起になって排除する必要があるほど悪行してたっけ?
夕霧はまだまだ長生きすることが決まってるし
匂宮も薫も夕霧の手のひらの上から出れる見込みはなさそうだよ
特に薫は冷泉が崩御したらちょっと立場が悪くなるフラグが立ってると思う

511:愛蔵版名無しさん
19/07/28 17:39:55.24 uHe7Wy070.net
>>477
宇治編の二条院も匂宮のお手つきなんか多いし雇用主は匂宮ですがな
ただ祖父の源氏が女の面倒を最後まで見たのにたいして匂宮は飽きたら姉宮の女房にポイだからねえ
せっかく優秀なの雇っても匂宮がちょっかい出して最終的には転職するから古参たちは困ったもんだと思ってたと思う
あと源氏は須磨流しになったとき二条院の名義を紫にしてるから一応雇用主は紫
宮中や他所の女の元に遊びに行ける源氏と違って屋敷は紫が管理してるから殿も大好きだけど紫様も尊敬してるからという理由で紫に頼まれたら味方しそうだと思う

512:愛蔵版名無しさん
19/07/28 17:42:43.94 uHe7Wy070.net
>>482
右大臣一家の悪行てせいぜい左大臣や源氏一派をないがしろにしたくらいかな、宮中の大事な役職を自分の一族で固めてたから評判悪かった
あと薰は冷泉いなくなっても女二宮を妻にして今上の婿になってるから二宮をないがしろにしない限り安泰じゃないかな

513:愛蔵版名無しさん
19/07/28 17:45:25.99 uHe7Wy070.net
>>482
ああ、あと理由つけて冷泉を廃太子にしようと画策したのは明らかな悪行だと思う
八の宮を東宮にしようとしたのはたぶん後見が弱いけど血筋的には高貴で、温和な彼ならいずれ朧月夜が親王産んだ時、後の生活の保障を与えれば
東宮の地位を返上するとかしてくれそうだと思ったからじゃないかな

514:愛蔵版名無しさん
19/07/28 18:03:13.75 +j+vPZ770.net
>>484
左大臣の正室は桐壺の妹の大宮だし
桐壺帝の時はそれほどでもって感じじゃないかな
朱雀帝の時代の冷遇は、娘(朧月夜)に傷をつけたのに婿にしようと言ってくれてるのに
面倒くさがって断ってる源氏にもそれなりに非がある
そもそも葵だって本来は朱雀の後宮に上がるのが当たり前で右大臣にもそれを望まれてた



515:娘が多いのに自分からは朱雀に女御を出さず葵を后に望んでたし 頭の中将にも娘を差し出してあくまで平和的な融合を望んでた だから実は先に右大臣にけんか売ったのは左大臣側だよ 両家が徹底的に不仲になったのは左大臣が右大臣との友好より目先の利益(源氏を後見して桐壺帝のご機嫌とり)を撰んだ結果でしかない 桐壺帝はどこまでも桐壺更衣のゆかり贔屓



516:愛蔵版名無しさん
19/07/28 18:23:06.18 dtuN34bJ0.net
>>486
それなんだけど葵は朱雀の元に入内するはずだった説、年齢は釣り合ってるし結婚したら意外と上手くいってたような気がするけど
左大臣家はもしかしたら葵を桐壺帝に入内させるために后がねとして育ててたんでわ?て思ったことあったな
藤壺だって桐壺とかなり年が離れてるけど入内したし葵と藤壺、ほとんど同い年みたいなもんだからね
だけど葵より身分が高い藤壺が入内してきたため葵を入内させる目論見は諦め、かといって見透かしたかのように東宮妃に誘われたのが頭きて断ったのかなと
朱雀は源氏と比べたら見劣りする子だったろうし、仲悪い右大臣家の血を濃く引く朱雀より自分の妻の兄である桐壺に嫁がせたかったんじゃないかなと
髭黒だって本当は明石が産んだ東宮のほうが大君と年齢釣り合ってるのにすでに中宮がいる今上に入内させようとしたのはやっぱり帝が甥なので自分の意見通しやすいと思ったんじゃないかな
明石腹の東宮の場合、どうしても母方の親族の影響が強いからすでに夕霧の長女がいるわけだし、だったら帝のほうがいいと思ったんだろう、きっと

517:愛蔵版名無しさん
19/07/28 18:55:41.67 EXkiVF2i0.net
>>487
あさきを語るスレなんで…

518:愛蔵版名無しさん
19/07/28 19:54:18.26 oUkCvBDsM.net
帝との間に子ができれば親王だけど東宮はまだ帝になれるかわからないからじゃないの?

519:愛蔵版名無しさん
19/07/28 20:01:59.82 7NB+yy500.net
>>483
二条院の名義は紫じゃなくて源氏だからw
源氏は須磨に行っている間一時的に二条院に残る
源氏付きの家司や女房の給料支払いのために紫に荘園の権利を預けただけ
(あくまでも名義は源氏のもの、紫は期間限定の代理で管理してただけ)
だいたい二条院が紫のものだったなら
匂宮だって二条院を中の君所有に名義変更してプレゼントしてないとおかしい
匂宮にとって中の君こそが紫の立ち位置にいる妻なのだから

520:愛蔵版名無しさん
19/07/28 20:10:59.66 Hfjz40J30.net
朱雀がもう弘徽殿の第一皇子で春宮なのに桐壺帝に葵を入内させるメリットあるかね?
外戚として皇子を産ませたい腹積もりなら入内は後ろ楯の強い弘徽殿が皇子産む前じゃないと
どっちかと言うと亡くなった前坊(六条さんの夫)への入内予定だったんじゃないかな

521:愛蔵版名無しさん
19/07/28 20:27:01.85 7NB+yy500.net
前坊は傍系(桐壺帝の弟の系統)だし六条が先に入内して寵愛を得ている
桐壺帝も前坊も葵が結婚適齢期になる前に他の妃が入内している
葵は1歳差の朱雀になら真っ先に入内して最初の妃になることができたはずだから
どう考えても朱雀の妃候補
右大臣家は朱雀の妃にしてもよかったはずの四の君を入内させず
左大臣家の嫡男頭中将の正室に差し出した
代わりに左大臣家の葵を朱雀の妃に要求
右大臣家も末娘の六の君では結婚適齢期になるのに時間がかかり源氏が手を出すし
四の君辺りなら年齢的にも源氏がまだ子供のうちに朱雀に差し出すことができたはずなのに

522:愛蔵版名無しさん
19/07/28 21:38:09.30 dtuN34bJ0.net
>>490
家屋敷は女子が本来相続するもので二条院はそもそも母の桐壺更衣の里屋敷だったけどそれを源氏が相続して須磨流しをきっかけに紫に所有変更させた
久しぶりに我が家に戻ってみたら立派に管理されてるので紫が立派な女主人に成長してたって事だから源氏はとても感動した
二条院が紫のじゃなかったら


523:死ぬ前に匂宮に私が死んだらここに住んで梅を眺めてくださいねなんて言うのもおかしい 花散里だって源氏死後に自分名義にしてくれた東の院に移った あと源氏と匂宮は違うから、源氏は自分に尽くす女人に財産を生前から与えるなど気前がよかったけど匂宮は自分の屋敷に引き取ってやっただけでも かつての光源氏のような事をやってやっていると思い込むタチだから



524:愛蔵版名無しさん
19/07/28 22:12:25.84 WaimJfdl0.net
>>493
匂宮は細かいところにまで気が回らなそうだからね
気が回る薫の援助も中君へのスケべな下心があり不安定
中君の美しい容姿は永遠じゃないし、実際もう結構な年齢だよね
実家も頼れる親族も財産も無い中
現時点では匂宮の若君を産んだ唯一の女性として中宮からも認めてもらっているけれど
この先身分高く若い姫君が匂宮の子を産んだら、かなり惨めだよね
子供の不遇な扱いを含めて、紫の上以上の苦悩を背負う可能性だってある
一方で国母に化ける可能性もゼロではない
こういう様々な展開があり得るところも物語とはいえリアルで面白い

525:愛蔵版名無しさん
19/07/28 22:14:31.55 2W2yCfEU0.net
>>482
弘徽殿や右大臣の性格の悪さが世間に知られていることは原文にあるし
あさきの桐壺院が「心無い者に朝廷を牛耳られないように」と遺言を残しているのは
弘徽殿右大臣派に牛耳られるなということ
あと、当時は帝や皇子と結婚させた娘たちがまったく子供を生まないことは
政治家として負け組フラグ

526:愛蔵版名無しさん
19/07/28 22:42:41.71 g+7KQPij0.net
その右大臣の血を継ぐ薫が源氏の地位を継いで栄えるという

527:愛蔵版名無しさん
19/07/29 00:01:17.47 j6hTnJ/J0.net
>>495
右大臣家が頼みの綱と送り込んだ朧月夜にはとうとう子供は生まれなかったもんね
入内前に源氏と噂があったため女御じゃなく尚侍として出仕、それでも折りをみて女御にするつもりだったのに
源氏との不倫が公になってこれで女御→中宮ルートは絶望になった、まだ子供さえ産めてたらワンチャンあったんだけど、これも天罰なのかね
本当は家の栄えを重視するんなら右大臣がそうしたかったように源氏との不倫を公にするべきじゃなかったけど、そこらへん弘徽殿の太后はやはり女で判断狂ったんだねえ
朧月夜は可愛い妹だけど大切な息子の愛を裏切った存在でもあるから可愛さ余って憎さ100倍になったんだろうけど最終的には源氏を一時左遷させても
再び都に戻って勝ち組たる人生を歩んだので本当に誤った判断だった

528:愛蔵版名無しさん
19/07/29 00:50:56.67 XXsZtKL90.net
女三宮は右大臣家から放たれた刺客かもね。
仏の加護もこればかりは効かなかったか

529:愛蔵版名無しさん
19/07/29 09:55:15.15 +uacqRxn0.net
>>493
原文でもあさきでも二条院の所有は紫に移っていないよ
だいたい六条院ができるまでは桐壺更衣から相続した土地に建てた二条院こそが源氏の本邸で
紫はそのうちの西の対に妻(側室)として住んでいただけ
原作では紫は匂宮に私が死んだ後も二条院の梅を訪ねてきてくださいねとは言っているが
二条院は紫が源氏から貰った紫が好きにしていい家だから匂宮にあげるわとは言っていない
源氏が死んだあとで源氏の遺産を分配したのは嫡男の夕霧であって
(夕霧は薫が源氏の実子でないことを知っているためか薫には分配していない
薫は女三宮とともに朱雀院から相続した三条宮に移っている)
紫は源氏の遺産の相続に口出しなどしていない
花散里も源氏から二条東院を貰っていない
だいたい二条東院には末摘花や空蝉が亡くなるまで住んでいる

530:愛蔵版名無しさん
19/07/29 10:36:54.48 9bNZ994p0.net
>>499
正しいのは493だと思うよ
二条院はもともと桐壺の更衣の母の住んでいた場所で更衣の実家で祖母亡きあと光源氏が譲り受けた
そこに若紫を迎えて西の対に住まわせ光源氏は東の対に住んだ
須磨に流された時に、都に残す紫の上に二条院を含む多くの財産を贈ったんだよ
(光源氏がいかに紫の上を信頼し愛しているかを示すエピソードだよね)
紫の上が亡き後は二条院は明石中宮に引き継がれ、匂宮が住むのね
その後、匂宮は光源氏に倣って中の君を西の対に迎えたの

531:愛蔵版名無しさん
19/07/29 11:07:37.58 9bNZ994p0.net
付け加えると、須磨に流される際に、二条院の東の対に仕えていた光源氏のお手付き女房
全員紫の上を主人として仕えさせた
左大臣家にいる夕霧に関しては、乳母達が光源氏不在中に恥をかかないように生活必需品や衣服を贈り
花散里にも同様に衣食住に困ることが無いように様々な品を贈った
そんな中‥末摘花ちゃんは‥

532:愛蔵版名無しさん
19/07/29 11:26:06.48 +uacqRxn0.net
>>500
源氏が紫に二条院と財産を譲り紫所有に名義を書き換えた
と言う箇所を抜き出してくれる?
六条院たてるまでの源氏は家なき子で紫名義人の二条院に居候してたって?
晩年紫は二条院へ移るのにも出家するのにも源氏の許可が必要だった
自分の財産があったなら源氏と離婚して二条院売り払って
どっかの尼寺でも買えたでしょうにそんな金なかったし

533:愛蔵版名無しさん
19/07/29 12:18:43.65 a2iwQaEF0.net
「それほどまでに紫の上さまを」って少納言が涙ぐんでるシーンなかったっけ

534:愛蔵版名無しさん
19/07/29 13:37:00.93 9bNZ994p0.net
>>499
>花散里も源氏から二条東院を貰っていない
花散里は源氏没後に二条東院を伝領しているよ(42帖匂宮)
>>502
ネットから原文引っ張ってきたけれど‥
「さぶらふ人びとよりはじめよろづのことみな西の対(=紫の上)に聞こえわたしたまふ
領じたまふ御荘御牧よりはじめて さるべき所々券などみなたてまつり(=あげる)置きたまふ
それよりほかの 御倉町納殿などいふことまで 少納言をはかばかしきものに見置きたまへれば
親しき家司ども具してしろしめすべきさまどものたまひ預く」(12帖須磨より)
上記から、私は紫の上が源氏から二条院と財産を譲り受けたと考えたのだけれど
明石から光源氏が戻って来た後に所有権がどうなったかは知らない
でも光源氏は自分名義に変えるようなケチなことはしないと思うけれど

535:愛蔵版名無しさん
19/07/29 13:41:15.85 9bNZ994p0.net
源氏から主要な財産を譲られたことは(管理であったとしても)
紫の上が光源氏から正妻として格上げされた瞬間だわね

536:愛蔵版名無しさん
19/07/29 13:44:08.90 osSn9Dz80.net
名義を須磨から帰還した後変えたかどうかは断定できない類では
荘園収入や財産諸々の権利も紫名義にしてたからそれは全部源氏名義に戻しただろうし
二条院の名義も源氏が帰った時にその他の権利とまとめて戻してたと個人的には思うけど
二条院だけ紫名義で残す可能性も無くはないかな程度で
紫の出家は独断で出家したいんじゃ無くて源氏の理解をちゃんと得て出家したい気持ちがあって
それで理解が得られないままだから失望したんだと思ってたよ
二条院が紫の財産でも源氏の理解無いまま勝手に売って出家なんてするタイプじゃないと思う

537:愛蔵版名無しさん
19/07/29 15:24:37.57 Jm9wUN7A0.net
二条院を売るっていっても紫の上は外出出来ないし家司は源氏が主人だし
売る手続きをしてくれる男手が無いから源氏を通さなければ紫の上は何も出来ないんだよ
正に籠の中の鳥状態

538:愛蔵版名無しさん
19/07/29 17:49:29.64 agmntl/j0.net
あの時代は、何をするにも男手が必要だよね
須磨配流の時は源氏名義のままだと合法的に召し上げられかねな�


539:「のと、紫に同行する腹心の家司の妻子の面倒を見てもらう必要もあったからだと思われる 源氏が紫につけた家司は、紫がなに不自由なく都で暮すためには働いてくれるけど 源氏の意向に逆らって出家するためには誰も動いてはくれないよ 紫が屋敷を勝手に脱出してどこか山寺に駆け込もうとしてもすぐにつれもどされる 女三宮は財産があるから出家できたのではなく朱雀の意向には源氏でも逆らえなかったんだよ



540:愛蔵版名無しさん
19/07/29 18:00:41.14 99bkpj/P0.net
>>507
二条院は源氏を通さず紫から直接匂宮に渡されたし
紫が腹心の優秀な女房や部下に実務を命じればいいだけだろう
須磨明石時代は紫と紫が統率する部下たちで家屋敷を管理したんだし
六条も六条&優秀な部下たちで風流に暮らしていた
女主人がしっかりしていれば大丈夫

541:愛蔵版名無しさん
19/07/29 18:19:49.52 99bkpj/P0.net
>506
源氏を嫌いになったわけではないし
孤独な源氏を憐れむ思いも持っていた紫には
出家強行して源氏を絶望の底に突き落すなんてことは出来ないからなあ

542:愛蔵版名無しさん
19/07/29 18:48:26.22 Sd0tAmND0.net
>>500
>>499が正しいと思うよ
当時の名義とか概念は今とちがうけど、「(紫の)上がご支配できるように」
ってのはあくまで源氏が京にいない間、もし源氏が死んだとしてもってことだろうし
>>502の前半のように帰って来て住んでる二条院やその他荘園を紫ハート名義のままにしてるとは思えない
そもそも源氏の力あってこそだし、まして紫の性格上、何の意味もないと思う
紫のものだった二条院を匂宮が相続したというより、匂宮に訪ねて欲しいと話してた紫の遺志を汲んでそうしたと思う
そもそも女子相続なのに、夫人はやや薄いのに、まして紫は源氏より早く死んでるしね

543:愛蔵版名無しさん
19/07/29 19:16:56.48 j6hTnJ/J0.net
>>499
あさきでははっきり名義変更したと言ってるでけど原作ではそこらへん曖昧で証券類を紫に託したと書いてるね
だけどそのちょっと後に信用できる数名の使用人に女主人紫の事務補助を頼んでるから源氏としては帰れない可能性高かったし紫に上げたものとしてると思う
そもそもこの時代、名義変更は実は意味なくて重要な権利書の元本押えりゃよかったからね
大黒柱や頼れる後見人亡くしたので心ない使用人に財産や権利書を持ち逃げされ路頭に迷うお姫様とか少なくなかったからね
怪しい代筆屋もいたろうし、たとえ盗んだことがバレバレな権利書でも質の悪い下級役人がゴロゴロいた時代だもの、賄賂さえ与えればすんなり盗品を自分のものにできる
源氏は自分の財産を紫に託したことである意味紫を試しているからね、これが性格悪くなくても頼りない姫君だったら旦那がいない不安な状況に耐えかねて財産持ったまま別の男と再婚しててもおかしくなかったんだよ
でも源氏が数年ぶりに戻ったら屋敷も荘園も想像以上に管理されて源氏はあらためて自分が育てた妻が立派な女主人になってるのを実感して大変誇らしく思った
あと都に戻った源氏が財産名義を自分に戻すてそれこそ考えられないから、誰よりも信頼できる紫という伴侶がいるのに自分に名義を戻す意味がない
源氏は都に戻って東宮の後見を任されこれからどんどん出世するからそれに比例して財産もどんどん増えていくことが約束されている
政治家としての実務もあるのに膨大な財産管理を源氏一人でやるには負担が大きすぎる、源氏も紫も自然と人の尊敬を集めれるカリスマ性があるから
他の貴族達の家より質の高い信頼できる使用人が多いけど、それでも魔が差すことはあるからね、髭黒を手引きした女房だっていたくらいだし、使用人は信用できない前提がある以上、紫という心から信頼できる伴侶を持ったことは源氏のなにより�


544:フ財産なのだよ



545:愛蔵版名無しさん
19/07/29 19:23:34.21 j6hTnJ/J0.net
>>502
あと二条院名義問題はともかく二条院の他にも二条東の院という屋敷も源氏は持ってるから家なき子ではない
東の院は故桐壺帝が桐壺更衣を愛おしく思うあまり手に入れた屋敷で桐壺院が亡きあと源氏が相続した(だから二条院と東の院は近所なのだ)
東の院は最初花散里を西の対に、北の対は中を細かく仕切って末摘花、空蝉、その他源氏と縁のあった女人の部屋がそれぞれあって東の対に明石を住まわせる予定だったんだけど
明石んちは屋敷を用意してもらわなくても自前で屋敷を用意できるくらい財産持ちなので住むことなかった
東の院で一番の女主人という身分が与えられていた花散里が東の院を相続するのは妥当
源氏は二条院を紫に与えたという気持ちだったろうし紫は殿から託された財産でいわば二人の共有財産て気持ちがあったと思う
紫は実子もいないしいずれは源氏の子孫にお返しする家て感覚だったろうからだからなんでも源氏似許可もらってたし勝手に売り払うとかの発想は無かった

546:愛蔵版名無しさん
19/07/29 19:39:20.29 ASKalyRi0.net
>>500
たぶん二条院は明石中宮がいったん引き継いだんじゃなくてそのままストレートに匂宮が相続したと思う
明石中宮にとっては二条院で暮らしてた時期はあまりにも幼すぎて正直あまり覚えてなく明石の姫が実家と思っているのは六条院の春の町だろうからね
明石中宮は実母の明石がついてるため紫や源氏から特に財産など相続されなくても経済的に恵まれてる状況、中宮だし財産なんて勝手に増えていく運命
だからこそ源氏も養女格の秋好や玉鬘に余裕を持って惜しげもなく財産を分配できた

547:愛蔵版名無しさん
19/07/29 20:29:27.84 0rsjgx0p0.net
でも源氏の方で紫上を理解する気はこれっぽっちもないわけで……
いや本人は良き理解者のつもりかもしれんけど
「女はお前のママンじゃないんだぞ?」と見てて思うんだよね
女君の欠点を論うあたりなんてマザコン男がママン相手にやるやつだよ

548:愛蔵版名無しさん
19/07/29 20:54:10.54 a2iwQaEF0.net
三宮に出家を強行されたのはザマァだったね

549:愛蔵版名無しさん
19/07/29 21:27:26.50 3RHzX1QzH.net
>>512
名義とという概念があったかどうか謎だけど、普通帰ってきたら源氏に戻すと思うよ
荘園の取り立てとかトラブルも荘園主の名前でやるから、直接源氏の名前にした方が押しもきくし、話も早い
あと、「紫の上が立派に管理」って具体的に何してたんだろう?
この時代、女性は漢字も読めないし、男性、特に身分低い家臣の男性と直接話すこともできないし、当然計算も出来ないよね?
管理って具体的にどういうことしてたんだろう?

550:愛蔵版名無しさん
19/07/29 21:29:26.71 3RHzX1QzH.net
>>513
東の院の北の対が末詰花って、二条東の院の北の方(正妻格)ってこと?
まさか‥‥

551:愛蔵版名無しさん
19/07/29 21:37:19.52 ASKalyRi0.net
>>517
家屋敷、荘園などの財産は普通は女子相続が一般で女性名義のモノが多かったのに男の名義じゃないと都合悪いてことはないよ
あと紫、六条、明石、藤壺は教養高いので世間の評判高かった。彼女らは時の読み書きできるどころか筆跡も素晴らしいですよ、物語文学にも詳しいし
特に紫なんて朱雀院のお返しの手紙を送った時にその手紙の筆跡と文章が素晴らしかったので、こんな優れた方がいるのでは女三の宮が比較されて可哀想だとまでうならせてるし
>>518
違うよ、普通の貴族の家は北の対に住む方が正妻てのが多いんだけど東の院は源氏と縁のあった女人たちを住まわせるための屋敷で
そのためには北の対が一番面積広くて部屋の割り当てしやすいて理由で一番多くの女人を住まわせたんだろう
末摘花が北の方


552:扱いなら逆に末摘花以外の女人を北の対に住まわせない



553:愛蔵版名無しさん
19/07/29 21:47:22.56 ASKalyRi0.net
>>517
あと漢字も読めないとかよっぽど下々の者でないかぎりありえない
当時の貴族たちは文のやりとりとか和歌のおくりあいとかしょっちゅうしてた
恋い慕う相手に文をおくったり家族や夫婦の間柄でも文のやりとりが一般的なのに、当時の令嬢たちは物語の世界に憧れて
メタ意見だけど特に源氏物語は大人気だった
まだ幼い明石の姫ですら実母にあたる方に年始の手紙を書いたりしてたのに

554:愛蔵版名無しさん
19/07/29 22:09:14.03 wy1YsN7/0.net
清少納言がもっとも誉めていた役職が典侍
尚侍が摂関家の姫君の為の役職なので、中流貴族の女性たちの最上位の知的職業が典侍だった
だから源典侍は一見痛々しい行動が多いけど憎めない愛嬌あるおばあちゃんの印象だけど、その実はすごい才媛なんですよ

555:愛蔵版名無しさん
19/07/29 22:18:48.43 eW2aTu1cd.net
>>620
漢文は男文字、仮名は女文字といって紫式部の時代は女性は漢文の知識ある人は少なかったのでは?
紫式部が清少納言のこと「漢文できると知識をひけらかしてるけど間違えだらけだしw」とこき下ろしてた
女性で漢文の知識があるってよっぽどのことだったと思うけど
紫式部も本当は知識あるのに一の漢字も読めませんて振舞ってたんでしょう
しかし性格悪いよね紫式部(嫌いではない)

556:愛蔵版名無しさん
19/07/29 22:37:16.02 osSn9Dz80.net
最高の女君にしようと男の源氏が育てた紫の上だから
男のための漢詩漢文は教えて無いと思う
落窪物語にあったけど当時はそれなりの血縁関係で権利書さえ持ってれば土地の所有者と認められてたっぽいね
公的機関には権利の譲渡・移動を控えとして記録していたらしいからそれが名義って事になるのかな

557:愛蔵版名無しさん
19/07/29 23:26:38.88 agmntl/j0.net
>>522
漢文は中国語
平安貴族の手紙は漢字を用いた日本語
全く別物だよ…
アイヌ語って「カムイ」みたいにカタカナ表記するけど日本語じゃなくてカムイはアイヌ語でしょ
これと同じだよ
アイヌ語は文字がないから日本語の文字を借りて表記する
昔は日本語も独自の文字がなかったから、はじめは中国語の文字を使って日本語を表記してたの

558:愛蔵版名無しさん
19/07/30 07:04:19.33 bLqSb6kQ0.net
>>514
二条院は紫から明石中宮に伝領され源氏没後に匂宮が住んだんだよ

559:愛蔵版名無しさん
19/07/30 07:22:51.81 bLqSb6kQ0.net
>>522
清少納言は陽気でリア充パリピタイプ
主人の定子も陽気で機知に富み、そのサロンには風流人の貴公子達が集った
定子の両親と兄弟も美形揃いで煌びやかで絵になる一家
一条天皇は定子とその家族が醸し出す陽気で華やかな空間に心躍らせた
一方紫式部は地味で根暗な文学少女タイプ
主人の彰子も地味で控えめで真面目(でも聡明で性格よく悩み多い夫一条天皇の良き理解者でもあった)
定子亡き後は周囲に比較され「定子様のサロンは素晴らしかったのに‥」と陰口言われていた
正反対の2人、紫式部は実は清少納言に嫉妬して悪口書いたとの解釈もあるのね
私も紫式部嫌いじゃないw

560:愛蔵版名無しさん
19/07/30 07:36:18.23 BVsk8bKBd.net
>>522
そうだよ
それで当時の男は漢文も仮名文字も両方読み書きできたけど、女は仮名文字しか読み書き出来ないのがほとんど
なんかこの>>520って自分の思い込みに頑なすぎる

561:愛蔵版名無しさん
19/07/30 07:40:17.71 QaCK04iU0.net
>>524
ちょっと認識が違う気がする
当時の公文書や男性貴族の日記は漢文体
女性の書き文字や女性宛のプライベートの手紙はかな文字の和文
かな文字は漢字のくずし字だけど漢字を使ってる&読んでるって認識では使ってないから
女性が漢字を読めるっていうのは漢文体の文章が読めるって意味で当時の価値観ではオーバースペックとされていた
やっぱり源氏は紫の上にそこまでは教えてないと思う

562:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:14:24.80 IX7W/S9+0.net
紫の上が自力で学んだ可能性もあるけどね

563:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:14:46.51 kdJtbgvB0.net
>>504
そこの箇所、源氏が紫に二条院も荘園も全財産あげたとは解釈できないけど?
だいたい荘園なんて源氏の政治力を頼みにして荘園領主が源氏に寄進したもの
紫にだったら寄進しないでしょ(別の有力政治家に寄進したほうがよい)
あくまでも須磨に行っている間源氏名義の権利書を一時的に「預けた」
これは二条院に残る源氏の家司たちのための給与支払いをしてやる必要があったためで
紫が好き勝手に消費してよいお金ではない
須磨に言ってる間、二条院の管理をしていたのは源氏の男性家司たちだし

564:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:24:39.83 kdJtbgvB0.net
>>504
あとその文章に続けて源氏は(財産が入っている)蔵は少納言に預けたとかかれてあるけど
紫の乳母である少納言が源氏が蔵(源氏が現物で持っている財産)をもらった解釈してるのかな?
同じ意図で誤釈していると蔵の御物の持ち主は少納言になるよ
だから紫が二条院と荘園の持ち主とするのは適当ではない

565:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:25:35.28 HqcY/GOhd.net
>>526
陽キャ清少納言や美人モテモテ和泉式部をこき下ろし控えめな赤染衛門には好意的ってところが本当イイ性格だよね紫式部

566:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:26:22.90 bLqSb6kQ0.net
>>530
人にものを頼んでおいてお礼もなし‥
どう説明しても、あなたの思い込みで全否定されそうなのでもういいです

567:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:38:59.26 kdJtbgvB0.net
>>533
その箇所のことは当然知っているよ
あなたは「紫にあげたとはっきり書いてある」と自信満々に主張しているので
当然世間に知られていない箇所がある(伝本違い)と思っていたのに
ただのネットの拾い読みでこちらの意図する返答をいただけなかったので
あなたの誤釈を説明してあげたのにお礼もなし
どう説明しても、あなたの思い込みで全否定されそうなのでもういいです

568:愛蔵版名無しさん
19/07/30 08:41:53.28 kdJtbgvB0.net
>>533
あなたが随分一人で連投なさって誤釈を推し進めたので
スレの流れが変わってしまいました
ネットで現代語訳も読めるでしょ
勝手な思い込みはそちらのほうです

569:愛蔵版名無しさん
19/07/30 11:27:56.19 IX7W/S9+0.net
なんでこんな噛みついてんのこの人

570:愛蔵版名無しさん
19/07/30 13:07:32.70 F/zhGA5ip.net
誤訳といいたいのか誤解釈といいたいのかどっちなん(・ω・`)

571:愛蔵版名無しさん
19/07/30 16:46:14.82 tqHLox/E0.net
>「源氏は今まで召し使っていた男女をはじめ、家のこと全部を西の対(=紫の上)へ任せることにした。
>私領の荘園、牧場、そのほか所有権のあるものの証券も皆夫人の手もとへ置いて行くのであった。
>なおそのほかに物資の蓄蔵されてある幾つの倉庫、納殿おさめどのなどのことも、
>信用する少納言の乳母めのとを上にして何人かの家司をそれにつけて、
>夫人の物としてある財産の管理上の事務を取らせることに計らったのである。
この部分、直訳だと紫の上に証券類を預けて少納言の乳母とともに管理を任せただけだね
源氏は世間からはこっそり出て行ったわけだし名義変更の届けはしてないはず
これだと源氏が帰ってきた時点でもう紫の上の管理責任は解除って感じだし公的な所有は結局源氏のままじゃないのかな
どのみち紫の上はこの後死ぬまで源氏から離れられないわけだから個人資産も何も意味無いけど

572:愛蔵版名無しさん
19/07/30 19:33:14.59 Y6CDPGOh0.net
そんなに噛みつくようなことかね
紫の意思によって二条院という財産が匂宮に受け継がれるのは
正編から宇治十帖への橋渡しの象徴として重要だと思うよ
>>528
藤壺が漢籍の素養があると知って源氏はさすが藤壺、と感心していた
紫を藤壺になるように育てたんだから漢籍も教えたのでは

573:愛蔵版名無しさん
19/07/30 20:10:24.32 vbezTGmK0.net
>>538
 >お仕えしている女房たちをはじめ、万事、すべて西の対にお頼み申し上げなさる。
ご所領の荘園、牧場をはじめとして、しかるべき領地、証文など、すべて差し上げ置きなさる。
その他の御倉町、納殿などという事まで、少納言を頼りになる者と見込んでいらっしゃるので
腹心の家司たちを付けて、取りしきられるように命じて置きなさる。
渋谷栄一の現代語訳でははっきり差し上げたと書いてるけどなあ、ていうかたいていの訳者はあの場面、紫に贈与したって感じで書いてて
紫には管理だけ任せてるなんて書いてた人、記憶にない、なによりあさきでは名義変更したとはっきり言ってて女房が感動してるしね
源氏としては二条院の主人は紫という認識があるから六条院の造営に踏み切ったんだと思う
>>530
家司の仕事って主に荘園との連絡係って感じで中には細かい事務管理みたいな仕事をしてる人も多かったんだろうけど家の中は女房たちが仕切ってるから
そのトップである奥方次第によって家の雰囲気変わるんだよ
女房もあまり優しくしすぎると怠けたり横柄になる奴とかもいるし、かといって厳しくしすぎると家の評判が悪くなるでさじ加減が大事、紫は優しいけど威厳を持って接してたから女房たちは舐めた態度とらなかった
意外にも葵が女房や使用人に甘い女主人だったんだよね、外見はプライド高そうだけど身重の身だから本当は家の中でゆっくりしたほうがくつろげるだろうに
女房たちが行きたがったからあまり気乗りしない葵祭に行った
妊娠してるから使用人たちを厳しく監督するとかできなかったんだろうけど六条の車に狼藉した家来たちを見過ごしたりと甘く接してる面がある
意外なお人好しの部分が結果命を縮める行為になった

574:愛蔵版名無しさん
19/07/30 20:58:55.20 vbezTGmK0.net
>>538
あと源氏が人妻を犯したり入内が決まってる姫に手を出したり迷惑な行動とってるくせに当時の読者だけでなく千年も愛された主人公たる理由は
源氏が絆を持った人たち、特に愛した女人たちには破格的ともいえるほど大切にしてきたところだからね
夫の死後、身寄りがないも同然だった浮舟の老後の面倒を見たり同じく困窮してきた末摘花も引き取って生活の保障を与えたり
妻を呪い殺されてお互いわだかまり持ったまま別れた六条の娘の秋好を養女にして中宮にまでしてあげたり子供がいない花散里に跡継ぎの夕霧の養母という身分を与え第二夫人としての地位を与えたり
秋好の懐かしい実家の周りを買い取ってまでたまにしか帰らない里内裏にしてあげたり、裕福な夫がいる玉鬘には秋好の次に多くの遺産を与えたりと
本当に源氏は一度情を持った相手には惜しげもなく財産を賜った
これが須磨に行ってる間に紫には家の財産の管理だけ任せました、京で一人紫が頑張ってる間に現地妻を作って子供も作りました
帝から許され京に戻ったとたん名義を紫から自分に戻しましたじゃ読者の共感得られるわきゃない

575:愛蔵版名無しさん
19/07/30 20:59:31.63 vbezTGmK0.net
浮舟じゃなく空蝉の間違いだったスマソw

576:愛蔵版名無しさん
19/07/30 21:42:36.24 cSy+MhYAa.net
仮にあのプライドの高い源氏が須磨から帰ってきたからって、一旦紫に預けた土地財産を取り上げるようなみっともない真似するかなぁ?

577:愛蔵版名無しさん
19/07/30 21:51:49.87 /ANADbeBd.net
取り上げなくても須磨とは違って自分の目の届く範囲なんだから任せっきりって事はないんじゃない?

578:愛蔵版名無しさん
19/07/30 22:38:01.07 NzsFTuQ40.net
取り上げると言うと言葉は悪いけど一時的に預けていただけだからって
また源氏の管轄に戻すのは普通にありなんじゃないのかな
紫上も源氏も別れることなんて考えていないんだから源氏が一括管理で問題ないわけだし

579:愛蔵版名無しさん
19/07/30 22:53:31.68 tqHLox/E0.net
権利書を渡すといっても屋敷の中のそういう貴重品置き場の場所の管理を任せるって話で
紫の上個人の部屋に権利書を移動したとかではないと思うんだよね
もし源氏が須磨で亡くなれば財産は任された紫の上の物になるけど、無事に源氏が帰ってきたから
元のまま主人の源氏のものでは?
どちらにしろ仮に紫の上が権利をもってそのままでも本来の持ち主だった夫の源氏が生きて側に居るのに
勝手にどうこうできる財産ではないよね。匂宮の件も省略されてるだけで源氏に無断で譲るって事は無いはず

580:愛蔵版名無しさん
19/07/30 23:58:47.49 Y6CDPGOh0.net
>>543
しないね
源氏はケチじゃない
色々他に問題点はあるが、その辺はいい奴


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