21/03/08 07:46:50.31 XjeBZr5j.net
>>916
私はブックプレッサーを自作しましたが、今は使っていません。
少し長くなりますが、お付き合いください。
使わない理由として
・ブックプレッサーで解消できる、本の「のど」から「小口」までの高低差は、本体の高さを適切にすれば大体の場合SV600の焦点距離のスイートスポットに収まり、文字なら十分な精細で撮れる事
・ブックプレッサーを持ち上げ、頁をめくり、また載せる動作がフラットベッド型程ではないがまあまあの手数になる事
・読み取る本の内容が殆ど文字であり、枚数が多い事
です。
ブックプレッサーが効くのは図表など歪みが問題となる場合と思います。
SV600はカメラ形状からステレオ視で高低差を把握して歪み補正に活用しているのだろうと感じる事が多く、ある程度なら補正してくれます。
あなたはフラットベッド型と併用されると仰っているので、駄目な場合はそちらで対処可能でしょう。
文字ベースの本のスキャン時の歪みなら、程度の差はあれ後で必ず行う事になる「補正」作業(読取範囲の修正及び押さえ指のレタッチ消去)で吸収できています。
なお、SV600のスキャンの高さ方向のスイートスポットですが、経験上
上限:本体土台部前面のカドの高さ
下限:本体底部から小指の太さ一本分
くらいが文字スキャンで精細さが保たれる範囲です。
既にご承知かと存じますが、SV600は厳密に歪みのないスキャンを撮れるものではありません。
本を非破壊で、比較的早く、ビジネスSOHOの実用上問題ないレベルでスキャン出来れば良いという目標が明確な商品であると、使った結果から理解しています。
ご参考になれば幸いです。