16/09/13 23:12:07.67 bgDf/UXP.net
ではお言葉に甘えて…
ギルド名:アペイロン
『たとえ罠であろうが迷わず突っ込め』が信条の、端から見たらややクレイジーなギルド。メインメンバー全員がそれぞれの理由で罠に突っ込むことも厭わない。
加入する際の面接では白々しいほど爽やかな笑顔のセリアンから「で、君は見えてる地雷を躊躇いなく踏めるタイプ?」と聞かれるらしい。5秒以内に頷けなければ不採用だとか、実際にテストされるだとか様々な噂が囁かれている。
ルシアン 25歳 ♂ドラグーン1 声18ハイテンション
とある国王の庶子である父親を持つ。帝国騎士である母親はルシアンを産みこそしたものの、ついには仕えていた国を捨てられず離れて暮らすことになった。
仕事柄一定の地に留まれない父親と共に旅をしてきたが、7歳の頃に祖母が長を務めるシノビの里に預けられて以降はそこで平穏に暮らしていた。
ところが18歳になったルシアンの前に、父親の腹違いの弟を名乗る一国の王子が現れる。その叔父に乗せられてあれよあれよと言う間に祖父に当たる人物が治める国にまで連れてこられた。
そして2年足らずで叔父はルシアンに1つの遺言を残して病死。次期国王を巡って騒がしい王宮でも叔父の遺言と持ち前の明るさで何とかやってきたものの、しまいには従弟との望まない王位争いにまで担ぎ上げられてしまう。
いい加減うんざりしたルシアンは国外逃亡。従弟と家臣たちからの半年に及ぶ逃亡生活の果てに、追い込まれたルシアンは一か八かで崖から飛び降りる。ところが崖は想像していたよりも高かった。さすがに死も覚悟したが、目を覚ませばおいでませアイオリス。
右も左も分からない状況の中偶然通りがかったハウンドのロビンと出会い、騙し討ちのような形でギルドを設立する羽目に。
(ルシアンがアルカディアの文字が読めないのを良い事に、ロビンが適当な嘘を並べつつ書類を書き進めて勝手にギルドマスターにした)
アペイロンというギルド名はルシアンが提案した。いつかギルドを作った時のために用意していた名前だという。
何事にも全力投球、情に厚く騙されやすい。騙されてもほぼ気にしない。そして時折違和感こそ覚えているが、異世界に来ているという事実にまだ気付いていない。
銃砲などを触ったり改造することが好き。普段から無駄に明るいが、戦闘となると更に気分が高揚してしまう。これらは母親譲りらしい。
騒がしくする割に気配を消すのが得意。父親との旅で身に付けざるを得なかったこの特技を生かして、気付いたら誰かの隣にいたりいつの間にかふらりとどこかに消えたりする。
初っ端から痛い目に遭っているのにまだ文字を学ぶ気すらない。なのに樹海内の採取物や食べ物に関する知識は口伝で即覚えた。宝箱以上にロマンがあって燃えるらしい。
祖父と父親が踏破したという世界樹の迷宮への挑戦にずっと憧れていたためか、樹海探索には人一倍熱意が篭っている。
そもそもアースランではないので、頂上に関する伝説の内容にも真偽にもまるで興味がない。
もし権力を得られるのであれば従弟にでも押し付ければいいと考えている。