16/09/04 01:49:09.05 3UPMussc.net
と言ってもこじんまりしたものですが
>>119
>>131
>>139
>>140
少しばかり昔に世界樹に挑んだ一つのギルドがあった…
二人のアースランが立ち上げたそのギルドは無名ながらも非常に速いスピードで成長し、遂には第五層に到達する
しかしギルドは25階にて謎の失踪を遂げてしまう
それ以来大量のギルドが世界樹に挑んだが、誰一人として踏破した者は居なかった…
それから時は流れて15年後
世界樹に探索目的で挑む冒険者も減り、世界樹の伝説も風化していく中、世界樹踏破に踏み出した二つのギルドがあった
一つは【 ペルクトソル 】
ルナリアの名家出身の兄妹が率いるギルド
ギルドリーダーのバッシュ・トロンはかの15年前のギルドのウォーロックの血を引くということで、非常に期待がかかっている
そしてもう一つは【ハーフムーン】
アースランの神童と呼ばれる
アリエス・トロントをリーダーとするギルドで、こちらも非常に期待されている
………はずだった
蓋を開けてみれば【ハーフムーン】に居たのはアースラン一の落ちこぼれに家出当然の少女3人に記憶喪失の女性一人という有り様で、誰一人として【ハーフムーン】に期待を寄せる人など居なかったのだ…
一方そのころ世界樹ではモンスターや冒険者が相次いで惨殺されるという事件が続発し、見かねた評議会はその得体の知れない殺人鬼を【ナイトキラー】として多額の懸賞金を掛け、対策を図る
結果、懸賞金に目が眩んだ冒険者によって世界樹には大量の冒険者が集まり、15年前の活気を予期せぬ形で取り戻していく…
・伝説のギルド
アースラン2人、ルナリア、セリアン、ブラニー、一人ずつで構成されたギルドで、前人未到の第四層を突破するなど、今なお語り継がれる存在
25階層にて失踪し、メンバーの行方はわかっていない
・ナイトキラー
夜な夜な遊びに出かけるアリエスにいつの間にかついたあだ名
夜中しか現れないことから名前が来ており、
多額の賞金が掛けられているが、挑んだ人間の大半が死体になるので評議会でも人間かモンスターか判別が着かないほどに情報が不足している
出現階層は幅広く、四層から一層までどこにでも出現し、誰彼かまわず殺して遊んだり喰ったりする上、時のトップクラスギルドが壊滅するなど異常な実力を持つ