17/03/10 12:40:59.29 80ZRYIJET
(ど、どうしよ……間に合う、かなぁ……ぐ、んぅっ)
首輪を身につけたブースターが、切羽詰まったような表情で道路を歩いていた。
目的地は、飼い主のトレーナーの家だった。
(流石に、ヨーグルトとか、お芋のポフィンとか、いっぱい食べたのが効いたのかな)
(……えへへ、ご主人のポフィン美味しかったな、また食べた……)
重い足取りで歩きながら妄想に耽りだす。
デレッと表情を緩ませると、不意に。
プスッブウウウウゥゥゥ……ッ
「ひっ、あぅ!!?」
ねっとりと重々しく、汚らしい音が鳴り響く。
思わず立ち止まったブースターのお尻の方より、モワッと怪しげな湯気が立ち込める。
(い、いけない気を緩めちゃダメだ、急いで帰らないと、急いで……っ)
もふもふの尻尾をお腹に隠し、というよりはお尻に張り付かせる格好で再び歩き出す。
その下では、ブースターの肛門が必死にキュッと窄まり、時にはヒクヒクと妖しく蠢いていた。
「んー?何か風が温か……ぐへあぁっ!!!」
後から通りかかった野生らしきポチエナが、鼻をひくつかせると同時に
顔面蒼白でその場に倒れこんだのには気づきもしなかった。