14/11/13 11:59:51.13 gpCsLd7R0.net
「ブイィッ!ブイィッ!ブゥィィーー!!」「こら、暴れるんじゃねえ!」
恐怖に耐えかねた1匹のベビブイが、若い衆の手の中でもがいています。
若い衆は構わずにハサミをふるいましたが、手元が狂い、
性器と睾丸周辺の肉を大きく切り取ってしまいました。
「ブギャッ!!」
ベビブイは一声叫ぶと体をビクンと震わせ、動かなくなってしまいます。
どうやら痛みでショック死してしまったのでしょう。
「マサ、まだまだだなあ。売り物は1匹でも無駄にするんじゃねえ」
「へい、すみません」
「ちょっと貸してみな、もっとリズミカルにやるんだ」
去勢作業を見ていたテキ屋の親方は、若い衆からハサミを受け取るとお手本を示します。
「それ」「ブイ!」「それ」「ブイ!」「それ」「ブイ!」「それ」「ブイ!」
親方は実にテンポよく、なおかつ素早く正確にベビブイの性器と睾丸を切り取っていきます。
薬を塗る係の見習いが、追いつかなくなるくらいの勢いで去勢が進みます。
「とまあ、こんな感じだ。わかったな」「へい、ありがとうございます!」
ハサミを返してもらった若い衆は、再び作業に取り掛かりました。
指導の甲斐あって、性器と睾丸を捨てる箱がたちまち一杯になりました。
一方、先程仕分けされたメスのベビブイ達ですが、中年のテキ屋によって
第二次の仕分けをされてゆきます。比較的大きい者、小さめな者、普通の者に分けてゆきます。
メスの用途はもっぱら食用で、この中年のテキ屋は加工担当の職人なのです。
加工職人は小さめなベビブイを分けた箱を持つと、作業場の一角に移動します。
そこにはガスボンベ式のコンロが2台置いてあり、その上には高さ30センチくらいの鍋が煮えています。
片方の鍋はドロドロに溶けた水飴、もう片方も溶けたチョコレートで満たされています。
これから「イーブイ飴」と「チョコイーブイ」を作るというわけです。