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今日はキビシイ冬の寒さが生んだ郷土食、凍みラルトスをご紹介しましょう。
寒風吹きすさぶ田舎町。
昔ながらの丈夫な造りの
納屋の中には、数匹の♀キルリアが
ぽかぽかと暖かい部屋の中、藁で作られた清潔な寝床の真ん中で
キルキルとかしましくおしゃべりしながらオボンの実を頬張っています。
少し離れた産卵所では
農家のおばちゃんに励まされながら産卵期を迎えたキルリア達が一生懸命卵を産み落とそうとしています。
やがて可愛い卵が次々にコロンコロンと生まれて来ましたよ。
ここの母キルリアはゆったりとした環境の中で大事に大事に育てられ、質の良い卵を産むと言う事で
色々な商品に貢献しています。
さて。産まれた卵は大切におばちゃんたちが藁で編んだ大きな籠に並べて保管し「ほのおのからだ」を持つポケモンが優しく温めて孵化させます。
ときどき中から赤ちゃん達の愛らしい息吹きの音がするのでしょう。
産後リア達も嬉しそうに触覚をパタパタそばだてながら疲れた体を休めています。
あっ 卵が小さく音を立てながら孵っていきます。
中からは丸々とした小さな小さなベビラル達がラルラルと産声を上げながらどんどん卵から這い出して来ます。
みんな健康そうですね。
とはいえベビラルは産まれたてで粘液などで汚れていますので
おばちゃん達は速やかに籠ごと奥へ運びます。
母キルリア達の「早く赤ちゃんに会わせてね♪」というような甘い鳴き声に送られながら。