16/03/14 18:54:29.35 CAP_USER.net
北林慎也 withnews編集部
日本のパソコンの代名詞だった、往年の名機「PC-98」シリーズ。スマホとタブレットがひしめく21世紀に、いまだ中古市場で根強い人気を誇る。たった80MBしかないハードディスクが2万円近くするなど、周辺機器も高値で取引され続けている。どういう人たちが買っているのか? 専門通販ショップ店主に聞いた。
家庭向け本格PCの先駆け
PC-98は、NECが80年代から販売していた16ビットマシン。当時としては高精細なグラフィック処理を得意とし、旧来のビジネス用途のほか対応ゲームソフトもたくさん出回り、家庭向け本格PCの先駆けとも言える存在だ。NECによると、ピーク時の国内シェアは少なくともビジネス向けで8割、個人向けで5割以上あったとされる。
しかし、インターネット時代に適応したマイクロソフトのOS「ウィンドウズ95」の登場や、より汎用(はんよう)性の高い共通規格のDOS/V機(いわゆるウィンドウズPC)が国内外のメーカーから多く出回るようになると、独自のソフトやハードが逆に足かせとなりシェアが低下。
旧来の規格を土台にウィンドウズに対応していったが、ウィンドウズ98SEを積んで2000年6月に発売された「PC-9821NR300/S8TB」が最終モデルとなった。
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