15/06/09 09:59:24.65 .net
◆鍋の乱のはるか前より存在した労働問題◆
すき家はここ10年間で何度も従業員から訴えられて負けており、労働基準法違反で書類送検されている。
その過程で、会社を訴えた従業員を報復なのか逆に訴え返すなんてこともやっておりひんしゅくを買っているし、
『アルバイトは「業務委託」なので「労働者」とはいえず残業代は発生しない』という名言も生まれた。
また、労働組合がすき家側に団体交渉(団体交渉は日本国憲法第28条及び労働組合法によって保障されている)を求めるもこれを拒否。
そのため中央労働委員会が団体交渉するよう命令するもこれも拒否。
この問題が東京高等裁判所までいってようやくすき家側が謝罪し団体交渉に応じる。
このような、すき家の不当労働行為裁判については、すき家を撃破した以下の労働組合のページが詳しい
URLリンク(www.seinen-u.org)
また、裁判とはいかなくとも、労働基準監督署から何回も指導(2013年度だけでも49件!)されている。
だが、さすがすき家、警察庁の防犯指導と同じくスルーしちゃったようですw
第三者委員会報告書より
『こうした労働基準監督署対応については、一定程度、小川CEOにも報告がなされていた模様である。しかしながら、小川CEOを初めとする経営幹部やその他担当者から、ZHD社あるいはZ社の取締役会への報告が行われていた形跡はない。』
国の指導を守ると金がかかるからなるべくスルーしよう、という発想なのだろうか?
健全な市場競争を行うための共通ルールである労働関係法令から大きく逸脱する行為は日本全体のブラック化に拍車をかける。
そのような行為は社会国家のみならず健全な資本主義に対する冒涜だ。