06/11/05 11:43:13 .net
(麻生)
最初の疑問点のテロに関しましては、
やはり9.11の事件を境に世の中がテロに対してまったく変わった認識を持ったと思うんです。
9.11がなければ、もう少し国対国みたいな話になったと思うんですけれども。
中国の軍人が書いた『超限戦』という本をご存じですか。
訳文も日本に出ていますけれども、この本はテロリストというか、
小さな国はどうやって大国に勝てるかを書いた指導書みたいなものなんです。
これは結構ベストセラーになっていますが、
一番買っているのはテロリストという代物で、そのとおりやっているという形なんです。
やはりバグダッドにアメリカが行く、西洋人が行く、
1099年の十字軍以来初めて異教徒にという状況は、なかなかイラクとしては納得できるところではありません。
1000年間、違った話ですから、これはなかなか難しいと私自身はそう思います。
ただ、徳川家に対抗するテロリストがあちこちに出てくるという話は丁寧に1つ1つ対処していく以外、手がないんだと思います。
やはり、テロはどのみち出ますから。
そういった意味では、アメリカに対してのテロ、それを応援する連中のテロというのは、
やはり逃げても追いかけてくるものだと思います。
だから、これはどうしてもどこかで戦う覚悟を決めないといけない。
これが1つです。