13/11/10 11:57:54.36 J6U8kCBZ.net
>>118
イリハムさんの新しい論文「民主党政権から安倍内閣まで ウイグル運動から見た日本
外交」 が「伝統と革新 第13号」に発表されたと聞いて喜び、早速拝見いたしましたが、
少々残念に思いました。論文は日本外交とウイグル運動の推移を論じたもので、いつも
ながらたいへん良いと思います。
URLリンク(kuninoko.com)
しかし、同論文はこういう書き出しで始まっています。
「まず、安倍外交、日本外交を論じる前に民主党政権誕生時の異常な事態を私たちは忘れ
てはならない。民主的な選挙で選ばれたのだから民主党の議員がまず忠誠をつくすべきは
日本国国家、国民に対してである。しかし彼ら新人議員たちは小沢一郎に率いられて、
なんとまず中国の胡錦濤主席を訪問したのだ。民主党政権が中国と仲良くしたいのであれば
それは一つの姿勢であるが、友好、外交なら外務省がやること、経済関係を深めたい
なら各企業がやることで議員が大挙して中国を訪問することは必要ないだけでなく、
間違ったことだ。
そして胡錦濤に会ったときの議員たちの表情は今でも写真に残っているが、まるで日本国
の天皇陛下にお会いできてもこれほどは喜ばないのではないかと思わせるほどの笑顔に
あふれていた。
一党独裁の共産主義国家の主席との面会を喜ぶ有様は民主主義や自由の価値を尊重し、
自国の主権を守る立場の日本国国会議員の姿とはとても思えなかった。まるでその姿は
中国という大国に貢物を持って訪れる使節のように見えた。はっきりいっておきたいが、
あの時訪中して喜びをあらわにしていた議員たちが今民主党政権が崩壊したからといって、
自民党や維新などに党籍を代え、保守派のふりをしたり中国を批判したりしている姿を
見るたびに、この人たちはまた情勢が変われば平気で中国に付くのだろうと思ってしまう。」