16/11/07 21:29:18.00 jeoWAu77.net
家康にはこんなエピソードがある。
家康の世代では戦といえば野宿が当然だったが関ヶ原の頃には組み立て式の仮小屋が普及していた。
で、関ヶ原に進軍する自軍を休息中に見ていた家康は若侍がみんな仮小屋を馬で運んでいるのを見て
「ったく近頃の若い者は贅沢になりおって・・・何某(荒武者の名)を見習え、
あいつなら仮小屋なんて軟弱なものは使わんわ」といった意味のことを説教した。
そこへまたもや仮小屋を乗せて馬が通りかかる。「あーまたかよ誰の仮小屋じゃ」と聞くと
当の某のものだったことが判明、家康は「わに、わに」とうろたえるばかりだったという。
仕寄せの手本なんか見せなくても鷹狩りでもすればよかったのに。