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東日本SP後インタビュー
-演技が終わった直後、頭をポンとたたいていました
本田 ジャンプの成功率が上がっていて、最後のジャンプは、わざわざ自分から手を(氷に)つきにいったぐらい(の感覚になるミス)。それがすごく悔しいですし「もったいない」と感じました。ただ、ちょっと時間がたってみると、最近の試合の中では、のびのびと、1つ1つ落ち着いて演技できたと思います。
-12位通過だった9月の東京選手権からは、どこに重点を置いてきましたか
本田 スケートをやってきた中でもブロック(東京選手権)から東日本まで、たくさん練習をしてきて(SPもフリーもジャンプ)構成を上げています。その中で明日も、今日以上にいい演技がしたいです。
-全日本選手権の切符は上位5人。どのような心境でフリーに向かいますか
本田 ショート(SP)が終わった時点で、5人に入れる位置にいることが、今の時点では大事かなと思っています。フリーの方がショートより自信を持っている。例年に比べても(全日本切符が)5人は少ないけれど、自分の力を発揮できれば「絶対にいける」と思っています。
-大学4年生で臨む全日本選手権への道は、これまでと心境に違いがありますか
本田 今まで小学校4年生の野辺山(全国有望新人発掘合宿)から一緒にやってきた選手のみんなと「もしかしたら今日や明日で、現役という部分で(競演するのが)最後なんじゃないか」と話したりする年齢になりました。
お兄ちゃん(兄太一さん)の世代が引退する時に、自分自身は実感がなかったけれど、今大会は特にそういう気持ちが強いです。今までやってきたことを出し切れるように、緊張以上に楽しく、後悔のないように。全部失敗しても「良かった」と思える演技をしようと思っています。