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願いを込めて…羽生結弦さん「notte stellata」開幕 内村航平さんとの豪華共演でも魅了
3/10(金) 19:05配信
スポニチアネックス
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フィギュアスケート男子で五輪2連覇し、プロとして活動する羽生結弦さん(28)が座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata」が10日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開幕した。
タイトルはイタリア語で「満天の星」。羽生さんが11年3月11日の東日本大震災の当日に見た星空のように、希望を発信することで笑顔になれるきっかけをつくった。
羽生さんは冒頭、2連覇した18年平昌五輪のエキシビションで舞った「ノッテステラータ」を演じた。マイクを握り、「ノッテステラータは星降る夜という意味です。3月11日、僕は満天の星空を見て希望を感じました。このショーは僕たちスケーターが一人一人の思いを込めて、一つ一つのプログラムが満天の星空のように、輝く星となれるように思いを込めて滑らせていただきます」とあいさつした。
スペシャルゲストの体操男子個人総合で五輪2連覇の内村航平さんとの、“冬の王”と“夏の王”の豪華共演も実現した。ともに黒とゴールドの衣装をまとい、「conquest of paradise」に乗って羽生さんのスケートと内村さんの床運動が融合。羽生さんのスピンと、内村さんの旋回がシンクロするとボルテージは最高潮となり、最後は羽生さんが左手、内村さんが右手を突き上げてフィニッシュした。
また、羽生さんはBTSの楽曲に合わせ、プロジェクションマッピングや場内ビジョンでキレキレの陸上ダンス映像を披露。最後は代表的ナンバーの「春よ、来い」で復興への思いを込めた。再びマイクを握り、「今日という日が、ノッテステラータが、みなさんにとって少しでも希望となれるように、心から願っています」とあいさつし、最後は「ありがとうございました!」と声を張り上げた。
同アイスショーは、東日本大震災から12年となる11日、翌12日にも行われる。
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