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羽生結弦さん タイトルに込めた“あの日”の記憶 アイスショー「notte stellata」 3/9(木) 4:45配信 スポニチアネックス
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【羽生結弦 3.11を忘れない(1)】フィギュアスケート男子で五輪2連覇し、プロとして活動する羽生結弦さん(28)が10~12日に地元・宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナでアイスショー「羽生結弦 notte stellata(ノッテ・ステラータ)」を開催する。自身も仙台市内で被災した東日本大震災から12年。イタリア語で満天の星を意味するタイトルに込めた思いとは―。改めて羽生さんが歩んだ震災からの道のりを連載する。
2011年3月11日のことは、今も忘れない。羽生さんは東北高1年の試験休み中だった。「先輩と練習していて、一般のお客さんもいたんですよね」。今も拠点とするアイスリンク仙台は、活気に満ちていた。
だが、午後2時46分、最初の揺れが起こる。自身の心配より一般のスケーターが気がかりだった。すぐに誘導役として「大丈夫ですよ、こちらにお逃げください」と声を張り上げた。だが、揺れは次第に大きくなる。「最終的に照明が切れた。リンクの上に大きな照明が何個もついているので、それが落ちないリンク中央に行った」。先輩スケーターにかけられた「大丈夫だから」という言葉が、恐怖を少しだけ和らげてくれた。
いつ余震が来るか分からない。「とにかく外に出ないと」。四つんばいでリンクを下りた。「靴を脱いでいる暇もなかった。とにかく靴だけは、エッジだけは持って外に出た」。故郷のリンクは、そのまま営業休止となった。