[ここ壊れてます] .net
>>226
野口美恵
48分前
スポーツライター
イリヤ・マリニン選手は今年の春に来日した時も練習で降りていましたが、今季の公式戦初戦で早くも決めてきました。
彼の母は、NHK杯でもお馴染みだったウクライナのタチアナ・マリニナさん。
非常に理にかなったテクニックのジャンプを跳ぶ選手で、特にルッツはお手本とされてきました。
旧ソ連の選手としてロシア式テクニックを持ちつつ、北米に移住してからより効率的な技術を研究されてきています。
五輪選手の父母をもつサラブレッドのマリニンは、幼少期からジャンプ技術を伝授されてきました。
アクセルは、あまり幅を出さずに回転軸を作る、とても効率的な跳び方です。
これまでは、大きく右足を空中に投げ出して、右足に左足を絡めるというのがアクセル。
しかしマリニンは、右足を振り上げ過ぎず、テイクオフした左足に絡まるように跳びます。
こうすると回転し始めるタイミングが早くなるのです。最先端のテクニックです。