22/07/29 17:33:35 1EPYaMvD.net
>>297
自分はショーでもここまでやる。プロ転向への心がまえを見せつけられるような出来事だ。
『ファンタジー・オン・アイス』では羽生のプロへの思いを感じることがほかにもーー。
同ショーのパンフレットに掲載するために、羽生と、すでにプロとして活躍しているハビエル・フェルナンデスとの対談を取材した前出の折山さんが教えてくれた。
「ハビエルに『プロになるのはどういう感じ?』と、羽生選手が直接質問していました。そこで少しだけ、彼はプロへの気持ちも持っているのだなと感じました」
チーム羽生、AI採点…叶えたい野望の数々
会見で羽生は年齢についても触れた。23歳で平昌五輪を終えてからも成長できているといい、「今がいちばんうまいんじゃないかなって思います」と話す。そして、
「その経験があったからこそ、これからもたとえ自分が30になろうとも、40近くなろうとも……40までスケートをやっているかはちょっとわからないですけど、でもそれまで、今までは“あぁこの年齢だからできなくなるんじゃないかな”って思っていたことがなくなるんじゃないかなって、ちょっとわくわくしています」
40歳までまだ10年以上。成し遂げられることは多そうだ。
羽生には叶えたい4つの野望がある。まず1つが、もちろん“4回転アクセルの成功”。そして2つ目が“アイスショーでの活躍”。
仙台市議会議員であり、スポーツによる地域活性に力を入れている佐藤正昭さんに話を聞くと、
「プロスケーターで“チーム羽生”のようなものを作りたいと本人が言っていると、関係者から聞いたことがあるんです。浅田真央さんみたいに自分のチームで各地を回ってくれればうれしいですね」
さらに3つ目の野望が“AI採点の導入に携わること”、4つ目が“指導者として後進の育成をすること”。
「早稲田大学の卒業論文で羽生選手は、AI採点の導入を提言しており、この分野に今後も携わっていきたいと話しています。また以前、『最終的にはコーチに興味がある』と語っていたこともあります。当面は自分のことでいっぱいいっぱいだと考えているようですが、ゆくゆくは経験や研究成果をフィギュア界や後輩のために生かしていきたいという思いがあるようです」(前出・フィギュア関係者)