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16 名無し草[sage] 2022/03/15(火) 17:22:09.35 ID:
「このままなら羽生結弦はつぶされてしまう」選手のアイドル性を異常に高める金メダルという呪い
3/15(火) 12:16配信 プレジデントオンライン
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
北京冬季五輪が閉幕した。五輪不要論を展開する神戸親和女子大学の平尾剛さんは「五輪の商業主義化は著しく、暗澹たる気持ちになった。メダルを逃した羽生結弦選手の会見はその象徴だ。このままなら羽生選手の未来は、世間が創り上げたイメージによってつぶされてしまうかもしれない」という―。
(中略)
■羽生結弦の“異例会見”に見るスポーツの人気商売化
さて、今回取り上げるのは男子フィギュアスケートの羽生結弦選手である。
惜しくも五輪三連覇を逃したあとの2月14日に、羽生選手は「異例」の記者会見を行った。メダリストではない選手が大会期間中に記者会見を開くのは前代未聞である。世界中にファンがいる羽生選手の絶大なる人気を象徴し、解釈のしようによれば競技成績を度外視した人気先行ともとれるこの記者会見に、私はどうしても首を傾げざるを得なかった。
周知の通り、男子フィギュアスケートでは鍵山優真選手が2位、宇野昌磨選手が3位という成績を収めた。にもかかわらずメダルを手にした両選手の報道は限定的で、各メディアは4位に終わった羽生選手を大々的に取り上げた。結果的に鍵山、宇野両選手の活躍は、繰り返し報道される羽生選手の影に隠れてしまった。
競技成績を残した選手ではなく、負けても人気を博す選手の方を重んじる。この態度は勝敗の競い合いを原則とするスポーツでは御法度である。競争主義は、勝者がしかるべき利得を得る限りにおいて機能するわけで、賞賛するかしないかはあくまでも競技成績によらなければならない。
勝者をそっちのけにして敗者に大きくスポットライトを当てる報道に、私はプロスポーツの「人気商売」への偏向を感じたのである。