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フィギュア、メダル最多も金ゼロ 選手は大技に意欲 2/21(月) 19:24配信 産経新聞
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北京冬季五輪のフィギュアスケートで、日本は1大会で過去最多となる4個のメダルを獲得した。男子の鍵山が銀、宇野が銅、女子の坂本が銅をつかみ、団体でも初めて3位に入った。
出場した選手の大半は世界選手権(3月、フランス)の代表で、4年後の五輪にも意欲を示している。今大会、日本の目標は「金を含む複数メダル」だった。金メダルには届かなかった。選手は大技の習得や精度の向上を見据える。
男子で表彰台に立った鍵山、宇野は10日にフリーが終了してからも、世界選手権に備えて積極的に練習を積んだ。2人とも、北京五輪王者のネーサン・チェン(米国)の演技を念頭に滑りを磨いていくという。
チェンはフリーで高難度のルッツを含む4種類5本の4回転ジャンプを高い精度で跳んだ。3種類4本だった鍵山は新しいジャンプ習得を視野に入れる。4種類5本に挑んだ宇野はジャンプの出来栄えで加点を稼ぐなど質を高めたい考え。
鍵山は4年後のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪での金メダルを目指し、「新たな自分を作り出していけたら」と話す。宇野は「完成度をすごく上げれば限りなくトップの存在に近づける」と力を込めた。
女子の坂本はジャンプに3回転半や4回転の大技がなく、出来栄えや表現力で銅メダルに輝いた。今後、複数の4回転を組み込むロシア・オリンピック委員会(ROC)勢に対抗するには「限界がある」。4回転への意欲をにじませ「ミラノ(五輪)も目指したい。大技も含めてしっかり練習したい」と宣言した。
大舞台で3回転半に挑んだ暫定5位の樋口新葉(明大)と同23位の河辺愛菜(木下アカデミー)も、今後に意欲をみせている。
ペアは、三浦璃来(りく)、木原龍一組(木下グループ)が7位入賞した。木原は「4年後も、8年後も目指したい」と力を込めた。
メダルを含む入賞は全部で7つ。目標の4つを大幅に上回った。竹内洋輔監督は「(2006年)トリノ五輪以降、5大会連続でメダルを獲得した。たすきをつなげられるよう、次の4年間に向かっていきたい」と総括した。(久保まりな)