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>>78
多くの寄付金だけではなく、その活躍によっても
その後も羽生からは寄付が届いた。アイスリンク仙台の昨年4月時点の報告によれば、総額は2932万5864円に上る。感染症対策として導入したサーモグラフィーカメラもその寄付金によるものだ。
「リンクが存続してほしい、そのための手伝いを少しでもしたい、という気持ちが伝わってきます」
羽生の影響は、その活躍によっても、もたらされた。'14年のソチ、'18年の平昌と2度の五輪で金メダルを獲ると、「教室に入りたい」という子どもたち、「滑ってみたい」という大人たちが殺到したのだ。教室の定員60人に対し、100人以上が申し込んだこともあった。
「あのときがいちばんすごかったかな」
在家がそう振り返るのは、'18年4月だ。平昌五輪金メダルの祝賀パレードが仙台市内で行われる前日だった。
「通常は見学の人が訪れることはあまりないのですが、この日は800人くらいの方が来たでしょうか。急遽、外部のスタッフの手も借りて列の整理をするほどでした」