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■朝日新聞も「自宅は全壊」とミスリード
【朝日新聞】東日本大震災 3.11 震災・復興
羽生選手の被災体験と交流の軌跡 仙台パルコで展示会
志村英司
2021/3/1 10:30
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【宮城】フィギュアスケート男子で五輪連覇中の羽生結弦選手（26）が東日本大震災での被災体験や被災地への思いを振り返る展示会が、仙台パルコ（仙台市）で開かれている。
被災者と並んだ写真パネルなど約80枚のほか、鎮魂のプログラム「天と地のレクイエム」の衣装なども展示されている。
羽生選手は仙台市出身で、市内のスケートリンクで被災。自宅は全壊し、家族と学校の体育館に避難した。
会場には、この時に羽生選手が撮影した体育館の写真が展示されているほか、家族で過ごした2畳分のスペースを再現。
当日の夜空を見上げて「希望の光だと感じた」といった本人の思いが添えられ、その後の石巻市の中学校や福島県いわき市の仮設住宅などでの交流の様子も伝える。
石巻市の女性（50）は「震災当時のことを思い出した。羽生選手が演技を含めて被災地に気を配ってくれることはうれしい」と話した。
入場無料、3月14日まで。（志村英司）