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【AERA】「トリプルアクセルすら跳べない時期あった」 羽生結弦のコロナ禍での葛藤 1/3
2021.1.16 11:32 野口美恵
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昨年末に開かれたフィギュアスケート全日本選手権で羽生結弦選手が完全勝利をおさめた。
コロナ禍という異例の事態のなか、羽生は「暗闇の底に落ちる感覚」だったという。
AERA 2021年1月18日号では、羽生選手が「全日本」前の心境を吐露した。
今季初戦となる全日本選手権で、羽生結弦(26)は、フリーの演技を終えたポーズのまま10秒間、リンクの中央で天井を見つめた。心の中でつぶやく。
「すごくいろいろな力をもらえたな。戦い抜いたな」
ショート、フリーを通じて6本の4回転を含む全ジャンプを降りる、圧巻の演技。
総合319.36点で、参考記録ながら今季世界最高得点での優勝を決めた。
さらりとやってのけたようにさえ見えたが、実際にはこの10カ月は、葛藤の連続だった。
羽生が最後に公式戦で滑ったのは昨年2月の四大陸選手権。
3月の世界選手権はコロナ禍で中止になり、帰国後はコーチ不在のまま自主練習を続けてきた。
最初の葛藤は、グランプリシリーズの辞退だった。
自身の感染リスクに加え、関係者やファン、コーチに気を使った。
「私が動くことによって多くの人が移動し集まる可能性がある」とコメントし、自らが「出場しない」という犠牲を負った。