20/11/30 01:14:32.12 .net
遠征に誘われたくわえは本気で殴ってくれと頼んだけれどとんホは優しく笑って取り合わず早朝迎えに行くと告げて去ったよ；；
眼を閉じると現実に戻されそうで一睡も出来なかったくわえの部屋へ約束通りとんホは早朝迎えに来たよ；；
目標の資源と小判は夕方までに無事集まりとんホの予約した旅館へとチェックインする二振；；
露天風呂のつきの部屋でとんホに呼ばれるままにお風呂につかるくわえ；；
その後贅沢な部屋食をとんホとともに味わいながらお酌をしたところで昨夜徹夜のくわえの記憶は途切れたよ；；
眼が覚めたときああなんて幸せな夢だったんだろ；；もうこのまま折れてもいいとくわえが思ったところで自分の名を呼ぶ優しいとんホの声がしたよ；；
くわえ；；起きたか；；起こそうか迷ったが丁度良かったぞ；；花火が始まる；；
とんホしゃま……；；
呆然とくわえが呟いたときドーンと大きな音がして部屋の窓一面に花火が映ったよ；；
……見事だな；；くわえ；；……お前とこれを見られて良かった；；
とんホしゃま……；；うっ……ぐすっ……；；
くわえ？どうした？；；
とんホしゃま……幸せすぎて信じられないんです……；；お願いです；；思いきり殴ってください；；じゃないととても信じられなくて；；
くわえ；；……殴るより痛くてひどいことをお前にしていいか？；；
とんホしゃま？……；；してください；；あなたになら何をされても；；
鶴がくわえにしたことは本当に痛くてでも温かく優しく信じられないほど気持のよいことだったよ；；
突き上げられる度にこの夢のような出来事が現実なのだと思い知らされくわえはうれし涙をただ流したよ；；