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新型肺炎感染の恐れがあることを理由に、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンが、28日の成田発関西行きの便で中国からの団体旅行客23人に搭乗の自粛を求め、客側が応じていたことがわかった。
一行は、日本滞在中に感染が確認された中国人と行動した時期があったという。
同社は「感染拡大を防ぐための苦渋の決断だった」と説明している。
同社によると、搭乗自粛を求めたのは、28日午前10時頃に成田空港を離陸した203便。
一行は、日本で感染が確認されて入院中の中国人と一時行動しており、なかには発熱していた客もいたが、医師の診断などは受けていなかったという。
このため、同社は旅行会社を通じて搭乗しないよう要請したという。
国土交通省は「感染拡大を防ぐため、(会社の)運送約款に基づき対応したと報告を受けており、特に問題はない」としている。