暇つぶし2chat NANMIN
- 暇つぶし2ch191:名無し草
18/03/09 20:26:28.20 JN7lPEyK.net
>>175
 選んだのは、4回転ジャンプはサルコウとトーループのみにするということだった。江陵入り翌日の記者会見で羽生は、「クリーンに滑れば絶対に勝てるという自信がある。
本当にそういう風に思っているので、クリーンに滑るプログラムを何にしていくかというのは、これから徐々に調子を上げていく中で決めたいと思っている」と話した。
 その言葉の裏には、世界歴代最高得点を連発した2015年のNHK杯とGPファイナルが念頭にあったはずだ。その時も4回転はサルコウとトーループのみだった。
SPでは2本とも前半に入れた構成で、フリーはサルコウとトーループの単発を前半に入れ、後半の4回転はトーループのみの3本という構成。それで330.43点を出していた。
 今回は、SPの4回転トーループ+3回転トーループが後半に入っていて、フリーも4回転が4本で、後半にサルコウとトーループを連続ジャンプの構成。基礎点を考えれば2015年より高くなっている。
さらに他の選手の最高得点をみれば、宇野昌磨の319.84点を筆頭に300から310点台。羽生はそのプログラムをノーミスでやれば悪くても320点台は出せて、勝利を手にできると考えたのだろう。
 あとは平昌五輪の舞台でそれを実行するだけだった。
 最初のSPの演技には、そのように冷静に自分を見つめてきた気持ちが表れていた。
「ジャンプは練習通りです。本当に自分の体が覚えていると思っていたし。とにかくアクセルもサルコウもトーループも、本当に何年間もずーっと一緒に付き合ってくれたジャンプなので、そういった意味では感謝をしながら跳んでいました」
 そんな言葉の通りに、3本とも力みは一切ない自然できれいなジャンプとなる。プログラム全体のみならず、ジャンプに入るスピードや入り方など、表現も含めてすべてを冷静にコントロールしているような演技だった。
 SPより演技時間の長いフリーにはスタミナの不安も感じたが、SPのようなジャンプができれば大丈夫だろうと予想できた。
 翌日のフリーの演技は、SPで冷静さに丁寧さが加わったような滑りだった。
「前半を丁寧にいったというか、6分間練習でサルコウが不安だったので、とにかく最初の4回転サルコウさえ降りれば前半の感覚で後半も跳べると思っていた」


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