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■欲しいのは皇帝の座 羽生結弦が見据える“プルシェンコ超え” 3/2(金) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL
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金メダリストの周囲がかまびすしい。
66年ぶりの五輪連覇を果たした男子フィギュアスケートの羽生結弦(23)の出身地である仙台市の郡和子市長が27日、偉業を称えてモニュメント設置を検討すると明かした。
国民栄誉賞の授与もささやかれるなど、民間団体の賞も含めれば、今年の羽生は受賞ラッシュになりそうだ。
金メダリストは政治家や役人の業績づくりに利用されかねないが、当の羽生は国民栄誉賞など目もくれていないという。
世界のトップスケーターに上り詰めた羽生が見据えているのは「フィギュア界の皇帝」の異名を持つロシアのエフゲニー・プルシェンコ(35=顔写真)超えだ。
プルシェンコはソルトレークシティー大会から4大会連続で五輪に出場し、金2個を含む4個のメダルを獲得。31歳で出場した14年ソチ大会では団体金メダルに貢献しており、フィギュア界のレジェンド的な存在でもある。
ソルトレークでの滑りを見た羽生が五輪を目指すきっかけとなったスケーターだ。
かねて羽生は、プルシェンコへの憧れを口にしてきた。昨年11月のNHK杯公式練習で右足首を痛める前には、プルシェンコについてこう話していた。
「五輪の各大会で演技の印象が異なり、それぞれに魅力がある。これはフィギュア独特のもので、自分のモチベーションになる」
皇帝を目標としながらも、羽生は依然として欧米中心のフィギュア界の現状に疑問を抱いてもいた。平昌のフリーの曲に映画「陰陽師」の「SEIMEI」を使用したのも
「(欧州発祥のフィギュアで)自分の国の音楽だったり独特な文化を持つ曲であったり、そういったものが増えていくきっかけになれば」という狙いからだ。
平昌後は痛めた右足首の治療を優先するため、次の北京五輪出場は明言していない。それでも、4回転アクセルの成功とともに、プルシェンコに並ぶ4大会連続出場もモチベーションのひとつであることは確か。
フィギュア界の「王子」に位置付けられる羽生が「皇帝」の座を虎視眈々と狙っている。