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■【記者の目】羽生は生来の挑戦者…できる限りの演技するはず 2018.1.25 05:02 サンスポ
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話題の事象について「賛成」「反対」の意見を戦わせる『賛否両論』。
第４回は、右足首のけがから復帰を目指し、平昌五輪のフィギュアスケート男子で６６年ぶりの連覇を狙う羽生結弦（２３）＝ＡＮＡ＝の「４回転ジャンプの必要性」を考える。
男子フィギュアでは４回転ジャンプの成否が得点の大きな比重を占める。例えばトップ選手の多くが跳ぶ４回転トーループの基礎点は１０．３に対し、３回転は４．３。
わずか１本でも得点は２倍以上となり、勝つためには高難度の技の選択が求められている。五輪では、羽生がどの種類の４回転を何本跳ぶかが一つの焦点になる。
「守ることや捨てることはいつでもできる」。演技に対する五輪王者の信条だ。今季初戦だった昨年９月のオータム・クラシック。右膝痛のために構成の難度を下げてフリーに臨んだが、
かえって思い切りの良い演技ができずにミスが続いた。挑戦心をかき立てられ、次戦となった翌月のロシア杯では新技の４回転ルッツを投入した経緯がある。
五輪は昨年１０月以来の実戦となるため、４回転の本数を抑える堅実な演技構成を前提に勝機を探るだろう。
もっとも生来の挑戦者である羽生なら、痛めた右足首と相談しながら、できる限りの