17/05/18 18:11:33.33.net
>>252
「お兄ちゃんだって甘えたいゾ」
ひまわりが生まれたばかりの頃。両親はひまわりを構ってばかり。
幼稚園から帰ってきたしんのすけは、みさえに抱き着こうとするが、ひまわりが泣き出したので去ってしまう。
幼稚園で描いた絵をみてほしいのに、相手にされず、やがて帰ってきたひろしに叱られる。
しんのすけは焼きもちを焼いて拗ねてしまい、家を飛び出した。
飛び出していった後に、みさえはしんのすけが持って帰ってきた絵を広げた。それは、一家四人と一匹が幸せそうに笑っている絵だった。
「しんのすけはこうしてほしかったのよ」
と、みさえ。
二人はしんのすけを探しに外へ出た。
一方、しんのすけはシロの犬小屋に隠れていた。不意にひまわりが泣き出したので、「ふん、父ちゃんと母ちゃんに面倒見てもらえば？」とそっぽを向くけれど、家に上がってひまわりをあやすことにした。
帰ってきた両親はひまわりに見守られ気持ちよさそうに眠る息子を見つける。みさえは思わず涙してしまう。
その夜、両親はしんのすけとくっついて仲良く眠った。
「あぁ、鬱陶しいぞ」