空 1083at NANMIN空 1083 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト608:とても幸せに暮らしました。 やがて二人の間に子どもが次々と産まれて、たゃは七人の子どもたちのやさしいお母さんになりました。 けれどもお母さんは時々一人で海辺に行って、悲しそうに沖の方を見つめている事がありました。 609:名無し草 17/05/09 20:30:17.48.net おしゃ番のせいでいやらしいデカ乳首にも目覚めた 610:名無し草 17/05/09 20:30:32.33.net >>602 何年かたったある日、漁師は大事な箱のカギをうっかり家に置き忘れて海に出かけました。 「ん? 何のカギだ?」 気になったお母さんは、そのカギで箱を開けました。 そして中に入っていた、アザラシの毛皮を見つけたのです。 「これはオレの毛皮! ああ、これで海に帰れる」 その時、外で遊んでいる子どもたちの楽しそう声が聞こえて来ました。 でも、お母さんは毛皮を見ているうちに我慢が出来なくなり、ついに毛皮を着てしまいました。 夜になっても、次の日になっても、お母さんは帰って来ませんでした。 でも、悲しんでばかりはいられません。 漁師は重い気持ちで、海に出かけました。 するとどこからか、悲しい歌声が聞こえて来ます。 ♪オレは、アザラシ。 ♪海のこども。 ♪海に帰れてうれしいけれど。 ♪それでもやっぱり、悲しいんだ。 ♪可愛い子どもは、どうしているんだ? ♪オレの可愛い、子どもたち。 一頭のアザラシが、漁師の小舟のまわりを泳ぎました。 アザラシの目からは、涙がこぼれているようでした。 子どもたちが海辺で遊んでいると、やさしい顔をした一頭のアザラシがそっと岩かげに近寄って、きれいな魚や珍しい貝を投げてくれる事もありました。 そして漁師が釣りをしていると、いつもあの悲しい歌声が聞こえましたとさ。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch