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重圧に負けず「らしい演技」 本田真凜、涙の先の平昌へ
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「『あこがれのお姉ちゃん』って言ってもらえる演技ができるといいね」
浜田コーチの言葉で、本田真凜は落ち着いた。１８日に台北であったフィギュアスケートの世界ジュニア選手権。
女子フリーの演技中にテレビカメラが目に入ったとき、「（家族が）見ているかな」と思ったという。
全ジャンプを決め、ステップと三つのスピンも全て最高のレベル４。合計点の自己ベストで、引退した安藤美姫や鈴木明子を上回る世界歴代１６位の点を出し、感極まって涙をこぼした。
「有名人の望結ちゃんの姉」だったが、昨年大会で優勝し、「世界ジュニアを制した本田真凜」になった。
２連覇こそ逃したが、重圧に負けない堂々たる演技をし、「望結は褒めてくれる。紗来は辛口なので、順位のことを言うと思う。でも、お姉ちゃんらしい演技ができたかな」
来季はシニアに上がる。「（平昌（ピョンチャン））五輪で金メダルを取るつもりで強気で行きたい」