17/03/11 04:03:10.44 oz8RuGLA.net
11月、羽生はシーズン3戦目のNHK杯を迎えた。
羽生とオーサーコーチが行った話し合いから1カ月。
(準備運動?をするヅルと、アキラと会話するオーサー)
2人は絶対王者として完璧な演技をするための練習を重ねてきていた。
(公式練習)
オーサー「ストロークを意識してやってみよう」
大会前日の初練習。プログラムを通しで滑り始めた。
冒頭の4回転ループ。跳ばない。
続く2本目の4回転ジャンプ。跳ばない。
確認していたのは、スピンやステップなど、ジャンプとジャンプの間のつなぎの演技。
この1カ月、羽生はオーサーコーチの声に耳を傾け、自分なりの答えにたどり着いていた。
練習後の会見。
ヅル「スケーティングのクオリティをあげつつ、ジャンプも集中しつつというような
練習をしてきました。えーっと、まあもちろんスケートカナダでは非常に
悔しい思いもしましたし、まあループを入れること自体が今シーズン
初めての試みではあるので、もちろん注目されるとは思うんですけど、
やっぱり自分にとってジャンプというのは、プログラムの一部でしかないですし、
それをもっと、なんだろ、プログラムの一部として、見て頂けるような
完成度にするために練習してきました。」
オーサー「彼は負ける事がもっとも嫌いです。私がユヅルについて最も誇りに思うのは、
オリンピックの金メダリストで、且つ世界チャンピオンで、世界記録も
持っている彼がまだまだ上達したいと思っているところです。
4回転ジャンプで追ってくる若手選手たちのことを気にしても仕方がありません。
それより、我々は常に前を向いて前進するべきなのです。
ユヅルは率直な意見に何かを感じてくれたと思います。」
4回転ジャンプ、そしてステップやスピン。絶対王者としてトータルの強さを
見せる事ができるのか。