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2017年3月11日 アスリートの魂
（おことわり：番組内では「ピョンチャンオリンピック」「トーループ」「サルコー」「金博洋」「ネーサン・チェン」の表記でしたが、この文章を入力しているアーモが慣れた表記になっています）
（Ｓ０Ｉ楽屋で恋ダンスを踊るヅル、織田、知子、刑事）
日本を代表する４人のフィギュアスケーター。
人気の「恋ダンス」を最もキレ良く踊っているのが、羽生結弦、22歳。
振り付けは完璧だ。
ヅル「ダンサーがこんな動き。超ウマいのダンサー」（ダンサーの真似をする）
そのセンスが最も輝くのはもちろん、あの場所。
（昨季ＮＨＫ杯の「SEIMEI」に「世界最高得点」のテロップ）
昨シーズン、世界最高得点を叩き出し、男子フィギュアスケートのトップに君臨している。
ヅル「絶対王者だぞと」
連覇を狙う平昌五輪まで、１年。今、男子フィギュア界は新時代に突入している。
（ヅル、ネイサン、刑事、ボーヤンのジャンプ）
勝利の条件は、最高難度の４回転ジャンプを何本決められるか。
羽生結弦が挑むのは、４回転ジャンプをフリーで４本跳ぶという、これまでにない演技だ。
ヅル「かなり挑戦的ではありますけど」
「こういう挑戦をしていくことによって、絶対に得られるものっていうのは大きいと思うので」
しかし、道のりは平坦ではない。持ち続けたのは、新しい時代を切り開くという飽くなき向上心。
ヅル「あまりその限界っていうのを、感じた事がないですし、基本的にはやればできると思ってるので」
「もっと強くなりたい、もっと上手くなりたい」
まだ誰も見た事のない頂へ。絶対王者 羽生結弦の戦いに迫る。
（番組タイトル「羽生結弦 ”絶対王者”がめざす頂」）
去年９月。シーズン初戦を２週間後に控え、羽生は練習拠点のカナダで調整を続けていた。
（ヅルが服を脱ぐところをカメラが撮影する）
ヅル「なんか脱ごうとしてる時にパシャパシャされるとすごく恥ずかしい」
練習が始まった。ブライアン・オーサーコーチが声をかける。
オーサー「きょうの予定は？」
ヅル「わかんない」
オーサー「ジャンプをやろう」