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2)会社破産はどのような場合にできるのか
経営が苦しくなったというだけでは会社破産をすることはできません。
会社破産をするためには、破産法が規定する破産手続き開始原因があることが必要になります
。法人の破産手続開始原因としては、以下の2つが規定されています。
① 支払不能
支払不能とは、債務者が支払能力を欠き、弁済期にある債務について、一般的かつ継続的に返済することが困難な状態であることをいいます。一時的な資金不足により、支払いができないという場合には、支払不能にはあたらず、継続的に弁済できないという状況であることが必要です。
② 債務超過
債務超過とは、債務者の財産だけでは債務を完済することができない状態のことをいいます。会社の財産をすべて売却したとしても、すべての債務を返済することができない状態であれば、債務超過と認められます。