17/04/21 07:20:00.73 7hbVR6cq0.net
>>859
我々のモデルポートフォリオでは、JREITの36%をみらいにとしています。
大前提として、我々はみらいのファンダを高く評価しています。物件はそれほどよい
わけじゃないですが、ある程度分散されていて、LTVも低い。取得価格も悪くない。
それでいて、足下では極端に売り込まれています。我々はインベ、大江戸、SIA、スターツ、
増資後のMIDに注目してきましたが、SIAも直近の戻しである程度ウェイトが落ちたので、
他に比べ売られた水準からさらに激しく売り込まれているみらいに特に注目しています。
現在、ある程度腰の入った売りも入っているようですが、出来高から見ると、悪情報で
売っているというわけではなさそう。どちらかというとSIAの上場直後のような高値圏で
買った人のやれやれが止まらない動きだと見ています。
事実、16万割れから加速的に下げた印象ですが出来高はほとんど増えていない。
これは強い売りが出たというより、買い手不在だと我々は判断しています。
確かにこの銘柄は基本条件がいい割に、なかなか買いにくい銘柄です。
時価総額も足らず、スポンサーも中途半端、ジャンルも中途半端なので機関は買いにくい。
個人も天王洲、川崎あたりの物件は違和感あるでしょうし、中国系というのも嫌だ。
さらに、買い手層は16-18でそれなりに買っていると思われ、むしろ投げに回ってる
かも知れない。
ただ、昨今のJREITの趨勢を見ると資産規模拡大は難しくはない状況です。スターツ
あたりが格付けをとったように各投資法人は投資口価格を上げることに注力しています。
みらいもスポンサーや規模などで何か動いてくると見ています。そのためにはなんとか
今の水準は脱せねばならないと考えましょう。
怖いのは、天王洲、川崎の退去リスクですが、これらの物件はそれなりに分散されているので
大勢に影響はない、価格水準勘案だととれるリスクだと我々は見ています。