ロシア軍「50万増派」も戦況に影響なし? 統計に表れた「ロシアの真の弱点」 [きつねうどん★]at LIVEPLUS
ロシア軍「50万増派」も戦況に影響なし? 統計に表れた「ロシアの真の弱点」 [きつねうどん★] - 暇つぶし2ch1:きつねうどん ★
26/08/19 06:52:26.13 WVOrF3ed.net
恐怖をあおるには十分な数字だろう。ロシアが秋の下院選後に、新兵50万人を動員し、果てしない戦争に送り込もうと計画していると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が世界に向かって警鐘を鳴らした。

ゼレンスキーが英スカイニュースに語ったところによると、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9月18~20日の下院選の投票期間が過ぎたところで、10月初めにも30万~50万人を招集する可能性があるという。いかにもニュースになりそうな数字だが、それだけでは誤解を招く。

増員すれば必ず戦力が増すわけではない。しかもロシアが既に失った兵士と、今頃かき集める兵士では質が異なる。

ウクライナ政府の集計によると、今年だけでも既にロシア兵は約13万1000人が死亡し、約9万3000人が負傷。その多くはいわゆる職業軍人で、突撃隊員やドローン操縦士、下級将校も含まれる。未熟な新兵では、そういう人材の代わりになれない。

「戦争を長引かせることはあっても、根本的に戦争の結末を変えることにはなるまい」と、米保守系シンクタンク「民主主義防衛財団」のジョン・ハーディは本誌に語った。

前線地帯で活動する支援団体「ホープ・フォー・ウクライナ」を率いるユーリー・ボイェチコは、ロシアの真の弱点は兵員数ではなく戦力の質だと指摘。増派しても「勝利」どころか「消耗戦を続け、前線での損失を吸収し、防御を強化できるだけ」だと言う。

統計もそれを裏付ける。ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官は7月の退任前に、東部ドネツク州でロシア軍は1平方キロを確保するために400人以上の死傷者を出していると述べた。

新兵が50万人いたとして何が得られるか
ウクライナの情報当局の推計によると、ロシアで7月上旬までに入隊契約した志願兵は約19万5000人で、年間目標の半数にも満たない。たとえ新兵が50万人いたとしても、何が得られるのだろうか。

防衛線の「穴埋め」要員にする、人命と引き換えにほんの少し支配地域を広げる、ウクライナに流血の秋をもたらすといったことは可能だろう。だが首都キーウを制圧したり、プーチン念願の完勝を果たしたりといったことは望めない。政治的な代償も伴う。ハーディに言わせると「お先真っ暗」と認めることに等しい。

ウクライナ侵攻に踏み切った2022年の動員令のように、社会不安を招きかねないのだ。当時は数万人のロシア人男性が軍隊に招集されまいとジョージア、カザフスタン、モンゴルなど隣国へ逃れた。

ロシア側は真っ向から噂を否定する。強硬派のドミトリー・メドベージェフ前大統領は「敵が流した嘘」と一蹴した。今年の前半には約20万人も志願したと述べている。

とはいえ、ゼレンスキーは当然、西側の支援を求めるために50万増派の数字を振りかざす。数字のインパクトが大きいほど、制裁追加や防空支援、精密兵器の供与継続が必要だという主張の説得力が増すからだ。

増員計画でロシアが得るものは、戦争の継続であって勝利ではない。戦争がどのくらい長引くのか。それはロシア兵の増員数ではなく、欧米諸国が武器供与等を続ける意欲に懸かっている。

URLリンク(www.newsweekjapan.jp)


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