26/07/15 07:33:30.73 LKCJ8r0D.net
日本とフィリピンは先ごろ、太平洋における排他的経済水域(EEZ)と大陸棚の境界画定交渉を正式に始めると発表した。両国は安全保障面での協力も一段と強化している。
日本は、あぶくま型護衛艦などの防衛装備移転に向けた協議を加速させる方針で、日比関係はフィリピンにとって初となる「包括的戦略的パートナーシップ」に格上げされた。
これに中国は強く反発した。台湾東方海域では中国海警船による巡視活動が行われ、中国政府も日比の動きが中国の海洋権益を侵害していると批判している。
さらに中国共産党系紙『環球時報』は9日、学術シンポジウムに参加した中国の研究者らが、フィリピン最北部のバタン諸島について「台湾の地理的な自然延長であり、主権は中国に属する」と主張したと報じた。
中国によるこうした「主権をめぐる言説」と海上活動に、周辺国では警戒が強まっている。
専門家は、中国が日比の境界画定交渉を口実に、台湾東方海域での活動を拡大しようとしていると分析する。通常の二国間の海洋法上の手続きを、中国の管轄権主張を台湾東方に広げるための根拠として利用しているという。
その背景には、中国が十分に掌握できていないとみる重要な海上交通路、バシー海峡への影響力を強める狙いがあるとみられている。
中国研究者「バタン諸島の主権は中国に属する」
『環球時報』によると、バタン諸島の主権問題をテーマとした学術シンポジウムが6月30日、中国の暨南大学で開かれた。
同紙は、参加者らが、バタン諸島は台湾の地理的な自然延長であり、その主権は中国に属するため、日比による同海域での境界画定交渉には法的効力がないとの見解を示したと伝えた。
暨南大学国際関係学院の鞠海龍院長は、バタン諸島が明・清代に台湾府の管轄下にあり、最北端の島が台湾南東部の蘭嶼から約99キロしか離れていないと説明した。
鞠氏は「これらの島々は距離的に台湾に近いだけでなく、台湾島の地理的な自然延長でもある」と主張した。
同紙はさらに、バタン諸島に住む1万人以上のイバタン人と蘭嶼のタオ族は、言語や文化の面で共通の起源を持ち、「その文化的なルーツは中国にある」とする研究者の見解も紹介した。
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