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中道改革連合の小川淳也代表は10日の記者会見で、週刊誌などが報じた高市早苗首相陣営による自民党総裁選や先の衆院選での中傷動画作成疑惑を巡り、「事実関係に対する高市総理の答弁を含めた対処の仕方が、リーダーとしての資質に欠けてはいないか。裏付けを持って議論すべきテーマだと腹に据えた上で、不問に付すつもりはない」と述べ、引き続き追及する考えを示した。
「追及する側も裏付け必要」
この疑惑を巡っては、高市首相の地元・奈良県の公設第1秘書が、IT会社代表の松井健氏に対し、相手候補を中傷する動画の作成を依頼したと報じられている。
一方、松井氏の説明には疑問視される点も浮上している。共同通信は、昨年秋の総裁選時に撮影されたとして松井氏から提供を受けた写真について、今年の衆院選時に撮影された可能性が高いとして記事の一部を削除した。
共同通信は6月12日の配信記事で、松井氏について「麻生グループ中核の株式会社『麻生』に入社し、政治への関心を深めていった」と紹介している。これに対し、株式会社麻生は産経新聞の取材に、松井氏が入社したのは麻生グループのビジネスホテルで、在籍は3カ月に満たないと明らかにした。
松井氏を巡っては、共産党の田村智子委員長は9日の記者会見で「本当に詐欺師だ。発言は信用できるものではない」と述べ、首相の秘書がなぜ松井氏と接点を持つに至ったのかという経緯の解明が重要との認識を示すようになった。
小川氏は会見で、「追及する側も、防御に当たる側も、ある種裏付けを持って進めていく必要がある」と重ねて強調した。(奥原慎平)
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