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開発中の「月面探査用電動バイク」 [きつねうどん★] - 暇つぶし2ch1:きつねうどん ★
26/07/01 12:38:36.19 Zyjjmd3o.net
ユニークな構造の先進モビリティ
 こんにちは! 先進モビリティに興味津々の近藤スパ太郎です。 特に電動モビリティは、走行に必要なモーターやバッテリー、コントローラーなどのサプライヤーが多くあり、これらを活用することで異業種からでも新規参入がしやすい特長があります。

 今年の東京モーターサイクルショー(2026年3月27日~29日開催:東京ビッグサイト)の「オーヴァーレーシングプロジェクツ」のブースにも、既成概念にとらわれない自由な発想で作られた電動の月面バイク「Luna Rider-1」が展示されていました。

 このバイクは、アメリカが主導し日本を含む30ヶ国以上の国際協力体制のもとで進められている持続的な月探査プログラム「アルテミス計画」の中で、2030年代に計画されている月面での長期滞在型で探査を行う際の、探査車両としての採用を目指して目下開発中の車両です。

 月面はレゴリス(細かな砂)や無数のクレーターに覆われた荒野で、重力は地球の約6分の1。大気がほとんど無いため、昼は110℃、夜は-170℃と、昼夜の温度差が280℃以上もあるとても過酷な場所です。

 月面バイクプロジェクトの企画・発案者で、デザインと基本設計を手掛けたデザイン制作事務所RIDE DESIGN代表の濱田浩嗣さんに話しを伺うと、この月面バイクは、濱田さんが2014年から手掛ける「転ばない電動バイク」構想が発展したもので、RIDE DESIGNが進めるEVプロジェクトのひとつなのだそうです。

「転ばない電動バイク」は、前後のタイヤにインホイールモーターを搭載して二輪駆動にし、路面状況に合わせて前後の駆動力を最適にコントロールすることで、スリップせず転ばない電動バイクを実現するプロジェクトです。

 一方で、月面探査車両は四輪車や大型ローバーなどが開発されていますが、これら大型車両では探索が難しい場所もあり、機動力はバイクが有利。 さらに月までの打ち上げコストが1kg当たり1億円以上といわれる宇宙開発では、軽量でコンパクトなバイクは、大きなメリットがあると着目したそうです。

 レーシングバイクの製作と参戦の実績を持つオーヴァーレーシングが車体製作を担当した試作車は、ラテン語で月を意味するLuna、プロトタイプ1号であることから「Luna Rider-1」と名付けられました。

 月へ飛び立つ狭い船内に積むために、分解や組み立てがしやすい前後片持ちサスペンション構造、分厚いグローブの宇宙服でも操作性の良さ、ポジションの自由度を考慮した独自形状のブルホーンタイプのハンドルバーを搭載し、トラスフレームの中には、着脱式のバッテリーやコントローラーを収める構造です。

 車両は軽量化と日中の110℃の高温に耐えるため、金属素材を主としたパーツ構成で、片持ちサスペンションやスイングアーム、フェンダーもアルミ製、折畳み式のシートもアルミですが座りやすさにも配慮。フレームとハンドルには、軽量かつ高強度なチタンを使用しています。

 探査の為の実用性や機能面だけでなく、濱田さんがプロダクトデザイナーとして、バイクとしてのカッコ良さや存在感にも拘ったデザインであることも、ヒシヒシと感じますよね。


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