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京都府内の約1100の寺院が加盟する京都仏教会は2日、寺社の拝観料などの支払いに使える独自のキャッシュレス決済システム「おまいりPay」を事業者と共同で開発し、導入したと発表した。1日から一部の寺などで、お土産品やお守りといった授与品の支払いに限り導入しており、早ければ7月にも拝観料での利用を開始する。
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「おまいりPay」を導入した寺社に設置される掲示。各種カードや電子マネーで支払えるようになる(京都市下京区で)
同会は2019年、キャッシュレス決済を巡り、拝観した寺などの個人情報が第三者に把握される恐れがあるとして、「信教の自由が侵され、宗教統制や宗教弾圧に利用される可能性がある」と反対声明を発表していた。
しかし、東本願寺(京都市下京区)をはじめ、すでに多くの寺社が導入している上、現金を持たない外国人観光客が増加したことなどを受けて対応を検討。決済システム会社「バリューデザイン」(東京都)と協力し、宗教法人向けの独自システムを開発した。
おまいりPayは、専用端末を寺社が設置すれば、支払いに既存のクレジットカードや電子マネーが使えるようになる仕組み。ただし、決済事業者側には、おまいりPayを使ったことや金額は開示されるが、どこで使ったかなどはわからないという。
同会によると、金閣寺(京都市北区)や「鎌倉大仏」のある高徳院(神奈川県鎌倉市)などが導入する予定。全国の神社仏閣にシステムの普及を図る考えで、佐分宗順・常務理事は「丁寧に説明し、受け入れられるよう努力したい」と語った。
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