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「見た目は倉庫」わずか7年で約120店舗、国道沿いにズラリと並ぶ「謎の建物」の正体 [きつねうどん★] - 暇つぶし2ch1:きつねうどん ★
26/01/30 07:17:15.08 JEVprbeg.net
リゾート色を全面に出した異色の128店舗目

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コンテナの客室がずらりと並ぶHOTEL R9 The Yard(画像:デベロップ)

 デベロップ(千葉県市川市)は2025年11月、コンテナホテル「HOTEL R9 The Yard」シリーズの118店舗目となる「HOTEL R9 The Yard 勝浦」(同県勝浦市)を開業した。同社が展開するホテルとしては通算128店舗目となる。

 同シリーズは建築用コンテナモジュールを使い、1室ごとに独立した構造が特徴だ。隣室と壁を共有しないため、一般的なホテルより遮音性が高いという。一方で、外観は武骨で、倉庫やトランクルームに見えることもある。

 ただし、室内設備は通常のホテルと変わらない。ベッドやユニットバスのほか、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機などを標準で備える。利便性はむしろ高い部類に入る。

 客室は外部廊下型のため、室外に出ると風雨に晒される。だが、独立棟であることから、コテージや貸別荘に近い滞在体験が得られる点は強みとなる。

 今回の勝浦では、シリーズで初めて2階建てのメゾネット方式を採用した。従来はシングル利用を軸にビジネスホテル寄りの展開が中心だったが、立地も踏まえ、リゾート色を前面に出した構成となっている。

災害・パンデミックによる「動くホテル」需要の顕在化

初めてメゾネットタイプを採用したHOTEL R9 The Yard 勝浦(画像:デベロップ)
 同シリーズは、形状だけでなく運用方法も独自である。客室は移設可能な建築用コンテナモジュールで構成されており、平時は通常のホテルとして運用する。有事の際には被災地に移設し、避難施設などとして利用できる「レスキューホテル(商標登録済)」となる。

 多くの場合、出店する自治体とは協定を結んでいる。2020年には長崎のクルーズ船内で新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ目的で、初めて有事運用を実施した。独立した客室構造は宿泊施設だけでなく、診察室やナースステーションなどにも転用できる。自治体や民間病院の有事インフラとして、地域医療への貢献も進んでいる。

「動くホテル」の1例目は宮城県石巻市で、復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナモジュールを栃木県佐野市に移設し、2017年10月にリニューアルオープンしたことに始まる。その後、モジュールを独立した客室型に改良し、2018年12月に栃木県真岡市で1号店を開業。全国展開が始まった。

 もともと同社はホテル運営者ではなく、コンテナモジュールの建設事業者だった。災害やパンデミックなど有事のニーズに応じ、ホテル事業へと発展。現在では主力事業のひとつとなっている。

コンテナホテル独走と潜在ライバルの存在

 トレーラーハウスなどを含め、広い意味では「移設可能で1室ごとに独立した客室」という構造自体は同社以外にも存在する。ただし、多くはキャンプ場併設や既存施設の別棟として設置されるケースが中心だ。単体で設置する場合でも、1~2棟規模の小規模な事例が多い。

 また、同シリーズがビジネスホテル寄りの路線であるのに対し、他の事例は観光・レジャー寄りの運用が中心となる。「HOTEL R9 The Yard」に近い例としては、ヒーローライフカンパニーが展開するトレーラーハウスシリーズ「Trail inn Hotel」がある。16店舗と1店舗(2025年11月時点)を展開している。

 客室の形状は異なるが、ロードサイド立地で独立客室が並ぶ外観や、一部自治体との協定締結などの点では「HOTEL R9 The Yard」に酷似している。ただし、立地はパチンコ店やホームセンター、ドライブイン駐車場の一角など、独自の戦略を取っている。

 現状では店舗数で「HOTEL R9 The Yard」に及ばない。しかし、立地戦略次第では、今後シリーズを猛追する可能性を秘めている。

つづき
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