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エジプトの首都・カイロに今月開館した大エジプト博物館(GEM)では、壮大な展示の一方で“意外な落とし穴”が来館者を悩ませています。館内に設けられた浅い反射水盤が床と区別しづらく、多くの人が誤って水の中に足を踏み入れてしまう事態が相次いでいるのです。
この水盤は、ラムセス2世像をはじめとする巨な展示を美しく引き立てるデザイン要素として配置されました。しかし美しい水面が床を鏡のように映すため、歩道の一部に見えてしまい、知らずに進んだ来館者がそのまま“池に落ちる”光景がSNSで拡散されています。フランス紙ル・モンドによれば、こうした事故を防ぐため、博物館側は警備員を配置する対応をとっているといいます。
BBCによると、GEMは総面積50万平方メートルにおよぶ世界最大級の考古学博物館で、ツタンカーメン王の墓の所蔵品を一堂に展示する初の施設として注目を集めています。展示品が並ぶ大階段や、ピラミッドをのぞむ巨大窓など、観光客からは高い評価を得ています。
一方で、The Travelによると、チケットの配分方法をめぐり「エジプト国民が不公平に扱われている」との批判も出ており、当局は事前予約制の導入を発表しました。
デザイン面でも運営面でも課題は残るものの、多くの訪問者が「一生に一度は行く価値がある」と語っており、GEMは今後もエジプト観光の中心として注目を集めそうです。
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