25/02/01 08:00:07.04 W6u7Snac.net
東京・秋葉原のパソコンショップの抽選販売に人々が殺到し、周辺の幼稚園の柵を乗り越える人が出たり、看板が破壊されるなど大混乱が起きた。
行列の目的は、世界的な半導体メーカーである『NVIDIA(エヌビディア)』から58万円で発売された、パソコン用グラフィックボードの最新版だった。
「撮ってないで離れろよ!クソッ!!」叫ぶ女性の声
カメラがとらえたのは、黒山の人だかり。
青い服を着た人物が、「すみません、押さない…。いったん止まって…」と落ち着くよう求めている。
それでも制御できず、女性が「撮ってないで離れろよ!くそ!」と怒鳴り声を上げている。
騒ぎは30日午後3時前、東京・秋葉原で起きた。
あるパソコンショップが30日に行った抽選販売の受け付けを、付近の幼稚園前で行ったところ、人が殺到したという。
幼稚園の柵を乗り越える人…「さすまた」で応戦する場面も
当時の様子をとらえた映像では、車の通行を妨げるほどの多くの人が殺到し、よく見るとそのうちの1人が、幼稚園の柵を乗り越えている。
撮影した男性は「おそらく、圧迫されていたので苦しくて上に登ったか、幼稚園に不法侵入して、それより先の列の方に(ショートカットで)行こうとしたんじゃないかなって…」と振り返った。
現場にいた人:
(幼稚園の)職員の方は「さすまた」を持って対応というか、警戒するような形でしたね。
店のスタッフとみられる人物などが「ストップ、ストップ、ストップ」と声を張り上げ、女性は「撮ってないで離れろよ!クソッ!!」、「お願いします ちょっと離れてください。すごく苦しいんですよ」と叫び声を上げた。
騒動後に現場で撮影された画像では、幼稚園の看板が割れ、一部が歩道に放置されていた。
現場にいた人:
ちょっと怖いと思いました。(予告時間の)5分前に、もうすでに100人、200人ぐらい並んでいて…。
目的はNVIDIAの最新版グラフィックボード…店はSNSで謝罪
行列の目的は、58万円で発売された“世界一”のある商品だった。
彼らの目的は、世界的な半導体メーカーである『NVIDIA』から発売されたパソコン用グラフィックボードの最新版だった。
グラフィックボードとは、パソコン上で動かす映像などの処理を行うパーツで、初期の生産台数が少ないとの情報が出ていたこのグラフィックボードを「10台販売する」とした店が、その購入の権利を「先着100人限定で抽選する」と発表したところ、人々が殺到したという。
購入を考えていた男性は、「世界で一番強いグラフィックボードです。最上位モデルで58万円くらいと伺ってます。(購入希望する)みなさんの予想ですと、(次の販売価格は)100万円くらいにはなるんじゃないかといわれています」と話す。
騒ぎの発端となった店は、SNSで謝罪している。
(「イット!」 1月31日放送より)
URLリンク(www.fnn.jp)